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大人のエロス或いは弘兼憲史ワールドを堪能せよ!
2015/08/14 20:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aoyama43 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「黄昏流星群」のシリーズは、どのストーリーもちょっと感傷的で、尚かつ人生のペーソスを味わわせる世界を描いている。そこにまた、そこはかとないエロスを感じる場面が必ず登場する。男であるなら、そこのところをしっかり味わって、決して損はないだろう。まあ、女性向というより、男性向きの世界であり、ある意味で決して女性には理解できないだろうというのは、ちょっと言いすぎか。(女性に失礼であったかもしれない。)特に好きなストーリーをいくつか挙げることはできるが、今回はやめておこう。どの巻でもいい。まだの方は、ぜひ読んでほしい。決して後悔はしない。日本を代表する漫画家の一人であることは、誰も否定できないだろう。氏の夫人の世界とは、似ているようで似ていない。
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「人間交差点」もそうだけど、
人生の一幕を切り取るおはなしが上手いなあと思う。
ただ最近のおはなしはひどいです。
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既に41巻まで単行本化されているコミックの第1巻
当時、これは人気が出る漫画になるんだろうなぁ~
と思ったのを覚えている。
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「中年期から老年期の恋」という話に、私は惹かれやすい傾向。「マディソングン症候群」か。黄昏流星群は、現在の41巻まで私を満足させてくれます。特に1巻が好き。
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なんだ結局、不倫かよと思ったけど、ラストで納得。にしても娘の生き方といい、ろくでもない家族だなぁ。きっと今まで嘘ばっかついて奥さんともちゃんと愛し合わないで表面だけ平和を装っていたんだろうなー。まぁ最後にまともな人生を選べたみたいだからヨカッタけど・・・と、ちょっと皮肉な目で読みました。おもしろかったけど、気づくの遅っ!そして一生気づかないようなアホも山ほどいるんだろうと思うと、暗澹とした気持ちになる。
もっと目の前の人を大事にしようよ。大切にできないような相手なら、別れて一人でいたほうがマシ。
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各巻ごと読み切りの中高年恋愛群像劇漫画。男女が不倫関係になるまで、また、なってからの営み、葛藤、裏切り方までもリアルを感じる。
ちなみ、営み中の互いの身体のラインだったり、それをあまり見られたくないが故の「電気は消して」発言だったりが本当、妙にリアル…中高年、だもんね。
2巻だか3巻だかに登場するお婆ちゃんの恋(往診に来る医者に恋する)が、切なくて、リアルに哀しくて、最後壮絶。ホップ・ステップからのジャンプの思い切り具合に「えっΣ(゚Д゚ )」ってなったのは、きっと、わたしだけじゃないはず!
島耕作が好きな人は、作者が同じなので、ぜひに。
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今話題になってるドラマの第1巻。このクールは「今日から俺は!」も含めて過去の作品(しかも90年代)を原作にしたドラマが多いな、このヒットを受けてまた他にもやりそうな気がする。昔のトレンディドラマのリバイバルとか面白そうやけど。「パパはニューキャスター」とか「教師びんびん物語」とか「お金がない」とか。そういえばちょっと前に「東京ラブストーリー」の再放送が話題になってたらしいし、来るか90年代ブーム。弘兼憲史さん原作の作品を読むのは初めて。でもこのタッチの絵は確かに子供の頃の近所の散髪屋とかに置いてあった絵だ。ふと懐かしい気持ち。あの頃はよく意味が分かってないところもあったやろうけどこういう大人の世界をこういう漫画から知ることは結構多い漫画の効用の一つだとも思う。我々は漫画から世間を知る。