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圧巻の表現力と構成力。日常シーンの暖かさと厳しさが朗読場面で凄まじい激しさのカタルシスを迎える! このマンガは笑顔がとびきり優しい。
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なるほどーセリフとは何か、また一つ朗読の奥深さを知りました。セリフの受けての感情まで朗読で表現するってのはすごい、そしてどの相手に対して言ってるか意識する。すべての文字に意味があるっていうのがすごい伝わってきた巻でした。
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「花咲き山」の朗読により描き出される世界と佐倉ハナのキャラクターとの組み合わせがとてもしっくりとしていると感じた。熱い朗読とその過程そのものは見どころがあって面白いのだけれども、外野の人たちの熱い声のことがどうも気になってしまってしかたない。
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「花咲き山」の物語に重なる天城姉弟のエピソード、満里子が父親にハナを連れてきてくれてありがとうって言うシーン。もらい泣きばかり…。ハナと満里子のコンビがすごく好きになりました。ストーリーも折口先生が動き出して続きが気になるところ。
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「花さき山」
セリフ・間・聞き手・行間いろんなものを教えてくれる。
これまで読んできた本達を繰り返し読見返して朗読してみたいと思わせてくれる。本当にいい作品。
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朗読をテーマにしたマンガの第3巻。2巻の終わりから続けて、斎藤隆介の「花咲き山」をメインに物語を展開。とても濃い内容。最後のひきもあって、雑誌連載を読んでいない身としては、次巻の刊行が待ち遠しい。
個人的には朽葉さんのキャラクターにさらなる期待をしたい(笑)。
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読みきかせの隣にある「朗読」という行為の神髄に触れるシリーズの3巻目。『花さき山』のリレー朗読のはなしがとっても面白い。花さき山ってそういう話だったのか…と、コーフンした。そこで話者が変わるのか。その視点の転換には、そんな意味があったのか…ふむふむ…朗読って、しみじみ深い。この巻を読んだ件の児童サービス担当は「読み聞かせと朗読の違いがよく分かった」とのたまったが、どう違うと思ったのかを聞き忘れた。そこが肝心なので、今度聞かせてくれや。
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3巻読了。
凄い凄い凄い。朗読という一見地味なテーマが主題の作品。しかしその奥深さ、情感への喚起力に唸る。
1,2巻も十分素晴らしかったのですが、この3巻で爆発。これまでは朗読という世界への導入。主人公が朗読会に参加し、朗読というものを知り、成長を重ね、今巻でついに朗読会という公開イベントに参加。怒涛の展開でした。
主人公の新社会人女子はいわゆる要領の悪いタイプで、都会の暮らし、新しい環境に馴染めず、悶々としていたところに現れたのが、朗読という世界。2巻で彼女の救われた、元ひきこもりの社長令嬢がこの3巻から本格的に準主人公として登場。
要領が悪くとも朗読には特筆すべき才能のある天才肌の主人公、内向的ではあるものの論理的思考を持つ理詰めの準主人公。この二人の友情、そしてライバル関係がまた素晴らしい。
そしてなにより朗読シーンが強烈。朗読作品の力(「やまなし」「花咲き山」等)に、漫画的表現力が加わり、なんとも言いがたい圧倒的な迫力。心を揺さぶられます。これが「漫画」ですよ。なんらかの賞をとると思います。
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花咲き山のあやが我慢する気持ちは
妹弟をもつ人なら誰もが経験したことがあるのではないか。
妹弟がいなくても、
それが友達だったりしても
自分の欲求を抑えて
涙をこらえた経験があるはずだと思う。
そんな切ない気持ちを思い出させてくれた。
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このコミックの1巻と2巻を読んでいるときに
朗読と演劇の違いの疑問を感じていたが
その答えがズバリ3巻にある!!
朗読会デビューしたハナたちの題材にした本
斎藤隆介の「花咲き山」のなかで印象に残った文
やさしいことをすれば花が咲く。
命をかけてすれば山が生まれる。
うそではない、本当のことだ・・・・・。
恐ろしいはずの山姥の言葉が現代人を癒してくれる。
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花咲き山の女の子優しくて健気だな。やさしいことすれば花が咲くってセリフ好き。朗読を読むときの表情の描き方が素晴らしい。
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「花さき山」で、だだ泣き。
多分、これは、半分以上、「花もて語れ」の力ではなくて「花さき山」の力だという気もします。
でも、こういう強い物語を伝えてくれて、原典に当たるきっかけになるのなら、こういうマンガもいいねと思います。