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穴を開ける超能力、から異次元空間への物質転送へと話がつながりつつ、地方部族のクローズドな争いがメインとなるお話。
主人公がいまいち情けないのが残念。勿論こういう設定で面白い話はたくさんあるのだけど、この話では主人公の成長が必須だったように感じる。
寄生獣好きには物足りない一品かと。
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『寄生獣』で一世を風靡した岩明先生の作品。構成がしっかりと練られていて、最初から最後まで物語を形作ってから執筆された印象(これは後の『ヒストリエ』でもっと炸裂)を受ける名著。伏線がどんどん回収されていく展開が心地良し。
南丸くんの呑気な三枚目っぷりが、『寄生獣』の宇田さんをちょっとだけ彷彿とさせます。
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うーんイマイチ。相変わらずよく考えてる感じはするけど、如何せん中身が伴ってない印象。最後の世界の広さのくだりは少し好きかな。
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ちょっと難しかったけれど、おもしろかった。
ふるさとを守るために、自由な心を縛るしがらみのようなものを我々日本人は感じているのではないかと思った。
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いやー面白かったです。
こういう閉鎖的な村の鬱屈とした雰囲気の物語は読んでて気持ち悪いな。
4巻、頼之の作った窓の外に行こうとした幸子が空恐ろしかった。「だって、この世界で生きていたって、わたし......」って、怖いセリフ!
最後に山を速攻で元に戻してしまったのは、村人の精神は結局何も変わらなかったということか。
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最初は一体どんな話なのだろうと思いましたが、最後には色々考えさせられましたねぇ。短い作品ですが、よく出来ていると思います。
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戦国時代由来の秘密を守る村。それを研究していた教授の謎の失踪。サイキックの能力を操る謎の男が起こす事件という巧みな筋運びで飽きない伝奇SFの秀作。この作者の面白いところは、こういう題材を扱っていても、登場人物の生活臭さい描写や、テーマの落としどころの識見の高さにある。本作の主人公は、次第に開花していく超能力を就活につかえないかとしか考えていなかったりかなりの能天気ぶりに描かれているが、最終話の見せ場では感動的だった。それと岩明作品の定番、黒髪ショートヘアの美少女ヒロインがやっぱりかわいい。
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何度も読み返しているので何度目かわからないが2014年6月23日に読み終わった。どこかで見かけたコメントだけど、確かに説明的な部分が多いと言えば多い。それでも私は好きだけど。