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なんとなく新刊が出れば読み続けているつれづれ。この数年、毎日の温泉、庭と畑仕事、将棋鑑賞の話で今回も変わらず。しげちゃんが元気そうで良かった。
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銀色夏生さんももう63歳。世間に振り回されることなく、自分の気持ちのおもむくままに好きなことをしていい年頃なのだなと思った。自分の好きなことだけをしていくというのも、ちゃんとした自分がないとできないことなので、それはそれですごいことだと思う。これからも銀色夏生さんを応援していきたいと思った。
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4月と10月になるとそろそろ「つれづれノート」の新刊出ているかなとチェックするのが自分の習慣になっている。これってすごいことだと思う。1991年からつれづれノートは発行されているけど、私はつれづれノート5くらいにこの本の存在に気づいて遡って1からずっと購入している。銀色さんの人生をずっと見てきた。思いつきで行動して迷走していた時や、人への文句が多くて買い続けるか迷う時期もあったりして、でも色々なことを隠すことなく読者へ発信してきた銀色さんってすごい。
もう長年の読者のための本なのでこの本だけを買ってもまったりしすぎていて、おもしろくないと思うけれど、私は今銀色さんが何に夢中になっているのか、60代の生活ってこんな感じなのか、息子のさくくんは長期休みは帰ってきて親孝行だし釣りにいったり自然を楽しんでいて好ましいなとか、色々楽しめる。銀色さんのお母さんの破天荒しげちゃんはずっと長生きして、せっせとずっと仲良く暮らしているし、せっせが親の介護本を出した時もあったなぁとか長く続けてきたつれづれノートの読書がこの本を何重にも面白くしている。
全部に写真がついているわけではないけれど、間の写真ページに日付があるのでこの日記の写真はこれかとめくったり、もどったり楽しめる。銀色さんは仕事もして近場の温泉にほぼ毎日通って人と交流して、野菜作ってそれを食べて、かなり理想的な生活をしているなあ。自分はそのころどうしているかなとか思いながら読むと一層面白いと思う。
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感想
自分が信じる幸せの形。けどそんな大袈裟なものではない。毎日目の前の生活を丁寧に楽しく。そんな日々を繰り返すと自分だけのものが手に入る。
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飽きるどころか、ますます本腰入れて
畑仕事にいそしんでいますね!
この半年はパソコンの調子が悪かったり
シャッター壊しちゃったり(汗)
歯医者の治療が続いたりと
いろいろな顛末がおもしろかった。
相変わらず、どうしよう→まぁいいか
の切り替えが早いから心配せず他人事で読める。
好きなことをするって、
それはたぶん目立つこととか、派手なことではない。
人から気づかれないことかもしれない。
でもまだまだ限りなくある。
(P141〜142)
そう感じている限り、人生楽しめそう。
45冊目にもなると子供たちも
たまに帰省するくらいになってきて
そこはちょっと一抹の淋しさを感じるね。