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言い回しがあまり好きではない
主人公の感情の変化に不自然さを感じる
それぞれの登場人物の設定がすっと落ちない
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新潮文庫nexは、読みやすい。
ラノベではないが、ラノベっぽさのある文庫レーベルだ。
亡霊ならぬ忘霊という設定が、思いの外良かった。
西条さんとの縮まらない距離も良いし、忘れてしまった記憶を取り戻すというところも良い。
帯には「爽やか青春ミステリ」とあったが、5つのエピソードで作られた亡霊トランクルームは、最後の2話だけ爽やかさが無かった。
そこだけが、本当のミステリだった。
続編のタイトルに惹かれて先に購入してしまったが、後から気づいてこの本を買ったことは良かったと思っている。この縮まらない星哉と西条さんの距離が、続編でどうなるのか… 気になるところである。
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忘霊という設定と話の構成は面白かった。隣室の少年から忘霊の真実は意外性がある。
文章も表現がさっぱりとしていて、読みやすい。どこかライトノベルよりの文体で難しい言葉が出てこない。
ただ、西条さんへの主人公への感情が、そこまで入れ込む何かがあったように思えなかった。また、高校生らしいといえばそうかもしれないが、所々西条さんへの想いが下心めいていてそこは好みでなかった。
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「二○六号室のペンダント」
大切な想い出の品に。
過去の出来事であり、今は幸せに暮らしているのであれば処分して反省も終わりでいいだろう。
「一○二号室のウエディングドレス」
サイズを合わせる為。
後悔する事は沢山あるかもしれないが、事故の原因が当人にあるというと何とも言い難いよな。
「二○九号室の貝殻」
憧れの人と三人娘は。
勝手に祖母の名まで使い連絡を取るのは、いくら結末を知りたいからとはいえダメな事だろう。
「隣室の少年」
父親だと確信したが。
扉を開ける事すら厳しく忠告されていたというのに、室内にまで入るのはルール違反なのでは。
「忘霊の真実」
忘れ去った記憶には。
憶測で語ってはいるが、二人の記憶と現場の状況を思うと辿り着く答えは一つしかないだろう。