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可能であればNetflixで前作が映像化されていますから、そちらを観られてから読むと光景がイメージしやすく読みやすかったです
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大ヒット中のNetflixドラマの原作の続編。前作のラストを踏まえて登場人物はほぼ全入れ替え。ハリソン山中はもちろん健在。どうしてもトヨエツで脳内再生されてしまうwというか前作ってあそこまでヤバい人だったっけ?何かドラマ版に寄ってる気がw正直なところ、地面師詐欺の手口がなりすまし一本なので前作との違いを生み出すのが大変そうというのは読んでいて感じた。国際規模にスケールを拡大したりハリソンが指名手配されてるから諸々制約があったりと色々仕掛けはあるのだが、やはりクライマックスの交渉に入ると前作と被る。ただ、今作の土地購入者(ターゲット)の心理が二転三転する描写を「人は自分が信じたいものを信じる」というバイアスの話と読み解けば陰謀論など非常に現代的なテーマが浮かび上がってくる。そういう意味では前作ではあくまでサブの位置付けだった石洋ハウス=騙される側の視点を深掘りした語り直しなのかもしれない。
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Netflixにてドラマ化
作中曲1曲
「バッハ「管弦楽組曲第三番ニ長調BWV1068第二曲 指揮小澤征爾 サイトウキネンオーケストラ
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Netflixで見てまんまとどハマりし、続編のこちらを読みました。先に映像を見てしまっているのでその役者さんで脳内再生されてしまうのがどうしても止められないのですが、それでも原作中のキャラ観は崩れませんでした。前作の原文は読んでいないのですが、もしかしてハリソン山中も辻元拓海もかなり再現度高いのではないでしょうか。(しかしトヨエツとても良かった)
さて、続編ですがほぼ登場人物は初出、舞台がシンガポールになり、扱う土地の規模も相当大きい。元Jリーガーの稲田の何も考えてない感といい、ターゲットのケビンといい、この方キャラ作りが魅力的ですね。ぜひ続編も映像化してほしいです。
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ドラマが最高だったのでその続編があると知りすかさず読んだ。
ただ面白かったのは最初のカジノシーンくらいで後はハニートラップ頼みのあまりスリルもないチープな詐欺話で騙される方もキャラが弱すぎる
まさかドラマの原作の方も実はこれくらいのレベルで大根マジックだったのか
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前作ともどもメチャ面白かった。
ドラマ化も興味深いけど、小説でもヒヤヒヤドキドキ、
決済取引の場面では手に汗握ります。
最後は・・・、なるほど、納得!
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前作『地面師たち』を読んでから4年半も経過しているので、今更続篇といわれてもぴんとこない。まあ、基本的にはハリソン山中という大物にスカウトされた面々が事に当たるという話なので、特に問題はなかったとは思う。
前作もそうだったように記憶しているが、詐欺の仕掛けが具体的かつ詳細には描かれていないので、いざ決行という緊迫感も感じられずもったいないなと思った。さらには、現場で予想外の事態が発生したときのドタバタ感がすごい。とても数百億円の詐欺を仕掛けている犯罪者とは思えなかった。
……もしかして、第3弾もあるんだろうか?
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前作「地面師たち」の続編ですが、前作を読んでなくても面白かったです。今回の地面師たちの仕事は北海道の釧路の土地をめぐる二百十億の詐欺。ケタ外れの額に現実味を失いますが、数年前に実際に積水ハウスが63億の地面師詐欺にあった事件を考えれば、あり得る話かもしれません。
このお話に登場する地面師たちの主犯格 、ハリソン山中の穏やかな狂気は、読むほどに凄みを増してきます。表立って動くことは少なく、手先の者に詐欺行為を犯させ悠然と微笑んでいる、その得体の知れなさがページを進ませます。
冒頭、元プロサッカー選手、稲田健二のシンガポールのカジノにおける様子が延々と続きますが、そのことがハリソン山中の手先になる伏線となっています。
国際的な指名手配となっている主犯のハリソン山中を、若き女性刑事 サクラが追っていきます。何としても捕まえたいという強い意志で。
女性の視点から考えれば、地面師チームの唯一の女性、マヤの仕事量が多すぎかな、と。体を張ってるのは彼女ひとり。マヤの心情をもっと描いてほしかったと思います。
また、北海道の自然の中で、時にグロテスクな描写が出てきますが、綺麗事では済まない世界なので仕方ないでしょうか‥。
「逆境や悲劇に立ち向かうとき、未来への工夫が生まれる」この言葉が印象に残ります。
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北海道の土地を地主になりすましてシンガポール人に売ろうとするハリソン山中一味。
前作は読んだのがだいぶ前でよく覚えてないが、Netflixのドラマの記憶と比べると明らかに質が落ちる。騙される側の落ち度、騙す方の手腕、全て前作と同じ方向性でスケールダウンした感じ。ドキドキ感も薄めだった。
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最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュな欲望がここに!
Netflixでドラマ化された小説『地面師たち』の続編。不動産詐欺を目論む悪党たち。
率直にいうと・・・前作を超える衝撃はなかった。
前作では実際にあった積●ハウスの詐欺事件がモデルで、リアリティと緊迫感が大いに感じられ、最後まで手に汗握る展開に興奮した。
加えてNetflixドラマによる期待値爆上げの反動で、今作は全てにおいてスケールダウンを感じてしまった。
しかし、前作を読んだ方ならば同じ感想を持つのではないか。
詳しくは述べないが、主人公に必然性が感じられず、展開はやや平坦、脇役陣も弱く感じられた。騙すほうも騙されるほうも。
逆に言えば、ハリソン山中(首謀者)がひとりだけ強すぎる。やつが怪人すぎて「ああ、この連中じゃハリソンには敵わない…」と感じるはずだ。
とはいえ、詐欺が完結するかどうかのヒリつきは健在。そして、「どうせバッドエンドなんでしょう….?」からの「ファイナル・ベッツ」。
一気読みするほどには面白かった。
「もう後がない」人たちの最後の勝負。それがどんな結末になるのか、ぜひ読んでみてください。
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前作が面白かったので続編も読んでみた。
ハリソン山中の相変わらずの恐ろしさも健在。
登場人物が前作に比べてインパクトがあまりないけど、話自体はかなり入り込めた。
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ハリソン山中と辻本以外は前作と登場人物が変わるが、前作よりも世界観が大きく、次々とページをめくりたくなってしまった。詐欺、そして証拠隠滅の残酷さ。不思議な終わり方で次作も期待してしまう
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2024.8.29読了
「地面師たち ファイナル・ベッツ」
前作が面白かったのでハードカバーを購入
1日で読み終わるくらいだったので、面白いとは思うけれど、手口に目新しいものがあるわけではなく、前作ほどの驚きはなかったかなと
そして全然ファイナルではなかった。
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シリーズ2作目
前作で一緒に詐欺を行ったメンバーは塀の中なので、新たなメンバーなのだが、皆小粒感が否めない。
ハリソンは彼らの行動すら、1つの駒として勝負しているよう。
ターゲットとなったケビンも父親に認められたい願望と、気に入った女性に良いところを見せたいという思いだけで、こんな巨額な取引を短期間に進めようとするのだろうか。
続編もあるようなラストだったが、ハリソン以外の地面師もハリソンな負けないくらいの強いキャラが欲しい。
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1と比べて登場人物のスキルが平均的に弱かったため、巧妙な手口で相手を陥れる知能戦が少なく、ちょっと期待外れ。ただ読みやすさでいえば今回の方が上かも(1のような不動産などの専門用語とかが少ない)
どんな境地も何とか乗り切ってしまう稲田の強運と柔軟な思考力をより前面に出して、その危なっかしい状況をアクション性強めに描いていたらもっと面白かったかもしれない。
舞台の北海道についてはとってつけた印象。
続きありきの終わり方で、これは映像作品を見据えての展開?とも思われた。