待ち時間に読みました。
2024/09/07 14:39
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽くて持ちやすいので、電車移動をしたときに読みました。
退屈な移動中、しばし別世界に行けて楽しかったです。
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投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
台湾などって、何故か昔の日本の様な感じ(知らないのですが)がして懐かしい様な…
良くわからない物もありましたがアジアは感じました。
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猫を飼ってるからやはり角田さんの話に感情移入しがちだった。台湾に呼ばれて亡き愛猫を探す。
島本理生さんの話はアジア感が一番なくてガッカリだった
好きな作家さんが多くて贅沢なアンソロジー
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「チャーチャンテン」で登場するお店は、飯田橋のあのお店がモデルかな。。。臨場感が伝わってきて、物語に入り込めました。
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【人気女性作家6人による、心に沁みるアンソロジー】美味しい一皿、彼が口にしたことば、愛したものとの思い出、葛藤の記憶……。あの街の空気が語りかけてくるような、珠玉の短編6作。
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星3.5
有名女性作家たちが書いたアジアを舞台にしたアンソロジー、と思ったら実際アジアに行った話は角田光代さんのだけだった。アンソロジーのいいところは、普段手に取ることのないようなジャンルの物語を読めること。この中にも、私がいつもは読まないような不思議な話がいくつかあった。
角田さんの話に出てくる迪化街は去年ぶらぶらして歩いたので、不思議な話でもどこか納得してしまった。また、私は猫にあまり興味がないのだが、角田さんの猫の描写はくすっと笑ってしまった。
表紙のマンゴーかき氷の絵が好き。
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アジアという題材がそうさせるのか、不思議な空気感の話が多かった。
漫画「九龍ジェネリックロマンス」を思わせる、熱に浮かされたような、酔わされる世界観が、初夏に読んだのもあって心地よかった。
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私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。
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特に好きな作品の感想を。
・桜庭一樹「月下老人」
大好きなバディもの。
状況も空気も雑多でごっちゃ混ぜな感じが楽しい。
・島本理生「停止する春」
ぐったり元気が出ないとき、自分で自分を励ます方法を知っているだろうかと考えた。
それでも何ともならないときは思い切って人に寄っかかる思い切りの良さも必要なのだと知れた。
・大島真寿美「チャーチャンテン」
年の離れた友達、文化の違う友達、距離が縮まるには時間がかかりそうだけれどだからこそ深く分かち合えるものがあるのかもしれない。
ふたりの空気感がとても尊いもので壊れないよう遠くでそっと見ていたいと思った。
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読み終わった後、胸の中にアジア特有の、熱気を持った風が吹くのを感じた。
6人の作家が生み出したそれぞれのエピソードが収録されている短編集で、どれも本当に味わい深かった。主に台湾、香港といった地が登場していた。
直接アジア圏の国に足を運ぶ物語もあれば、日本で想うだけのストーリーもある。
全て異なったルートで、でもどこかで日本以外のアジアと主人公が繋がっている。短編では物足りない!と物語を読み終える度に思った。
アジア圏からの旅行から帰って来たばかりというこのタイミングで出会えたからこその魅力もあったと思う。何度でも、旅がしたい。
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アジアにまつわるアンソロジー。
思っていたよりもアジア感が弱くて、それでいてつかみどころのない話が続いたので、ピンと来ないまま読了。そしてアジアといえど、台湾、香港、中国?の話だけだった。
全話に角田光代さんの話くらいアジアの話があるのかと思った。1話目の中島京子さんの話に至っては、別の連作から一編持ってきたのかと思うくらい話が唐突で分からなかった。
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勝手に期待してたほうが悪いけどなんだか話の流れが理解出来ないお話が多くて戸惑いが凄かった印象。
台湾の食事は出てくるけど、話がごちゃごちゃしすぎて印象薄。
唯一最後の猫の話だけふわっと理解できたくらいかな。
文字は多くないのでさらっと読める。
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表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。
特に好きだったのは、
「隣に座るという運命について」
幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。
「チャーチャンテン」
初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。
「停止する春」
「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さんの心理描写にひかれました。
角田光代さんの短編「猫はじっとしていない」では、ストーリーとはまた別に、猫の町がすごく気になりました。
アンソロジーは初読みの作家さんとの出会いが嬉しい!
今回は大島真寿美さんとの出会いが嬉しい。
他作品も読んでみたい。
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感想
空気の香り。何が良いのかわからないのにまた戻ってきてしまった。あの人にこんなことを言われた。ここで食べたご飯がおいしい。思い出を胸に。
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タイトルに「アジアの街角」とあったので、てっきりアジアのどこかの国が舞台になっているお話なんだと思い込んでいた。でも、実際に海外を舞台に展開する話は1つだけ。ほかは日本が舞台。そして日本でアジアの料理を食べる、もしくはアジアのどこかの国から来た人が登場する短編小説集。
でも、なんか意外と好きだなと思う話があって、ハッピーな結末ではないのに、「あ、私この話すきだ。もしかしたら、この作家さん(島本理生さん)、私好きかもしれない」と思った。
それと、初読み作家さんだった大島真寿美さんの小説。私ら日本人って香港が中国に返還されて、そのあと若者たちが抵抗して、自由が奪われていく様子をニュースで見てるけど、どこまで分かってるんやろうと思う。
あとは、角田光代×猫とくると、もう最強。角田さんといえば、タイを始とするアジア好き×飼い猫トトちゃん・猫好き。今回の小説はちょっとファンタジーというか、スビリチュアルというか。でも、台湾って、なんかどことなく、異空間と繋がってそうな場所があるイメージ。行ったことがないので、飽くまで勝手なイメージ。
私も台湾の猫村に行ってみたいなぁ。
ということで、★4つにした。
中島京子「隣に座るという運命について」 台湾
桜庭一樹「月下老人」 韓国
島本理生「停止する春」大根餅
大島真寿美「チャーチャンテン」香港
宮下奈都「石を拾う」台湾 SF
角田光代「猫はじっとしていない」台湾