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【現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませる――】不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち…大反響を呼んだnoteからよりすぐった、みずみずしい視点に溢れる新世代エッセイ集!
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エッセイは好きなジャンル。未読作家さんなので相性合うか知るために読みたい。エッセイは自分自身の精神と肉体が健康でないと正しく楽しめない。読むときに気をつけないと
#小さな声の向こうに
#塩谷舞
24/4/9出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/43PyMBC
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著者の前作がけっこう好きだったので、新作と聞いてすぐに買って読んだ。内容を考えると、「読むセラピー」という帯書きはちょっと趣旨が違う気もするけど(セラピーという言葉で置き換えるものではないと思う)、書籍名のように「小さな声の向こうに」広がる世界を知るために、感覚をひらき、学び続けていく必要があると述べている点には強く共感する。「ささやかな音の、なにげない日常の中に宿る美しき景色」にしっかり触れたい。美術館で自分に合う作品に出会った時の「あぁ助かった……」と安堵する感覚もとてもよく分かる、と思いながら、たしかに自分も言語化していないけどそう感じていたなと思い返していた。表紙のAesther Changさんの絵もけっこう好みだったので、個展を見にいきたいな。
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前作を読んだ時よりも、塩谷さんの言葉がスッと心に入ってくる、そんな感覚があった。柔らかい表現ながらも、より心が籠もっているというか、自然体に近づいたというか。(自然体を知らないからあくまでもそう感じたというだけなのだけど。
同世代の女性の言葉として、ただ共感するというよりはテーブルを挟んで会話をしているような、そんな読書体験だった。