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脳とかってよく分からないから、この機会に読んでみた。
脳にはずごい潜在能力があって、ほとんどその能力を使えていないのが現状なのだとか。
もったいないな〜
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神経心理学ゼミだし、先生脳大好きだし、読んでおかなくてはと思って買った本。
でも専門云々に関係なく普通に面白かったです。
脳が体を支配しているのではなく、体が脳を支配しているとか
人間の行動がいかに脳に支配されているかとか
ここまで脳に踊らされてると思うと色々考えたり悩んだりするのが馬鹿馬鹿しく感じられてくるけども、その考えたり悩んだりっていうのが脳の働きだと思うともう全てが仕方ないと思えてきたり。
人間って何なんだろうってことを考えさせられました。
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『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語りつくす。「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。(文庫本引用)(2007)
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脳の仕組みを平易に理解させる良書。
科学的な正確さを期するより、必要に応じて仮説を織り交ぜる事で、「記憶」「認識」「感情」等を一連の流れとしてイメージさせてくれる。
知識を詰め込むのではなく、土台として色々と考えさせてくれる科学的書物である。
「視点」のバリエーションを増やす上で、おすすめの一冊。
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池谷先生高校生相手に特別授業。
こんな楽しい授業が中学や高校にあって、参加自由ならもっと研究者増えると思う。
学者さんが忙しいのは判っているけど、『後世に人材を残す』という事を考えると必要なことだと思う。
コレ、すごく面白い。
判らなければいくらでも読み返せるし、本からも伝わってくる感覚がすごい。
結構目からうろこの 脳 の仕組み。
もっと、もっとと訴える感情。
コレは自由意志?それとも脳の中の埋め合わせた感情??
最終章は特別授業で、ラボの皆さんとお話で終わります。
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わかりやすく、また著者の思想が入っているからか面白い。
・錯視は本来2次元的な視覚情報を3次元処理するために生じる
・ニューロン同士の発火現象自体はシンプル。ただし膨大な数の接続があると理解できない。
・「脳の非エルゴート性」 ・ノンレム睡眠のときに最も活発にニューロンが活動する。
・脳で消費されるカロリーの80%は神経伝達物質の再充填に使われる。
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網膜から脳に向かう視神経の数は100万本くらい。ということは人間の目は100万画素ということになる。ちなみに今僕が使っているデジカメは512万画素。100万画素のデジカメは恐らく画質が荒くてあまりきれいではないはず。もし私たちが見ている映像が,100%視神経経由の情報だけで構成されていたら,恐らく視界はザラザラで直線はでこぼこに見えてしまう。実際には視神経経由の情報は,私たちが見ている映像の3%ぐらいらしい。ではあとの97%の情報はどこから来たのかというと,結局それは脳がつくり出している。つまり私たちは,自分の脳がつくり出した世界を「見て」いることになる。この本の中では,実際に脳が視覚情報を勝手に補完していることを体感するできる。この他にも,最新の脳研究の情報がわかりやすく解説されており最後までスリリングに楽しんで読むことができた。またもともと高校生向けに行った授業を,そのまま会話調で記述しているので,情報量の多さの割りに読みやすい。(菅)
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たいへん分かりやすく、しかも興味深く大脳生理学を学ぶことのできる素晴らしい入門書だ。8人の中高生に対する講義、それも一方的なものではなく、質問や応答をふんだんに交えた形で進められていく。しかもレベルは落とされていない。最先端の研究や脳と心とに関係する哲学的な問題にまで踏み込んで語られており、ひょっとしたら先に紹介した『脳の中の幽霊』より、読みやすさ、面白さという点ではこちらの方が上かな、と思う。
『脳の中の幽霊』と共通の話題もいつか取り上げられており、しかもごく初歩的な知識に触れながら語っている。 私自身が、まだ大脳生理学についての基本的な知識が欠けているので、こちらを先に読んでいれば『脳の中の幽霊』がもっと読みやすかっただろう。最近の脳科学の成果 をも含めた脳の入門書として、第一にすすめるべき本かもしれない。
最初から「ネズミをラジコンにしてしまった」という興味深い話題が出てくる。元になっているのは2002年に『ネイチャー』誌に載った科学論文であり、最先端の研究だ。生きたネズミの脳に電極を刺して、脳を電気刺激することで行動をコントロールした実験である。具体的には、ヒゲを感じる脳部位に刺激を与える。右脳のヒゲの場所を刺激すると左のヒゲが触られたと感じる(脳の右半球は身体の左を制御しているから)。左のヒゲ を触られたと感じたネズミが左に動くと、「報酬系」が刺激されるようなリモコンを作っておく。「報酬系」という脳の部位は、電流が流れて刺激されると強い快感を感じる系である。 自分でその系に電流を流すレバーを押すことを学習したネズミは、水も飲まず餌も食べず死ぬまでレバーを押し続けるという。ヒゲが触られたと感じた方向に移動すると 「報酬系」が刺激されて快楽を感じることを知ってしまったネズミは、「ラジコン」で左右のヒゲに対応する脳の部位を刺激される毎にそちらの方向へ移動する。ネズミにとってどんなに危険な場所へでも動いていくという。
そこで問題は、このネズミ・ロボットの実験が原理的に人間にも可能であり、同じような装置で自分の脳が脳科学者にコントロールされ、自分の意志とは関係なく体が動いたら、それは自分なのか、というこどだ。。こういう刺激的な話題が随所に散りばめられていながら、脳科学の基本を確認しつつ読みすすめることができる。
初心者の私にとって圧巻だったのは、「しびれるくらい美しいメカニズム」と言われる、神経細胞の精緻な相互活動の法則(ヘブの法則)とその前後の説明だった。神経やシナプスという最小ユニットの基礎的なメカニズムの話題も詳しくわかりやすいが、さらにその「相互作用」の重要性、互いに連絡を取り合うときの、そのつながりや強度、神経ネットワークの「形」というファクター、さらにその相互の結びつきを誘導する分子メカニ ズムの研究という話題にまで及ぶ。もう一度しっかり読んでノートしておきたい部分だっ た。
この本が刺激に満ちている背景には、「‥‥脳を理解しようなんて、そもそも傲慢でおこ がましいチャレンジだと僕は感じ始めている。‥‥人間ってこんなにも素敵な存在なんだ��ら、人間の脳がそんなに簡単にわかってたまるかってね」という著者の謙虚さが横たわっているような気がする
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高校生に向けて紹介する脳科学。
一番最後の部分、研究は役に立つべきか?という部分で、
大学での研究は(直接的な応用という点では)役に立たなくてもいいんじゃないかと思っている自分がいます。
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マスコミに出すぎな、どこぞの脳科学者と違って、
こちらは本物。
何冊か本が出ているけど、どれもお勧め。
まぁ”海馬”が一番読みやすいかな。
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NY在住の中高生に向けた脳の講義録。文体も口語体で読みやすいのもあるけど、話の展開が「うまい!」と唸ってしまう。こんな講義されたら脳の研究がしてみたくなる。
中高生達の素朴なQに、専門的でありながらも分かりやすいAを提供するのはすごい。
あと著者に共感するのは、ミクロなものを網羅したからといってマクロを捉えられるとは限らない、という点。このへんがたぶん、誤解を生みやすいところ。
しかしすごい、30代でここまで…こういう人が天才なんだろうか。
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『ニューヨークの(!)高校生を相手に脳の講義をした』時の内容。
感心することしきり。
1)脳の機能は『体』によって支配されている…らしい。
なので、イルカの脳は人より大きいけれど、
人の方が発達している…らしい。
2)分解して理解できないことも組織全体を見れば予測できる…らしい。
近づこうとする癖、離れようとする癖、同じ方向に以降とする癖。
この3つで、自己組織化が解明できる…らしい。
3)人間は環境を進化させることで、自身の進化を止めつつある…らしい。
他盛りだくさんです。
しかし難しくって・・・・
特に『クオリア(感覚の質感?なんだそりゃ)』が出てきたあたりから、
早くも高校生に付いて行け無くなりました。
再読は…どうかなぁ〜。
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脳って、人間が人間であるためにはオーバースペック。
それって可能性があるってこと。
こころとからだがつながってることを、
科学的な見地から紐解いてくれる。
それも分かりやすい言葉で。
すご〜くいい作品でした。
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高校生への講義を本にしたようなもので、すごく読みやすい。
けれど、脳について広く浅く知れる本。
人間以外の脳と比較していたり、
サイエンスの抜粋などもあり、内容は濃いと思う。
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脳の時間分解能は10ミリ秒。
世界があって、それを見るために目を発達させたのではなく、目ができたから世界が世界として始めて意味をもった。見え方が違うと、脳には別物。
意識とは表現を選択できること。