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紙の本
著者のバックグラウンドや小説のネタがよくわかる
2020/09/04 01:18
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投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近,黒木亮,つまり著者の経済小説にはまっている。銀行にも証券会社にも勤めたことはないが,少し投資を試みて,そして失敗した経験があるので興味をそそられたのだ。
半分が,自伝のようなエッセイ,そして半分が小説のネタばらしである。こちらのほうは小説のほうがおもしろいが,自伝的エッセイに惹かれた。すごい努力家だ。カイロアメリカン大学の修士課程を修了するのは並大抵の努力では済まなかったはずだ。バブル期の銀行がどれだけ激務だったかわかるし,評者も一応米国の大学の大学院を修了しているので,外国語で大学院を修了するのがどれだけ大変かも(多少は)わかる。しかもアラビア語で!これは尊敬するしかない。小池百合子の卒業を「そんなはずはなかろう」と評しているのも納得である。早稲田大学の出身者にもこんなすごい人がいるのだと感心。前作の「リスクは金なり」よりも荒らしいだけ読みやすいし,話題も身近なので楽しい。
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