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季節は夏。精一杯の勇気で手に入れたのは、「好きな人と普通に話せる」というささやかな「奇跡」。そんな日々がずっと続くようにと願う田中さんに対し、後輩の阿部さんは「恋の終着駅に“このままずっと”なんてないんです」と告げる。脇役同士の恋物語は、「奇跡の距離」のその先へと向かう――。(Amazon紹介より)
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安定してます。ブレなくて良いなと思います。
大学の友達ふみこちゃんが登場します。こういう子いるわ〜。動物園デートもなんかあるあるの宝庫!神々しい鹿を見て一つ思い出になるとか。作者の方は、あるあるだった日常を切り取るのがとても上手ですね。
モブ子ちゃんの服が、前回デートの気合入った感じから普通の服に戻ってるのがなんか面白かった。でも、男性からすると、その方が良かったりするんですよ。変に気取らないところが好きなんですから。
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ずっとこのままなんてないよってことと、恋人未満の二回のデートなど。
恋は「相手に大きな価値を見出して大切に思うこと」で、「自分の気持ちにもちゃんと価値を持たせること」だと考えると、すごく尊くて大切な事なんじゃないかなと思えてきた。
細かいけど大切な気持ちがとても繊細に描かれていて胸にくるものがある。
別の人間だからわからない相手の気持ち、すれ違い、別の人間だからこそ生まれる不意の喜び、うれしさ、
踏み出すリスク、それがあっても乗り越えたいと思うほどまっすぐな気持ち…
自己肯定感は恋愛に影響するけれど、低くても決して悪い事じゃない。
モブ子を見てると、本人は欠点と思ってる部分も魅力のひとつになりうるというのがよく見える。
モブ子はありのままで全部素敵だ。
バイト先のみんなも素敵な人ばかりで嬉しい。
みんなそのままで素敵だ。
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2ヶ月なんにもなかったんかーいと
冒頭ツッコミを入れたくなります
安倍さんの
本当に恋をしてるんなら
「このまま」なんて甘い未来はないと思いますよ
ってセリフが自分の過去トラウマからきていて
重くていいセリフ
あと入江くんのラインの
トップ写真が鹿と鳥居なのシュールで良い
入江くんの過去回想で
恋愛というのは
自分の好意に価値がある人だけに許される
遠い世界の話だ
という言葉にそんな考え方もあるのかと思った
その後の先輩と話すなかで
わからない不安の中で頑張ってるという
周りの人たちの理解ができた入江くんもいい
最後の特別編で
入江くんからみたはじめてうどん屋で
ラインを交換した世界線が描かれてるのが
めちゃくちゃかわいい
次巻への引っ張り方がうまい終わり方