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笑えるけど、ちょっと切ない。
2017/03/01 09:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こばP - この投稿者のレビュー一覧を見る
常に新しい試みで読者を楽しませてくれる、久米田康治先生の最新シリーズ。基本はギャグですが、その裏に潜む切なさと慈愛。パパと娘の会話を通して、優しさを感じられます。少しづつ明らかになってくれるバックボーンが、最後にどんな展開を巻き起こすのかが楽しみであり、待ち遠しい作品です。
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かくしごと(3)
2021/09/18 12:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あしあとポイントを忘れない。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
かくしごと(3)
期間限定無料のタイミングで購入。
漫画家という仕事を、娘の姫ちゃんにひた隠す後藤可久士先生。
1巻のときから思っていましたが、表紙の青がとても綺麗です。
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どうして久米田先生は面白くてくだらない話で中盤を盛り上げての終盤でほろりと来るような展開を書けるのだろう。不思議。
マンガ業界に長く居るからこそ書ける内輪ネタや自虐ネタの数々はそれだけでクスっと来るようなエピソードばかりだし、小さなフリをしてからの納得のオチが連続する展開は素晴らしいの一言
あと他の方のレビューを見て『だてなおと さん』が『伊達なお父さん』のもじりであることに気付いたよ…。色々巻頭、巻末のカラーページでの描写含め段々と後藤家の事情が見えてきたかも
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相変わらず姫がかわいらしい。
かくしごとのもう一つの意味は
よつばと、のように
隠し子と
なのかもしれない。
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"「ちょっといいですか?
小さいお子さんお連れのようですが ボク何描いているか知ってます?下ネタですよ」
「もちろん知ってます
親子で ファンです」"
じわりじわりと話が進むにつれて(読者に)かくされていたことが明らかになっていく感じがとても好き。
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姫の母親やおじいちゃんっぽい人が出てますね。
なんだか物語の核心に近付いていく感じ。
姫やそのクラスメイトの言動が子供らしくて新鮮。
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第3巻目。姫ちゃんも可愛いけれど、一子先生も捨てがたい。絶望先生とダブるキャラも登場するし、チクチクと細かいディスりが入るのもこの人らしくて好き。
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面白かった。クスクス笑っちゃう。前巻で、押入れの箱を残してるのは誰なんだろうって思ってたけど、中目黒の家の16さいの箱まではお母さんで、鎌倉の倉庫にあった17才からの箱はお父さんが用意したのね。ますます気になる先生の行方。少しずつ見えてきた姫ちゃんのお母さんや、謎のだてなおとさん。先生の義父かな。サイン会でがっつりサインしてるところ見られてしまったのに姫ちゃん気付かないフリしたのかな。端々になんか切ないものを感じるよね。
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動物園の話あたりから、泣かせエピソードがちらほら…
ベタだけど、この久米田作風の中でやられると新鮮さもあって普通にホロっときかける(ホロっとくる、ではない、あくまでホロっときかける)
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雑誌「月刊少年マガジン」で連載されている久米田康治の「かくしごと」の第3巻です。2020年4月よりTVアニメが放送されています。漫画家であることを隠し通そうとする父と娘の日常を描いたハートフルコメディです。漫画家ネタで久米田色を遺憾なく発揮しつつ、父娘ネタでガッツリと良い話を展開していて、そのバランスが秀逸。久米田作品で感動するとか涙腺が緩くなり過ぎたか。しかしサイン会のドタバタ劇は笑える。過去編と現代編の温度感の差が、本作は読者への大きな隠し事があるようだ。
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大和力郎→台割切ろう
これが一番謎だったのでスッキリした。
週刊誌のページ仕分けすることを台割っていうのか。
自分もなんで色がついてるんだろうって思ってたけど
発端はそれだったのかもしれない…とほっこりした。
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だいぶ筆がノッてきてる感じがする。面白い。
漫画家業界の裏側を作者の視点でネタにしてるので、これはなかなか読み応えがあるなあ。
主人公と娘の関係なんかもいろいろにおわせて来ててどうなるのという感じだし。
それにしてもちょっと泣かされちゃったよ。
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"隠し事は描く仕事でした"
漫画家であることを隠している父と娘の日常コメディ第三巻。
本編、コミックス描き下ろしとも、家族関係の謎が少しずつ垣間見えてきた。そのなんとなく類推される感じに切なくなるよね。
動物園での姫とのほんわか・しんみりエピソードを、漫画家あるあるで回収するあたりは流石。これまでの画業で積み上げた引き出しの多さゆえか。