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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が死んでいることに気が付かないという設定が面白いと思いました。それを知らせる死神の存在が大切に思いました。
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「いつか明日がこない日がやってくるのに」という一節が印象に残る。自分も色々なものを言い訳にして、今日できることを後回しにしている生活。死神さんの言葉が刺さる。
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さすが榎田ユウリさんと言うばかりの文章の読みやすさ。
でも途中までの展開が予想が付きやすい。
ああ。こうなるんだな、やっぱり。
と思っていると最後にえっ!っと展開になったのが凄い良かった。
でも話の半分以上が読めてしまう展開なのがなんだかちょっと残念。榎田さんの他の作品の方が私的には好み。
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タイトル買いの一冊.ライトノベルだけあって,すいすい読めてしまう.主人公と死神のやりとりが笑いを誘う.結末はちょっと拍子抜け.
以下あらすじ(巻末より)
「私、死んでいるの?」「はい。ご愁傷様です」梶(かじ)真琴(まこと)が、喫茶店で耳にした不可解な会話。それは、保険外交員風の男が老婦人に契約書のサインを求めている光景だった。漫画家志望で引きこもりの梶が、好奇心からその男を追及したところ、死んだことに気づかない人間を説得する「死神」だと宣(のたま)う。行きがかり上、男を手伝う羽目になったのだが──最期を迎えた人々を速やかにあの世へ送る、空前絶後、死神お仕事小説の金字塔!
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タイトルが、気になって購入。
はじめの主人公描写が、リアルで笑いっぽくかかれてるのが、逆に痛い感じで、なかなかすすまなかった。
美形死神がでてからはさくさく読めたけれど、死とはという概念の説明がところどころ、冗長的すぎる部分がある気がした。
主人公と死神の関係は予想通りだったけど、ラストの漫画家エンドは逆転劇がよかったです。でもラストは死神らしく終わるんだというのも、怖さがあってよかったです。
スマホを駆使する死神でした。名前は余見透(よみとおる)
死神と人間との思考のズレみたいなのは、伊坂幸太郎さんの死神の精度の千葉さんにも言えるけれど、死神のでる物語にひかれてしまうのは、生き物はいつかは死んでしまうから、死んだ後とか、死ぬときのこととか、どうしても考えずにはいられないからなんだろうな。
編集者の高橋さんと同じく、ニルバーナ=涅槃のマスターの裏設定とか気になってしまいました。シリーズ化はちょっと難しいのかな。
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引きこもりニートで妄想癖のある主人公が、ひょんな事から出会ってしまった死神のお手伝いをさせられるお話。
ちょいちょい考えさせられたりするけど、全体的にはさらっと読める。
手続きのサインでちょっと誤字があると突き返されちゃうみたいだけど、字が書けない人や旧漢字で登録してるの知らない人や名前すら忘れている人からはサインどうやってもらうんだろ?
死神にやれる事とやれない事がはっきりしているようでいて結構曖昧な感じがした。
移動手段は現実的なものしかないみたいだけど。
エピローグは個人的に嫌いじゃない。
ハイムリック法!
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榎田さん+とれしばさんとか私得!
もともと榎田さんは読みやすいけれど、そんなにボリュームもないとはいえ、通勤行き帰り一回で読み終わるという…。ストーリー展開の肝にちょっと触れますのでご了承下さい。
いやあーオチがね。「やっぱりそうなのかなぁそうなのかなぁ。あああやっぱり!?やっぱりかあああ!ってえ!?あ、そうなのか…ってえ!?!?」という二段返しでね。本編もするすると読めますけど、終盤からのひっくり返しひっくり返されの展開はもう「そうきたか!」っていう。
編集さんの言葉ではないけれど、死神のキャラが立っているのでね、不定期でもシリーズになりそうですよね。恐ろしくさっくり読めるので、そこまでキャラクターの掘り下げとかは無いですが、榎田さんの押し付けがましくない程度の泣ける感じとか、テンポの良さとか、ちょっとずつ良いとこ取りで楽しめる感じなので、本を読むのが苦手な人でもお薦め出来そう。榎田さんの良さの真髄を知るには現在またまた新装版刊行中の「魚住くんシリーズ」だと思いますが…って閑話休題。
「崩壊」あたりの描写はちょっと「幽霊詐欺師シリーズ@黒史郎」の雰囲気を思い出す。あそこまでぐちゃぐちゃどろどろは全然書いていないけれど、方向性として。人の死を、物質としての行く末も正面に据えている感じが。なんとなく。そこだけはもしかしたら少し苦手な人がいるかもしれないけれど。
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最後の最後は『そうくる⁉︎』っていう展開だったけど、大筋としては先が読めてしまった。
すごくファンタジーとかホラーっていうよりは書いてあることがリアル。
読んでいて『あぁぁぁ…すいません』という気持ちになる事もしばしば。
死神さん超正論なんだもん。
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途中までは想像通りの展開となったが、最後の最後でやられた感が。
これは、読む人が想像する余地を残したということなのか?
それとも、文章を素直に受け入れればいいのか?
ちょっと迷うけれど、この終わり方こそが面白いのかなとも思う。
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昨年は、コレといったBestな作品に出会うことが無かった。
私的に新たな作品に出会うべきと考え、衝動買い。
と言うか、タイトルが変わってて手に取ってみた。
死神が主役なのか、死んだ(死んでる)人が主役なのか…。
テンポが有って、すらすら読めた。
最後のオチがベタ過ぎる気もするけど、面白かった。
'15.01.12読書完了
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性格は大きく違うけど、人間社会の常識が通じないシニカルな死神という点から「死神の精度」の千葉を連想。(あちらは天然、という感じですが。)
その他、生きることを辛く感じていた主人公が、死に面した人たちを見てその大切さに改めて感じ入るとか、設定的なところでの斬新さはあまりなく。
お話自体は可もなく不可もなくな印象。セリフが多いためか、サクサク軽く読み通せたのは良ポイントでした。
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登場する死神はイマドキ風なノリで、ライトにテンポよく読み進められるも、そこはやはり死神、“生”と“死”については真理や事実をドライに甘い考えをばっさり一刀両断に。まさに正論なので時を漫然と過ごしている我が身としては耳が(目がw?)痛い。死を扱ったにしては単純にお涙頂戴にもならず、なかなか良かったと思います。
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話のテンポは軽やかだけど、生と死のテーマだけに内容は重い・・。軽く読む分にはいいけど、沈んでるとき読むと・・・・
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梶くんが自分と似てて余見の言葉が結構刺さる...
読み終わった後の自分の手の冷たさに驚いた(冷え症)
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終始サラサラと読み進められた。
死神がいくら格好良い描写でも
惹かれなかったのは、
自分が熱いオトコ好きだからなんだろう。
今を大切にしよう