紙の本
働いているけど本を読みまくる自分にとってこの本はどのような意味をもつか
2024/05/11 23:14
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投稿者:ttmm - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルから実際に本を読んでない人が読みのではなく、普段から本を読んでいる人がなぜ周りが本を読まないのかその背景や歴史を知る著書であった。年代によって娯楽が細分化した部分もあるが、活字に触れる機会が少ないという背景は年々気になるところである。
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タイトルに惹かれて購入。
読みやすいけど、タイトルに対する回答に物足りなさを感じた。
後半は労働に対しての考え方、取り組み方について記載されてた。
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学生時代に比べて今は本を読まなくなったので以前から気になっており本書を読むことに。
私の簡単のエピソードをば。
高校生のときは小説を中心に読んでいましたが、大学生あたりで専門書や技術書、それにまつわる本ばかり読むことが増えました。
社会人になってから特に自己啓発本を読むようになりました。
そんな経歴であることをぼんやり思いながら読んでいました。
社会人になった今は、仕事に直結する内容を無意識に選定する要件に入れていたのかもしれません。本書でいうところのノイズを毛嫌いし、情報を漁るような読み方になっていたのだと思います。
本屋で気になった本を手に取り、予定していなかった本を買うことも好きなのでノイズは拒まずに摂取していきたいと思いました。
また、全身全霊になりすぎずに片足をつけているぐらいのつもりで生きる・・・実践してみようと思います。
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読書の歴史を知るにはいいのかもしれないが、ストーリーが綺麗すぎるので、例外を知りたくなった。
本を読めていないことのロジックがしっかり通っているのか、疑問に思った。研究というより、物語な気がした。今時間がある人は本を読んでいるんだろうか?退職した人は本を読んでいるのか気になった。
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少し読み難く感じて、読み終わるのに時間がかかった。映画「花束みたいな恋をした」を観ていたら、もっと理解しやすかったかも。働きながら本を読める社会には共感できる。
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読書を指標として、近現代の労働者のあり方を論ずる本。
表現自体は柔らかいのだが論理の展開が論文調なので読んでいると眠くなってしまった。
ためになる良い本であるが、、、
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感想
時間はないし集中力は続かない。まずは隙間時間を見つける。そこから逆算して読める量を決定する。必要な本の大事な部分だけ。効率的に。
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タイトルで期待値が高かった分、途中が少し読み進めるのがしんどい。もし読み途中で離脱しそう(した)人がいたら最終章に飛べ!と言いたい。
それは本書の言いたいこと乖離があるかもしれないが、タイトルに引かれたなら最終章は読んで欲しい、そう思った。
途中、歴史の勉強か…??と思ったが、最後は著者の意見がしっかりあって良かった。
新書にしては分厚いなと驚きもしたが、確かに読書と労働のあり方を整理していくとこの厚さになる。
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ほとんどの部分でぴんと来なかった。世代が違うからなのか。読書についてのこれまでの時代ごとのまとめも、自分の生きてきた世界とは別の話のように思える。
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働くと本が読めないなと思っている人だけではなく、本を思うように読めず、スマホなどに時間が持っていかれる人全員に読んでほしい作品だと思います。本がなぜ読めなくなってしまったのかをうまく言語化していてああそうだったんだという納得感がすごかったです。本書は明治時代から現代まで読書にどういった意味があったのかを語られていて、とても勉強になりました。またこの本を読むことで頑張って生きすぎなければいいのだと思い、救われました。
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この本が売れていること自体、知識ではなく、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という情報を得たいと思っている人が多いからなのではないかと思った。『なぜ〇〇は××か』というタイトルの本はその情報に用意にアクセスしたいという心理を突いていると思う。
読書論であり、仕事論でもあった。半身で働くことができたら、どんなにいいだろう。
読書の歴史の変遷を見て、今はノイズ扱いになっていても、また変わっていくのではないかという希望が抱けた。
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新刊情報を見てから、ずっと楽しみにしていた本。(なぜなら、わたし自身、働き始めて本が読めなくなったから)
・明治・大正は、仕事に必要な教養を手に入れる手段が読書だった。
・現代は、情報を効率的に取捨選択し自分の行動を変革することが称賛される故、ある意味不必要な情報が入ってくる読書はノイズになる。
・スマホなら見れちゃうのは、自分に必要な(興味のある)情報以外が出てきにくいから。
なるほど。言われてみれば当たり前だし、結果的に出てくる提言も別に新しいことを言っている訳じゃないけど、読書史と絡めつつ働き方との関係に触れつつ言われると「確かにな…」と思う。
えげつない仕事量だとしても読書できる人もいるわけで、結局、自分が仕事に対してどう思っているかが読書量に反映されるのかもしれない。
と考えると、「本を読める」は仕事と生活の一つのバロメーターになるかも。
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タイトルに書いてある内容はほとんどなく、ほぼ読書の歴史についての内容だった。
結局、本気で働くのはやめて、半分の力で働きましょう。そういう世の中になってほしい。みたいな内容だった。
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読書や働き方、時代性等の様々な参考文献を引用し、時代によってなぜ本が売れたのか、当時の本の立ち位置は何かを論じ、現代における『なぜ仕事と読書は両立していないのか』が書かれている。
現代の読書はノイズだ。
今も昔も真剣に精一杯仕事をしているのは同じでも、なぜ現代では本が読めないのか。
自分は本を読むことを第一にしているからそこまで心配はしていないし、人によって本の代わりに娯楽として、または趣味として大切にしているものがあれば、それで良いのではないかとも思う。本は大切だけれども、本が全てではないし、本を読んでいれば偉いわけでもない。本書の主題とは異なるが、読み終わって感じたことは、時代に翻弄されずに自分の大切に気付けることが重要だということだ。
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要は意識の問題かなと思った。一人の人間の一日のエネルギー量を100とした場合、仕事に100使ったらエネルギー切れだから、本読めないよねって話な気がする。だからと言って仕事に使うエネルギーを(気持ち的な問題で) 60や70にできないのは、日本では仕事に100のエネルギーというか情熱をかけることが美徳とされているから。で、なんで仕事に情熱を傾けることは美徳だという認識があるのかと言うと、日本の労働史を振り返る必要があるといった流れ。
日本以外の国のように仕事より生活が大切という価値観が一般的になればいいんだけど、今の日本では難しいから自分で意識的に仕事で使うエネルギーを調整する必要があるよねってことかなと。そのムーブが大きくなれば、仕事での燃え尽きを良しとする考えも風化していくのでは。