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リチャさまお久しぶりです
読むたびに美しさの瞬間最大風速が更新されてまう…
宝石商読むと世界に対する解像度の高さを求められる感がある、美しいものを「美しい」と感じるためには自分の門戸が広くないといけないなあ…などと
腐女子向けじゃん、という意見もあるかもだけど、大切な人に対して大切なんだー!好きだー!心配してたよー!ってぶつかっていくのに腐もクソもあるかボケってなる
同性だろうが異性だろうが、人生においてめちゃめちゃ大事にしたい他人がいるって凄いことじゃんね???!?!
誰かを大切にするって難しい…
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続きが気になって!待ってました!
相変わらずで良かったです。いろいろと。笑。
そういえば本編が楽しいので構いませんが、ジュエルミステリーはしばらくみていませんね・・・?
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ヴィンセントさんとマリアンさんとシャウルさんとジェフリーさんとオクタヴィアと。中田さんと大学の同輩先輩と谷本さんと。そしてリチャードさんと。
たくさんの人の思い、絡み合う思惑。完全な『敵』も『味方』もなく、それぞれが思い悩みながら日々を過ごしている。
シャウルさんの言葉が沁みる。「少しずつ、少しずつ、積み上げてゆきなさい。……投げ出してはいけません。」ではじまる台詞とか、すごい、いいなぁ。
今回、中田くんとリチャードさんの実際に会って話してるシーンは少ないんだけど、その分濃い!リチャードさんは、本当に中田くんに救われてるんだなぁと思うし、その逆も然り。物事がきれいに解決されることって現実少ないけど、それぞれの人たちの心に抱えていることが、少しでも溶けたらいいなぁ。次が楽しみ‼️
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シリーズの中で1番好きになったかも。
リチャードの登場は多くはないけれど、その存在をどのページにも感じてしまう書。
シャウルさんのような人と学生時代に出会えていたら、もっと違った人生になったかもなぁ、と思ってやまない。
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宝石商シリーズ第9弾。謎多きスパイのヴィンスの過去と珊瑚について。
オクタヴィアの話は薄め。
スリランカの暴動にショックを受ける正義。
治安悪化により、日本へ一時帰国することに。
海外生活を経て日本に戻ると、そこには何もなかったかのような日常があり、自身の体験を共有できる人が少ないことに気づく正義。
同級生は企業人として慣れない社会人生活を送り、海外でのびのびしている(ように見える)正義にやっかみの感情を向ける。
養父が海外生活に理解がある人でよかったね。
マリアンから情報をもらい、ヴィンスのいる香港へ向かう。
香港は行った事ないけど、香港は関税がかからないから、宝石が集まる街だとテレビで言ってたな。
ヴィンスが語るリチャードの人物像が腑に落ちない正義。ヴィンスは、リチャードは正義に会って変わったという。
ヴィンスは劣等感や家族の問題でリチャードに与えることができなかったが、正義は自然とやってのけた。リチャードになんの含みもなく優しく接する「友達」みたいな感じ。
正義は自分がリチャードに影響を与えた自覚はまるでないけれど、それこそが才能。運命の出会いというんだろうなぁ。
裏表紙に「この世界にはさまざまな愛が溢れている。」とあるけど、まさにこの巻は愛の形についてがテーマだったように思う。
ヴィンスのマリアンへのわかりにくい愛の示し方。
石は好きだが性愛について食指が動かない谷本さん。
リチャードを大切だと思う気持ちが、何に該当するか確信が持てない正義。
元婚約者が離婚したと聞いたリチャードは、未練はあるが、過去の記憶と現在まで手に入れたものを手放す喪失との間で揺れる。
単純ではない人間の感情と理性の混じった何かが、行動パターンを複雑にしている。
グローバルな国籍と肩書と経歴の持ち主達が愛の形についてぐちゃぐちゃと悩んだり、覚悟したり、行動してみたりと、いろんな事をしているので、世界どころか家からも出ていないこの狭い環境の中だけど、世界を股にかけたような気になる。
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このシリーズのファンとしては面白かったけど、どうなんだろうな。長いお話の中の前半しか読んでないって気分。
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増税前に購入(笑)
リチャードと正義くん二人のやり取りが好きなので最後の方だけだったのが残念!なんてことは全然なく、最初から最後まで面白くて一気に読んでしまいました。
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これが私の強めの幻覚なのかそうでないのかはっきりしないんだけど、というのは原作読む限り「もしかしてそうなんじゃ?」と思えてならないんだけどそもそも私がそういう目で見ているからそんなふうに考えてしまうんじゃないかというのが前提としてありまして、いやそのつまり、
リチャードって正義くんのこと好きなんじゃないか?
と思うのです。
いやちょっとまって!! 好きなのはわかってる。リチャードにとっての「友人」は、夫婦間パートナー間に生じる気持ちとほぼほぼイコールであることも、だから正義くんのことを「友人」と呼ぶのはそういう、特別な意味での好きであると告白しているも同然(本人に自覚があるかはさておき)だと思うので、だからリチャードが正義くんのことを好きなのはすでにわかってる。
その、正義くんがリチャードに告白して、リチャードがそれを自分のためを思って言ってくれたことだと理解して断った場面、あれがあの、あれなのよ。
正義くんの告白を断る理由、突き詰めれば「あなたは私のことを 恋人にしたい という意味で好きなわけではないでしょう」だと思ったんですよ。
もちろんリチャードも、正義くんが自分を好きなことをわかってる。だから彼が告白してきても「そう来ると思いました」みたいなリアクション。大事に思われていることは分かってる。
リチャードは一番最初の「友人」であるデボラさんと結婚しようとして、それは彼女の傍に一生いたかったから。で、今は正義くんに対しても同じことを思っているはず。デボラさんとの再婚が現実的ではなくなったのは正義くんの存在が非常に大きいと思う。
でもリチャードは正義くんに付き合ってくれとは言わないし、結婚も申し込まないし、正義くんから告白されてもどさくさで受け取ったりはしない。
それはリチャードなりの「中田正義を大事にする」ということなんだと思う。いやもうリチャ氏はいっつもそう。
正義くんが恋愛感情をもって告白してきたら受けたと思う。でもそうじゃないことは聡いリチャードなので分かってる。自分が一番正義くんの幸せを願っていることも、そのために誰よりも尽くせることもわかってる。だけどその提案が恋愛感情に基づいていないなら、交際という手段はとらない。もし付き合ったあと、正義くんに好きな人ができてしまったら? というのもそうだし、デボラさんの例もある。付き合わなくても傍にいられるのなら、わざわざ交際という形をとらなくてもいい。
だからたぶん、リチャード自身のことも大事にしている結果なんだと思う。リチャード、自分の再婚の可能性について正義くんが取り乱さなかったら自分が取り乱してたってあれ、ほんと、ウウーッ!!!! ジェフがデボラさんのことを確認したときにちょっと怒ったふうだったのもほんと、ウウーッ!!!!
正義くんが「リチャードを大事にしたいけど、どうやったら一番大切にできるのか考えてる。考えるのに飽きなかったらどうすればいい?」ってのに「考えるのに飽きなかったら2人で考えましょう」と返したやつ、あれが、あれがな、私にはな、年上が年下の可能性の芽を潰さないように見守るあれにしか見えなくってな、つまりその、リチャードには正義くんと寄り添う準備はもうできているんじゃないかな、あとは全部正義くん次第なんじゃないかなと思えてならなかったのだよ。だって8歳差なんだものな。
ちょっともう胸がいっぱいだ。正義くん、正義くんだってリチャードのこと好きだと思う。いや好きなのはわかってんだけど!
彼を邪魔しているのは「俺とリチャードが付き合うことで得するのは俺ばっかりだ」という気持ちだと思う。人工呼吸をし合うような間柄が理想だけど、自分ばっかり寄りかかってるような気持ちでいるんだと思う。
だからリチャードと自分が付き合うことでリチャード側のメリットが発生するかもと思いついた途端「じゃあ告白するか」の流れになったんじゃないかと思う。でも正義くん、正義くんが思っている以上にリチャードには君が必要だし、でっかい存在だし、もう、ウッウッウッ……
最初は2人がお互いを大事にしようとして空回りしていた感があったけれど、最近は大事だからこそ手探りでちょうどいい形を見つけようとしているようで、ほんと、いい着地点が見つかるといい。正直とてもものすごく付き合ってくれと何万回思ったか分からないけれど、2人がお互いを思いのまま大事にできる、そんな着地点が見つかるといいと思う。
次巻が待たれる…! ファンブックもアニメも楽しみ。
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「美しいと感じるものを尊重する」
生きるのは難しい、生きづらいと思いながら、
「だがそれでも、世界は美しいと。
無暗に投げたりせず、食らいついてゆくこと。
世界の美しさを、自分の方法で見出し続けること。」
を自らの指針にする。
主人公が鼻呼吸くらい簡単にやっているであろう、美しいものを直視して美しいと讃えることは、自分にはちょっと難しい。
リチャードや正義の持つ、愛や優しさや正義(中田ではない)は結構自分勝手で移ろいやすくてよくワカランと思っていたけれど、美しいと感じたものを尊重していたのだとしたら案外筋の通ったものだったのかもしれない。
多分自分がしたいのは、美しいものを見出すことではなくて、決して美しくはないものを目を逸らさずに見つめ続けることなんだろうと思う。
だから世界の美しさを素直に受け入れる中田正義たちが、ちょっと眩しくて見てられないのかもしれない。
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今回も忙しい正義!ニューヨーク経由で日本、香港、スリランカ(^^;)そしてヴィンスさんとシャウルさんの過去が明らかに!久しぶりの谷本さん登場が嬉しかった(^^)♪こんなに大変な日々を送る正義の身体と心が心配になってくるけれど、リチャードを始め彼を支えてくれる人達や料理があるから大丈夫かな?(*^.^*)さてさて次は遂にオクタヴィア嬢登場!?(゜゜;)
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リチャードとヴィンスの間に昔何があったのか分かる1冊。
きっと正義と一緒でヴィンスもリチャードの事が大好きだったのに遺言騒動のせいでヴィンスとの関係にヒビが入ってしまったのは本当に残念。
正義の保護?を依頼されて来たシャウル師匠とのお茶のシーンは、とてもとても心に響く。美しい物を美しいと思う教…なんて素敵な心構え。
自分もそういう気持ちは大事にしたい。
リチャードの登場は少ないなぁと思っていたら最後の最後でぶち込まれる爆弾展開。
もうリチャードと正義の相思相愛っぷりがスゴすぎる…
早く次の巻が読みたい!
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今まで正義の目線から読んできたから気が付かなかったけれど、日本に帰国した時の先輩や同級生の反応は酷いものではなく自然なものなのかもしれない。今回は特に世界中飛び回りすぎー!特に香港の調景嶺の話はとても興味深く読んだ。それにしても、リチャードと正義の関係はなんというか…危ういな
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今回はリチャードが転々と世界を飛び回り色々な人に話を聞く回だったなぁ…。
ヴィンスさんの過去が明らかになりましたね。
タイトル回収もゾワっとしました。
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この小説の好きなところは、誰かを大切に想う気持ちにはいろんな形があることを実感できること。陳腐な恋愛関係に行きつかないこと。正義しかりリチャードしかり、谷本さんしかり。みんな本当にかっこいい。この世のどれだけの人が、こんな風に相手のことを想うことができるんだろう。
そして薄々勘づいてはいたけど、シャウル師匠まじでイケメン。正義への言葉、沁みました。
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正義が何か国か廻っている間にお話が終わってしまった印象。最後にリチャードに会えたのはよかったけど、自分まで国をめぐっているような感覚になった。
ヴィンスさんにとっての宝石とは。悲しい記憶なのだろうか。