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なんだかんだ言っても笑顔がある日が過ぎていく。そんな空気が漂う一冊。汚い部分も醜い部分も含んで、それでも大声で笑えるなら。
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200810
ストーリーものの短編集。
東京が作者史上最高傑作、とのこと。
まだ読み込まないとわからないかもしれないけど、わからなくてもそれはそれでいいと思うんだ。
わからないのに、なんか心には残るから。
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浅野作品、3作目?一番常識的で常識的な日常のひとこま。か?
「世界の終わり」と「素晴らしい世界」が好きです。好きでした。
ようするに、頭の中が薔薇色だったのですね。
何という世界系。
それだけで説明済ませていいものじゃないでしょう。
よくありませんが、それ以上ここで言葉にしてもどしようもないかな。
共感してきたのは、「つまらないおとな」になることへの拒絶なのかもしれない。
くだらない、10代で聞くJ-Popですね。
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この本のテーマはずばり“朝”。
世の中汚いことばっかりだけどそれでも僕たちは明日に期待して一日一日を生きているんだな!!と感じさせられた一冊
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ほんまに好きな漫画☆
11の短編集からできてる漫画です
個人的には『アルファルファ』がたまらなく好きです☆
杉崎のゆる~い感じ、どことなく素朴というか なんともいえない感じがほんまに好き
日々淡々と流れてく日常の中で なにもないようでなにか大切なものがあるというか、なんというか......ないのにある?なに言ってんだ俺はwそんな感じw
一番後ろにあとがきで浅野さんが各短編についてどんなとき書いたとかどういう感じで書いたとかちょっとコメント載せてくれてるのもъ(゚Д゚)イイ!!!浅野さん好きな人には他の浅野さんの漫画とのつながりがあるとかもわかっていいと思います★
友達にこの漫画をどんな漫画なんだよ?って聞かれても、なんか説明できない(笑)
読んだあとに、『なんか...いいな...』って俺は思った
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繊細な表現が、非日常的内容も日常的に、身近なことに感じさせられます。
好みあるかもしれませんが、私はこのやわらかいけど素直な表現が好きです。
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[あの頃思い描いていた理想の家族はもうここにはない。]
[それでも… 私はまだ信じることができるだろうか?]
ただいま。 [……できるさ。 それが家族じゃないか。]
[虫の声と、夕飯のにおいと 夏の終わり、日曜の夕暮れに 居間のテレビからは、懐かしいあの曲が流れてきた。]
(日曜、午後、六時半。③「帰宅」)
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浅野いにおの最高傑作だと思う。ソラニンや他の作品もいいけど、この短編集は比類ないもの。
小説を書き始めて、職業作家の精神の強さや健康な思考がすばらしいものだと思う。漫画家を目指していた友達もいた。漫画家を目指す場合、とにかくネームと呼ばれる下書きをいっぱい書かなくてはならない、らしい。
小説も同じで、やはり量をこなさないといけないのだと思う。僕は小説家になりたいわけじゃないから努力を怠っている。推敲を怠っている。このblogだって、誤字脱字があったりする。けど、僕はそれも含めて残しておきたいと思っている。
浅野いにおという漫画家は僕と大して年も変わらない。1つ上くらいだった記憶がある。水泳の北島康介は同い年だった気がする。何が言いたいかというと、年齢は関係なくそこにはひたすら努力とくり返される地道な練習があるということだ。
表現者にはなりたいと思う。無我夢中でそれを目指してみてもいいのかもしれない。ただ、何が正しく何を信じればいいのか。その自分の自信となる何かを僕は生まれてこのかた持ったためしがない。鬱になったのもそれが起因していると分析している。
僕の中に作りたい確固たる自信となる何か、それが欲しい。週末は久しぶりに下北沢に行きたい。
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あ~、なんかもう、救いようがねぇってか、もう救われてるっていうか、とりあえず背景綺麗だなっていうか、リア充っていうかキョロ充っていうか、まぁ、うん、満たされてるように見えて満たされてなくて、満たされることもないんだろうなっていうのがあって、まぁ、そんなかんじ
(この漫画風に感想書いてみた)
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重い、重いわ。この人の漫画はとにかく重い。画は素晴らしく上手いと思うけど楽しくない。何処までもリアルだと思うけど楽しくない。
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2011年のマンガ、4冊目。
ああ、ああ、そうですとも、はまりましたとも。
もうこの空気感がたまらないんだよ、こんにゃろう。
浅野いにおの作品はリアルだ、という意見がある。
リアルな人間の姿・感情がある、と。
それに対して、感傷的すぎる、突拍子もない、といった意見もある。
こんなに人間・状況は中二病の発想だ、と。
僕はどちらも当たっているんだと思う。
混沌とした圧倒的日常の中に生きる
「僕だけは違うはずなんだ」と思っている人が、
夢見る世界にちょっとだけ足を踏み入れて、
世の中の不条理を体感して、
また混沌の日常に戻っていく。
「俺はわかってたぜ。
『自分はお前らとは違う』
って態度で一線引いてたもんな。
今だって本当は
『小さな田舎町で満足できる奴らは幸せだ』
って言いたかったんだろ?
…それを今更
孤独だなんて言われても、
同情できねぇよ。
自分で選んだ道じゃねぇか。」
同情されない孤独が増えていく世の中になったんだ、と、ふと思った。
これは本当に僕たちが選んだ道なのかどうかは、わからないけど。
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ものすごく今っぽい短編ばかり。読み終わるとなんとなく落ち込むけどそれはそれで。内容はコミックだが、背景、市街地等の描写が緻密な作家さんなので、装丁の写真と小さなタイトル文字はよくハマってる気がします。
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「ソラニン」を描いている方の短編集です。私は読んだことありませんが…。
「素晴らしい世界」「東京」が好きです。
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二回目。
以前読んだときのあの漠然とした嫌悪感や絶望感をあまり感じなくなっていました。
寧ろ痛みもあるけど希望も感じました。
前回は読んだらなんか震えたんだけどなあ。わけのわからない怖さと気持ち悪さと痛さにがたがたしながら読んでました。
確かあのときは大学一、二年とかまだまだ将来なにそれ?不安?明日?とかそんな感じだったからかなとおもいます。
あの感覚と登場人物の閉塞感と同じ年代になってはじめてわかる希望なんだろうなあ。
すごくないた。
死にたいけど生きたいみたいな、「お前は何だ?誰だ?どうするんだ?」って突き付けられてる感じ。
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大袈裟かもしれないが、個人的に読み終わったと人格が変えられてしまう本。最後の作「東京」が特にそうで、初めて読んだとき何かがこみ上げてきて泣き叫びたくなった。「感傷的」の一言で済ましちゃいけないと思っている