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一貫しているテーマは「愛」。狂気の世界でさまざまな愛の形を描いている。エログロバイオレンスだが、時折出る作者お得意のお下品ギャグで脱力しつつも面白く読む事ができた。
狂四郎のキャラクターがとにかく魅力的。プロボーズのシーン、終盤の二人が出会うシーンは涙なしでは読めない。
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狂四郎から志乃へのプロポーズ場面が最高だった。「そいつらみんな野良犬だ!」って台詞は簡潔だけどなかなか出てこないと思う。仮想世界で夫婦になった二人が、きびしい現実世界でお互いの存在を救いになんとか立っている姿が痛々しく切ない。
後半は編集者と確執でもあったの? ってくらい展開がひどい。どうせぶん投げるなら八木少将を倒して終わっていた方が名作だったなあ…
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この漫画からエロとギャグを引いた時、残るものが微妙なんですよね。
少年漫画のようなご都合主義な進行、子供騙しな設定。。
作者が日々色々な事を深く考えてる人だっていうのは伝わってくるんですが、ツッコミ所が多すぎるのと、へー知らなかったな~って話があまり無いので、知的に満足できない。
ふぐマンは面白かったのだが、作者は生物学は畑違いなんだろう。
あぁでも注射1本で遺伝子操作…、読むとまさかと思うけどコロナのワクチンなんてある意味そんな感じだもんな。
そうそう、この作者の作品は架空の話だと一概に馬鹿にできないところがある。
いや、テーマは愛の方なのかもしれない。が、だとしたらやっぱり女の私から見るとツッコミ所満載なのだ。
ちょっと昔の作品とは言え、この作者の作品女性蔑視発言も多いし。
胸糞陵辱シーンも、可哀想だなぁという感想より、作者こういう願望があるのかなぁとか、明らかにこういうシーンを読者サービスに使ってるよなぁと思ってしまう。
あと相棒のバベンスキーがほぼ空気。
天才的な頭脳を持ってるはずなのに全くそれが活かされない。まあ何でも頭脳で解決したらズルいのかもしれないが。
でもね、毎回狂四郎の方が考えた作戦で勝利!バベンスキーもびっくり!って感じなんですよ。天才設定必要だったか?
売れなかった傑作とよく言われてるけど、これからも評価が見直される事は無いのではなかろうか。
読んでて気づいたけど、ゴールデンカムイってこの漫画に随分感化されてるんだなって思った。
「よくも私の部下を!」
なんてもう完全に…。
まぁ野田先生好きそうよね。
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1話からノリがかなり寒く、すぐに見るのを止めたくなったが我慢しながら読み続けたところ、あまりの面白さに衝撃を受けた。
最初から最後まで下品でしょうもないギャグシーンが頻繁にあり、その裏で遺伝子差別をテーマとした重いストーリーが展開されているのだが、このバランスが非常に絶妙。不思議な感覚と共に夢中で読みふけ、その日のうちに全巻買ってしまった。回収されない伏線やご都合展開も少なくないが、それを鑑みても自信を持って読んでよかったと言える作品。
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くどい部分もあるし、尻切れトンボみたいな終わり方であるがそれでもかなりの熱量で読ませる漫画。重度のシリアス的展開の中、中和剤としての執拗とも言えるくだらないボケの塩梅というか、とにかく徳弘正也のバランス感覚は天才。
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思わず泣いてしまうほど熱い純愛漫画。ギャグが多くなければ辛いストーリーであり、画力が高いため心に来るシーンも多い。友達にも読んでほしいけど薦めづらいのが難点笑。あとセックスシーンが多くてちょっとクドい。
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行きつけの漫画喫茶の店長が
「読んでると不思議と絶望感や虚無感に襲われる」と
オススメしてくれた。
その通りだった。
お下品なギャグ満載なのに何でなんだろ。
独特のディストピア感か。
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笑えるほどに下品なギャグばかりだけど、泣けるほど面白い。
大好きなひとの胸に飛び込みにいきたくなる。