定年前後の働き方の本
2024/10/21 08:56
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投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名に、お金・働き方・生きがい、とありますが、働き方にほぼ特化している内容でした。お金や生きがいについては、働き方にくっついて、ちょっと出てくる程度で、働き方とは独立した、もしくは、働かないという場合の、お金や生きがいについては触れられません。数十年にわたる長期インタビューの意義はあるとはおもいますが、ちょっとそれにのみ頼ってしまっているような気もしました。
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継続雇用制度に戸惑い
再雇用にプライドの壁
会社が社員を守る時代はもうすぐ終わる
再雇用で働く意味を問い直す
私生活の充実と「先は気楽に」
再雇用を前向きなモラトリアムに
庭園後の再雇用者ー年収44.3%低下
プライドを捨てられるかどうか
男らしさから抜け出す好機
リスキリングーシニア活躍のカギ
一社特有のスキルでは至難の業
企業文化の伝承と阿吽の呼吸
どの会社でも重宝される能力を磨く
チャレンジ精神の裏に地道な努力
汎用性のある能力+高い専門性
エンジニアとしての成長にこだわる
専門職・ジョブ型+キャリア自律
稼がない働き方
得意分野で役に立つ
強い意志と入念な準備
内発動機付け・価値観の転換
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定年された方のインタビューを中心に書かれていたが、多くの方が会社を見返すとかリベンジと言っており。私の様に会社とか昇進への執着がなく過ごした人間には、あまり理解できない内容でしたが、これが普通の人の生き方なんだと感じました。
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男性らしさ女性らしさの放棄がところどころに主張されており、そこに共感するところはあまりないが、長期間のインタビューが多数のケースに行われており、参考になるところは大きい。ただ万人に適合するものではないため、参考にして自分のキャリアを考えようとするものという感想。
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再雇用。6割減の収入で元部下に顎で使われるのを潔しとせず、転身。NPO法人、フリーランス、ボランティア。第二の人生みつけたと達観するその話に、何か物足りなさを感じる。「もはや『バブル後』ではない」と株価を示す「おわりに」にあきれる以外の言葉はでない。緊縮財政、インボイス制度。弱者切り捨て、大企業優遇の政策。会社に守られていた者たちも定年とともに誰もが弱い側になる。もっと怒れ、まだまだ悩め!考えることを止めるな!自分の人生が終わっても社会は存続させなければいけない。シニアこそ政治だ!公民権に定年はない。
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まずまず。
長期に渡り個人を取材してきたことに驚き。人の幸福は様々。将来に向けて準備された人が有利だと思われる。だが結局は本人がどう思うか次第。
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もうすぐ今の会社は退職しなければならないタイミングになっており、この本を読んだ。
友人たちも、同じような悩みを抱えており、特に介護の必要な家族のいる人は、難しい選択を迫られている。
大手企業で早期退職を選択したが、再就職は思ったようにはならなかった方もおられ、シニアの第二の人生は想定通りにはならない事が多いと感じている。
もう少し早く資格でも取っておくべきだったな。
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NPO法人などでの社会貢献活動、そして管理職経験者のロールモデルに乏しい女性の定年後に焦点をあて、長期間に及ぶ継続インタビューをもとに、あるがままの“等身大”の定年後を浮き彫りに【目次】
第1章 再雇用は「価値観の転換点」
第2章 転職で「再チャレンジ」
第3章 フリーに懸ける―雇われない働き方
第4章 「人のため」をやりがいに―稼がない働き方
第5章 「均等法第一世代」女性の光と影
終章 シニア人材戦力化に向けて
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いろいろな人の人生を顧みた貴重な本だと思います。誰もがいつか経験する仕事に対して、どのように向き合って行くか?考えさせられる本だと思います。いずれにせよ世間で通用するためには、資格をしっかり持つ事の必要性を感じた。
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大学院レポートのため読了。
学び直しとリスキリング、ポータブルスキルを持つことの大切さ。事例が豊富であるので、理解しやすい。ここからドラマや小説が書けそうな気もする。
誰もが羨む成功や、共感できないほどの失敗が目を引くが、私たちの多くはこの事例の方たちと同じである。
しかし、事例の中にも元気そう幸せそうな人もいれば、そうでない人も見受けられる。その違いは、最初に言った学び直しである。
学び直しは単に勉強するのではない。自己理解から始まり、他者、会社、社会などあらゆる全てを何度も学び、アップデートするのである。
年をとるとどうしても価値観は固定化するのだろう。変化はコストがかかるものである。おそらくぼくもその一人になる予備軍。でもそこを堪えて、価値観をアップデートし続けられた人は、元気そう幸せそうに映る。
どのような人になりたいか、いつからでも考えなければならない。