日本の闇が帰って来たのか
2024/06/25 17:45
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Seiuchi3 - この投稿者のレビュー一覧を見る
安倍総理暗殺事件を題材にした「小説」。非常に関心があったので山口敬之さんのメルマガに登録していたが、こちらが先にまとまったので読んでみた。 とりあえず「小説」としてよく出来ている。第二部までは「ジャッカルの日」を思わせる展開で、犯行手口について解答が示される。決行当日に至るところでは胸が詰まった。 第三部以降はジャーナリストの手で背景情勢が明かされていく。個人的に腹落ちするには至らなかったが大枠は示されている。現実とリンクしているだけに書けない事もあるだろう。何よりこの通りだとしたらあまりに危険過ぎるわ。安倍総理暗殺事件を題材にした「小説」。非常に関心があったので山口敬之さんのメルマガに登録していたが、こちらが先にまとまったので読んでみた。 とりあえず「小説」としてよく出来ている。第二部までは「ジャッカルの日」を思わせる展開で、犯行手口について解答が示される。決行当日に至るところでは胸が詰まった。 第三部以降はジャーナリストの手で背景情勢が明かされていく。個人的に腹落ちするには至らなかったが大枠は示されている。現実とリンクしているだけに書けない事もあるだろう。何よりこの通りだとしたら、あまりに危険。
ハラハラ、ドキドキ
2024/12/09 08:55
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投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「この物語はフィクションである」の言葉から始まるこの本ですが、作り物とは思えないほどの臨場感でした。あの事件で、引っかかる点をここまで落とし込んで書けたのがすごいと思います。読んで損はない一冊だと思いました。
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とても興奮させられる内容でした。
現実的でもあり、創作力も申し分内容です。
まさか女性記者までが、変死?をするのは想定外でしたが、本物の記者さんも、多かれ少なかれこのような経験をされてると拝察いたしました。
素晴らしい一冊です。
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読み終わり大傑作間違いなしの暗殺ミステリー実際の事件、社会問題とは関係ありませんとありますが、読んでいてあの事件と社会問題を思いながら読み進めていきました。銃の手作り火薬の製造と暗殺者のトリックなど読みどころ満載です。悲しい死や奇跡の生還など興奮を抑えきれないラストでした。あなたも大傑作暗殺ミステリーを読んで興奮して下さい。
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ページをめくる手がもどかしいほど一気に読んでしまう魔力のある一冊だった。
ノンフィクションとフィクションの境目が分からなくなるほどのリアル感が私を襲ってきた。
物語の題材は重いもののそれを感じさせないタッチで描かれているのは作者の力量であろう。
いずれにせよ、問題作であり日本人として読むべき一冊であるのは間違いないと私は思う。
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⭐︎4.9
これはまいった。お手上げである。
陰謀論の中に、埋もれている真実なのか、真実そのものが、歪められてしまっているのか?これはもう、信じるも信じないもあなた次第!と云う某テレビ番組を想起させるものかたりでありました。
今年、1番かもしれない。
安倍首相三代の歴史と、右系結社の歴史、そして旧統一教会の成り立ちと現在。
一つ、二つ先の世代の歴史学者が、何らかの結論に達することができるかもしれないが、昭和初期の暗殺の史実と、安倍元総理の暗殺の事実がどう絡んでいて、連綿と続く『何かが』どのようなものことの作用でそのトリガーを引くことになったのか。
実に興味深い。
そして今なお未解明のケネディー暗殺事件と、これを結びつけ。ある意味それを模倣するかのような企てを、本当に立案し実行する者がいたのか。
日本の近代史の暗部の底なしの井戸を覗き込むような体験をしました。
面白かった。
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本書は、あくまでもフィクションである。
内容には共感する部分も多少はあるが、フィクションの域を超えない。
少しは、事実と合致している点も見受けられそうな気がするが。
しかし、後味の悪い小説だった。
「こじつけ」のようなストーリーに思える。
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安倍元総理の銃弾事件をモチーフに、狙撃犯は別に存在したとする架空小説。とはいえ、誰を題材としているのか想像しながら読むのも楽しい。
前半部分はつまらなかったが後半になると、俄然面白く一気に読み進めた。
一つ残念なところは、新幹線で三島駅に向かう場面。功名心が強いために単身で乗り込む設定であるが、リスクが高いところに自ら飛び込んでいくことは考えにくい。
本当のところは、今でも闇の中だが、こんな小説が出版されること自体が驚きである。
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2022年7月8日AM11:31。
元内閣総理大臣が奈良県の近鉄大和西大寺駅前で、演説中に凶弾に倒れ、死亡した事件がありました。
41歳の狙撃犯の男はその場で取り押さえられました。
1987年5月3日の朝日新聞阪神支局襲撃事件の犯人がその事件と同一犯ではないかという話。
元総理を撃った男は上沼卓也として、元総理は田布施という名でかたられるので、本当の話なのか、作られた話なのかよくわかりませんでした。
安倍元総理を撃ったのは、単独犯とされていますが、田布施元総理は他にシャドウと呼ばれる狙撃犯がいて、シャドウの撃った弾が致命傷で亡くなったという展開です。
そして、真実を知ろうとした記者たちの命が…!
本当の話なのか作った話なのかよくわからなかったので物語にはあまり入り込めませんでした。
でも、あとで、他の方のレビューを拝見するとフィクションだと書かれていました。
フィクションとは思えない、本当のような気がしてくる話でした。
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『府中三億円事件を計画・実行したのは私です。』とか『罪の声』とか、と同じようなテイストの小説だと思って購入。つまり実際の事件になぞらえて、というか圧倒的な取材力で、書き上げられた小説。それがめちゃくちゃ面白い。
本作品もどこからがフィクションなのか?どこまでがノンフィクションなのか?いや限りなくノンフィクションなのでは?と思って読んでました。怒涛の最後のシーン、静岡に誘い出されてから車内での発砲そして湖に落ちていくシーン。。。あのシーンはさすがにフィクションだと思ったのですが実際どうなんだろう?そんな発砲事件があればニュースになってると思うので。。。それにしても9割くらいはノンフィクションだろうと思いながら読んでました。
真実に近づいた人が殺されるなんて、、それはフィクションであってほしいが、でもどうもそんなことも過去にあったみたいだし、そう思うと日本は怖い国だよ。。しかもそういった事件は変に捻じ曲げられて収束されてるなんて!あり得ない!ほんと日本の警察は情け無い。。本事件に限らず過去にも忖度して無理くり事件収束に持って行っているのが実際にある思うと情け無い。。
警察さん!市民の味方じゃないの?弱きをイジメて強き守ってどうするの?
くしくも自民党総裁選が行われてる最中に本書を読んでいたので、妙に今回の総裁選は色々な記事や番組を見入ってしまいました。ある番組で「旧統一教会に対し再調査をするか?」の問いに対して9人の候補者が全員手をあげなかった。結局政界もそういうことなんでしょう。警察も政界も見えない力に平伏し続けていくのか。。
そんなことも考えさせられる本書のリアリティさに賛辞!
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なかなかの長編小説だった。しかし繰り返しの文章があるように思えて残念、さらにもう一つ女性記者の死の話は必要があったのかな?話題性のある話しは時機を得ていたと思う。首相の暗殺事件とその犯人を追う記者を上手く膨らませた点には感心した!
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安倍晋三元首相が銃撃(2022.7.8)されて殺されてから、国葬もあって、まだ2年しか経っていないのに、私が既にすっかり忘れていた事に驚いた。陰謀説とかではなくて、この国の在り方そのものを,問われている問題作だと思います。
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自分の頭の中でノンフィクションとフィクションが行ったり来たり。これって現実には、あれのこと、あの人?
記者の一ノ瀬が出てきてから一気読み。読み終えて怖くなった。作家の方は、大丈夫なのだろうか。
もう一度、読み返したい。
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現実世界の人は誰だろうと想像しながら読み進めると面白い。陰謀論的な部分もありつつ、フィクションなのでそこも楽しめる。ただそれにしても社会は怖い。
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リアルすぎて、フィクションかノンフィクションかわからなくなる。
とても恐ろしいと思いました。
実際に、ほんとはこうだったんじゃないか、と考えてしまうほどでした。
でもほんとに今の政治は信じられません。