ダライ・ラマ六世恋愛詩集 みんなのレビュー

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ラブレー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

歴代のダライ・ラマにこのような方がいたとは知りませんでした。恋愛の４行詩ですが、訳では１行１２文字（仮名にした時）に統一して訳された労作です。解説が本書の半分あり、理解を助けてくれます。蔵西さんの帯イラストに惹かれて購入しました。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：オタク。　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

よりにもよって「聖人」のように言われていた14世のペドフェリア趣味が露顕した時期なので、「観音菩薩の転生」も候補者の適性より摂政団へのお告げによって選ばれる事に問題がありそうだ。6世は適性がないから、ああいう振る舞いをしたのだろう。6世を廃して7世を擁立したのだから、これを機に中国共産党が擁立するであろう「15世」に先んじて15世を擁立すればいいのに。
　フランコ亡き後のフランコ体制から民主化へ軟着陸したスペイン国王ファン・カルロスが象撃ちを機に堕ちた偶像となって再亡命した時みたいな感情を14世に抱いている。それともアッラートの依代だったであろうジャーヒリーヤの残滓の黒石を粉微塵に出来ない（したらトンデモない事になる）タリバーンが「アッラー・アクバル」とバーミヤンの大仏を爆破した時か。
　「6世に仮託された詩集」ならば、還俗した破戒僧の6世は精一杯生きたりにしろ、ふさわしくない人物だろう。日本ならお稚児さんがいてもおかしくないが、チベットはどうだろうか？訳詩は日本語の擬古文めいているので、実際にはどんな風に詠まれているのだろうか。