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読書家あるあるから、読書系グループ青春物へとステップアップを果たしているシリーズの四作目である
女同士の友情や恋愛の一幕、あるいは若いがゆえにやりがちな悪癖(落としてから褒める読書好きはやりそうな類のアレ)などにも触れながら、彼らの青春模様が描かれた巻だった。
特に面白かったのは、うっかり終点まで乗り過ごしてしまった神林が、冬の砂浜を過ごしながらバナ嬢とメッセージのやり取りをする一幕。良い一話だったなあ。
物語は成熟していて、それでいて現状はマンネリでもない。きちんと読書好きあるあるネタも欠かしていない。
総じて成熟した一冊だった。星五つで評価したい。
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さわ子が割とまともな読書家となってきた印象が強いかも。
前は読まない事をモットーとしていたんだけど、今は少しでも読んで語っている感じ。凄い成長である。
そして、そのウザさが無くなった分、遠藤君のウザさが引き立つ感じになってきてそれはそれで面白い。
長谷川さんも実は地味にウザいが、それはそれで良いコンビな感じ。
しかし、遠藤君の下げて上げる評論は僕も良くやりがちなのでリアルでは気を付けようと思う。
まあ、レビューみたいなやつはあんまり気にせず書きますけど(w
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さわ子と神林の関係が大好き。不器用な神林が微笑ましくてにこにこしちゃう。遠藤くんと長谷川さんが机の下で本を読むお話も素敵だった。あと学校さぼって冬の海辺で『渚にて』読むやつ、すごくあこがれる(もうできない)。
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「本の雑誌」11月号のロボット特集にも登場してたが、やっぱりSFネタが一番楽しい。神林さんの登場回数が増えて、だんだん「いい人」になってるような…。
その神林さんと町田さわ子が、「なぜ本を読むのか」という話をしている回が一番良かったな。本を読んでいて退屈なときもある町田さわ子が、神林さんに「神林はいつも楽しいの?」と尋ねる。
神林「…そういう出会いがあるかもしれないって 常に思ってたら 退屈にはならないんだよ」
町田「そっか 信じるってことだね」「読み続けた先に魔法のような読書体験があるんだって」「読書が苦手な人は本の魔法を信じることができないんだよ」「だからすぐ挫折しちゃう」
神林「信じるとか意識したことはないけど もしかしたらそうかもしれない…」「でも…信じられるようになるには結局 たくさん読んでたくさん出会うしかないんだよ… 本の魔法に」
このとき神林の手にあるのが、ジョー・ウォルトン「図書室の魔法」だというのがいいなあ。町田さわ子が持ってるのは「読むだけでヤセるっていう魔法のようなダイエット本」なんだけど。
神林さんが「経験的に導き出した傾向だ」としているのが、「本を読んでいるときは結構話しかけられるが、スマホをいじってるとほぼ話しかけられない」ということ。神林さんは「奴等にとってスマホは特別な用事で 読書は中断されても構わないただのヒマつぶしという認識…!!」と憤る。確かにそうかも。
「プロレスファンってちょっと面倒臭いイメージあるな」「えっ SFファンよりもですか!?」というのに笑った。
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仮にAIに小説が作れたとしても、その感想を言い合えるのは人間だけだ。
そこに人間としての意味があるような気がする。
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さすがにもろ手を挙げて紹介する本も少なくなってきたかな、って感じはあるけど、ただのブックガイド漫画としてだけじゃなく、ギャグマンガとしても結構楽しめるだけに、まだまだ続いて欲しいです。というか、続けようと思えばいつまでも続けられる設定だしね。
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4巻はいつもの主人公さわ子と神林さんのコンビに
加えて、遠藤君と長谷川さんのコンビが印象的でした。
遠藤君はもう、さわ子じゃなく長谷川さんの
ために図書室に来ているんじゃないのかい?って
感じでした(´艸`*)
確かに「さあ、気ちがいになりなさい」は
ヘアサロンで読んじゃいけない本ですね。。
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読みたいなと思う本がたくさん出てくるんだけど、今、積読がえらいことになってるからこれ以上増やせないんだ・・・
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神林の「ただ楽しいから読んでるんだよ それが一番の理由だ」というのその通りで、読書家なら、読まないでいることの方が苦痛になると思う。読むようになったとはいえ、町田さわ子はまだ読書が苦手なのかな。
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あああああああ、チクショー!面白い!可愛い!愛しい!!してやられた感がやばい!!!
遠藤くんと長谷川さんが尊い。ていうか優等生の長谷川ちゃん、可愛い。遠藤くんと机の下で読書するシーンとか「たあああ!」って声出たわ。
神林ちゃんが海からラインしたり、冷え切った本の冷たいとこに指さしたり(私もやる)、突然のロールプレイにドキドキしたり、学生時代の図書館のBGM書いて2人で泣いたり、何この青春、尊くない??
なんで私の近くにはこういうだらだらと本のことを話せる仲間の図書室がなかったのか…。
私の前にはバ嬢が現れてくれなかった、ただそれだけのことなのかもしれない。
絵が着実にうまくなってるし。自分の好きな作家のネタ出ると嬉しいね!キングは当然として、リチャードバックマンまで触れてくれて、あたい嬉しいよ。やばいよ。その図書室に混ぜて。
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「確かにプロレスファンってちょっと面倒臭いイメージあるな」
「えっSFファンよりもですか!?」
このやりとり。
どちらも世間に認知されているジャンルでありながら、大手を振って歩けるジャンルでない、とファン自身が定義している面があるから、アングラに篭りがち。そこに軽い気持ちで踏み入れてしまった時に押し寄せて来る熱量がすごいから「面倒臭い」と思われてしまうのだろうなぁ。
どっちのジャンルのファンでもある自分も、面倒臭いと自己定義してますが。それは自虐ということでなく、今までの人間関係の経験から。
図書室の環境音で泣いちゃうオチの話。
感傷をゆり起こしてくるから、ですよ。おそらく、登場人物達もこの日常がいつかは失われるものだと理解はしていて、二度と戻れないであろうことを知っているから、涙してしまうわけで。黄金時代はいつまでも続かないからこその輝きなわけです。
そんなこと思いながら読んでいたけど、同じことが既刊でかたられていたら恥ずかしいな。
ま、4巻から買い始めたので初読の感想ということで。
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神林が可愛くてどんどん好きになっていく(*^^*)そして四巻で紹介されている本達は好きなものが多い♪
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相変わらずの空気感が最高。読書って良いなっていうより、友達って良いなって気持ちにさせられるなあ。泣きそうになっちゃったよ。
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「バーナード嬢曰く。4 施川ユウキ 一迅社 2018年」本好きにはたまらない小ネタの満載で毎回クスッと笑わせてくれる。今回読みたくなったのは、まだ読んでないモモかな。
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この漫画は危険だ、読みたい本がどんどん増えて結果的に積本も増えてしまう。
悲しいのは作中に出てきて読んでみようかなと調べると電子化されていないものが結構あったりする。
”たったひとつの冴えたやりかた”も読んでみたいとは思いつついつになっても電子化されないので、紙の本を買うべきか結構迷う。
オートミールの話について神林とほとんど同じイメージを持ってた。名前からしてSF感あふれているけど特にそういう意味合いではないってことに気づいたときはちょっとがっかりした記憶がある。