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前巻から時間を空かずに次が出てうれしい!!
家治の時代に突入。
はーもう10代目かあ…早いなー。
今回は青沼さんと源内さんが中心だったけど…やっぱり「五十宮」様!
もうーほんとやられた!って感じ。
「…楽しかったから…」がもう心に沁みたー…。
上様にも愛されていたし、たぶんそんな不満がある生活でもなかったんだろうけど…孤独で誰にも甘えられなかったのかな…とかいろいろ考えてしまった。
また次巻が気になりますっ!
ほんとこの先どうなるんだろうー!!
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いよいよ赤面疱瘡解明に向けて動き出したか?
世代も吉宗の孫の代になったし、田沼意次も出てきたし。平賀源内やら杉田玄白やら出てきたしねぇ…。
この後どう話が進むのか楽しみ。前の2巻よりはわくわく楽しんで読んだ。
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源内、青沼、意次編。
青沼の真っ直ぐさに救われる。
相変わらず大奥の中は人間の業、欲が蠢いている。
次巻までは間が空きそう~(T_T)
本当に面白い。
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平賀源内は魅力的なキャラクターだ。 いままでにないフットワークと口の軽さで、話の展開にうまく緩急をつけている。彼女から伝わる躍動感で、一層「時代が動いている」と感じさせられる。
大奥内でも新しい時代の流れが生まれ、田沼意次による赤面疱瘡解明への道筋として蘭学の講義が始まった。 次第に集まる同士たちの楽しそうな雰囲気は、価値観の仲間ならではの充足感に満ちている。
青沼が五十宮に告げられた「楽しかったから」という言葉、草加に告げられた「良かった」という台詞。 どちらも感謝の意を表してるのに、大奥という場所では青沼を悲しませる事しか出来ないのが、読んでいて辛かった。
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どろどろの人間関係ばかりじゃなく、赤面疱瘡に対抗すべく建設的な展開になっていく所が好みな巻です♪ 平賀源内のキャラに話が ひっぱられてる感あり。
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全国を放浪し、大奥にも気軽に出入りしてしまう源内。紅毛碧眼の外見と蘭学者の肩書ゆえ大奥で避けられるも実績を積み信用される青沼。幕府で唯一経済を理解する田沼意次。魅力的なメンバーを取り巻く、将軍の地位を目指す吉宗の子孫たち、大奥の人々。しょうもない伊兵衛も赤面疱瘡対策議論に貢献する。前巻登場の芳三もちらっと登場し、時の経過を示す。
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いよいよ赤面疱瘡との戦いが本格化してきた。平賀源内たちの猥雑な雰囲気が楽しい。平賀源内が両性愛者らしいが、そのことがまたいろんな思惑を生み出し、さらには、彼(彼女?)の奔放な言動が新たな恨みを生み出す。
事件というのは、起きた出来事の大小に注目が集まるものだが、その事件を生み出すのが一人ひとりの人間の、些細な怒りであったり、面目であったり、好悪の感情であるということが、くっきりと描かれている。
吉宗がどれほど理想の高い、実務能力の高い人間であったとしても、その娘たちが同じ思いを抱くとは限らない。親の愛情を奪い合うのがきょうだいというものであり、そこで生まれた感情は世代を越えて、しかも歪んだ形で受け継がれていく。そしてそのことがまた新たな事件を生む。
五十宮倫仁の「……楽しかったから」というセリフには胸を突かれた。
愛の、恋の、権力の、と生臭い世界の中で、純粋に学問に熱中することに楽しさを見出した五十宮の気持ちが、痛いほど伝わってきて哀しかった。
この先どうなっていくのか、楽しみでならない。完結するまでは死ねないなあ。
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家斉が男!!しかし顔の感じが女の子っぽくもあるからミスリード狙ってる?とも考えられなくもないかなあ。いずれにせよ、オットセイ様は女将軍では描写しづらかろう。漫画が江戸時代終わりまで描写するのであれば幕末までには男将軍に戻るだろうとは思っていたけど、そろそろなのかな。
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日本史で教わった「善悪」的なイメージを覆す。男女逆転なだけではなく、人物像も思想も、こういう考え方もありえそう…と妙に説得力がある。田沼意次、私も惚れそう。
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男女逆転、それによって発生してくる矛盾。それをうまく処理してるなぁ。これから段々、ごっちゃ混ぜになるんじゃなかろうか。次巻期待大!
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ああ、続ききになる!菅野美穂の映画も観に行こう!
多部未華子の家光と柴咲コウの吉宗は、ドンピシャだからな。
綱吉をどう演じるか楽しみ!
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男女逆転大奥という設定の原因である赤面疱瘡の解決を匂わせる幕引きでわくわくする。
どう話を終わらせるのか色々想像しているのだが、先生のことだから読者を驚かす展開を用意していそうで期待が高まる。
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赤面疱瘡の対抗しうる兆しが見え始めたか?
幕末まで完全には根絶できずに、地域差がかなり発生。
それが、幕府軍の弱体化(男子の個体数減少)の一因になるんじゃないの?とかおもってたんだけど。
どうも違う様子。
松平定信の潔癖さが、いい。
後年の政治姿勢が既に現れてます。
あと、吉宗崇拝ね。
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今作も面白い。
平賀源内、田沼意次、松平定信、等など。
日本史で習った人物、事件、沙汰、自分の知識が流れを持って、いやそんなものでなくて、もっともっと深くドラマチックに流れていく。フィクションが折り込まれているとしても、私如きが想像できた世界とは比べものにならなくて、本当に興味をそそられる。
田沼意次といえば賄賂政治、そう記憶があるのに、見方を変える、若しくは評価の仕方を変えるとこんなにも鮮やかに手腕を発揮し経済改革を行ったのかと、びっくり。いや、私が無知なだけなんだけど。
そんな歴史の再認識をしつつ、やはりどこか綻びが出そうな逆転を、かくも鮮やかに描いている事に感服。
やっぱりよしながさんが好きです。
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徳川家重が死に、田沼意次の世へ。農本主義的体制から重商主義への転換は当然に軋轢を生み出し、そこへ権力闘争が絡み合いながら情勢はきな臭さを増していく。
一方、大奥では蘭方医を中心に赤面疱瘡への対策が少しづつ進んで行く。おそらくあと数巻で赤面疱瘡は駆逐され、男女の比が以前と同じになる。そうして男女比が戻った世界がやがて現代へに連なる。このようにして男女逆転大奥の世界が現代へと接続されるわけだが、それはつまり三代将軍家光から始まる女の時代がすべてなかったことにされることを意味する。江戸を女の時代として構成し直すという壮大な思考実験は、失敗することがすでに運命付けられているわけだ。