0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サブタイトルの東京のきつねが大阪でたぬきにばけるのように、地域によって違うコトバをイラスト付きで解説する一冊。おもしろく読みました。
投稿元:
レビューを見る
あいうえお順に主な方言が載っているミニ辞書。
方言としての意味と、標準語としての意味、語源や使われた古典の原文を引用したりしてわかりやすい。
使われているエリアを、日本地図で示していてそれもわかりやすい。
他にもコラムに方言の紹介が載っている。
他の地域の方言として紹介されていた方言が、私の出身地でも使われていたので、うちの周りにどう伝達されたのか気になった。
投稿元:
レビューを見る
方言って、おもしろいですよね。普段自分が何気なく使っている言葉がほかの地域に行くと伝わらなかったり、意味が変わったりすると本当におもしろいです。
自分は東北で育ち、進学で北海道に行き、それから関東に来たので北の方の方言がとっても身近でした。
幼い頃「ぼたもち」を意味する「はんごろし」を使っている近所のおばちゃんに遭遇し、「半殺し」ではなく「ぼたもち」の意味を知ると、大爆笑しました。子供って残酷ですね(笑)。半分しかつぶさないからはんごろし!!知らない地域の人が聞いたらぞぞっとするのではないでしょうか。その落差がたまらないです。
あと、どうやって説明していいのかが分からない言葉が「いずい」。北海道に進学した時友達が使っていたのですが、使っている状況からなんとなく意味が分かり、そしてとても便利な言葉だと思ったのです。その感覚を実感したのは、つけ慣れない腕時計をした時、アクセサリーを付けた時。ああ、この感覚が「いずい」んだな。はっきりと「嫌!」っていう違和感じゃないんですが、なんとなく違和感。これをたった3文字で伝えるなんてすばらしい!
自分は南の方の方言をほぼ知らないので、そこらへんも興味深く読んだのですが、やっぱり自分の知っている言葉が出てくると「そうそう!!」「あるある!!」とテンション上がりました。
「私は方言なんてつかってないわ!」という人に是非読んでいただいて、「あ、これ、方言だったんだ!!」と地方独特のショックを受けていただきたいものです。
投稿元:
レビューを見る
大阪行って油揚げのうどんがたぬきって知った時は衝撃だったなあ。じゃあ天かす入ったうどん食べたいときはどう注文すればいいのかと聞いたら素うどん頼んで天かすはセルフで入れていいとか・・ 大阪の店って全部そうなの?
投稿元:
レビューを見る
挿絵と、方言が使われている地域が小さな地図で表示されているので読みやすく、分かりやすかった。また由来まで書かれており、古典好きとしても面白かった。
投稿元:
レビューを見る
この著者の本は
「いろんな言葉があるって楽しいよね」
というスタンスな気がして好き。
せまい地域で使われている方言は
古語の用法・意味が残ったものも多いそう。
「辞典」というタイトルをだけあって
ちゃんとついてる巻末の索引を見るだけでも
「わかる!」「わからん…」と楽しめる。