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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
声帯は筋肉か…、なるほどね。この二人のコンビのシリーズ物、大好きです。さらさら読めるので、読みやすくて。消えた児童は、社長令嬢なので、誘拐事件として、音楽隊志望の鳴海桜子刑事と、捜査一課の音喜多弦のコンビが捜査にあたります。
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ずっと憎んでいた父親とついに対面した桜子。思ったよりあっけない対面でしたが、父親の方はちゃんと娘を意識していたんですね。
ヴァイオリン教室から攫われた皐月と過去のわたしを勘違いしていました。読み進めるうちに何か違うと思い始めたら、納得でした。
蛯沢もある意味被害者なんでしょうが、何とも言えない不気味さが残りました。
桜子の音楽隊に行くか、捜査一課に行くかどちらにしても向いているので、最後にどちらを選ぶのか楽しみです。
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警視庁の音楽隊志望の鳴海刑事と捜査一課の音喜多刑事のコンビが活躍するシリーズの第4弾!ちょっとしたどんでん返し(?)っぽい部分もあって面白く一気読みしました!
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大好きなシリーズの第四弾。
きっちり二時間、あっという間に読み終わりました!
夢中で一気に読んだからか、一瞬混乱したけど終始テンポがよくて面白かった。
シリーズのテーマとして、才能の話がでてくるけど主人公が語る考えが本当にその通りだと思う。備わっている才能と本人の幸せと同じじゃない場合もあるのだから。
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鳴海桜子のシリーズですが、表紙の雰囲気が過去3作と違い過ぎて、読み始めるまで気が付かなかった。
今回は少女の誘拐事件です。少女はバイオリンを習っており、防犯カメラに写っていた犯人と思われる人物もバイオリニストかもしれないというところから桜子の捜査が始まります。
桜子は刑事が板についてきましたね。今後の桜子の選択が気になります。
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女子児童誘拐事件の背後には、表舞台から消えた名ヴァイオリニスト、そして天才指揮者で鳴海桜子刑事の父親の影が……。文庫書き下ろしシリーズ第四弾!
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佐藤青南『眠れる森の殺人者』中公文庫。
絶対音感刑事・鳴海桜子シリーズの第4弾。文庫書き下ろし。やけにラノベチックな表紙イラストが恥ずかしいオジさんにはブックカバーが必須なのだ。
さて、本作であるが、今ひとつという内容だった。最大の山場は、冒頭で主人公の鳴海桜子刑事が防犯カメラの映像と目撃証言から容疑者がヴァイオリニストであると見抜く辺りで、後は複雑な人間関係がぐちゃぐちゃ描かれるだけで、ミステリーとしての面白味が無いのだ。
株式会社カシモトフーズ社長の小学5年生の娘、樫本皐月が白昼に忽然と姿を消す。警視庁は誘拐事件と判断し、捜査本部を設置した。そして、音楽隊志望の鳴海桜子刑事と捜査一課の音喜多弦が再びコンビを組み、捜査を開始する。容疑者が表舞台から消えたヴァイオリニストの蛯沢多聞であることが判り、2人はその行方を追う。
本体価格740円
★★★
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シリーズもの(音楽隊採用刑事・鳴海桜子シリーズ)とは知らず、最新刊を拝読。シリーズ4作目らしいが、まあ前提知識が無くても読める。楯岡絵麻シリーズを期待するとかなり肩透かしをくらう。まあ普通のエンタメ小説。
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桜子のシリーズ4作目
桜子の丁寧に丁寧に推理を積み上げていく過程が大好きだ
次の作品も待ち遠しい
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良かれと思っていたことが,相手は実は。。。
ということは結構あったりするもので・・・
こういう本を手にして景色を思い浮かべるとわかりやすいのですが,実際はなかなか難しいのが現実ですよね。
でも,そう感じることが出来る情景を浮かばせてくれるのはやはりいい刺激になって素敵です。
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ヴァイオリン教室に通う社長令嬢が誘拐されるという事件が発生。
音楽隊志望の鳴海桜子刑事と捜査一課の音喜多弦がコンビを組み、事件捜査を行うお馴染みの第3作。
桜子がその才能を発揮して、事件解決に導く。
相変わらず、桜子の大食漢振りが示され、楽しませてくれる。
一方、桜子の父と25年ぶりに再会し、彼女の父との相克が明らかにされる。
一人称で語られる章は、著者の仕掛けたミスリードか。
ますます刑事ぶりを発揮する桜子、音楽隊行きはまだ先か。
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なんてこった。読み終わって気づいたのですが、シリーズものの4作目と知らずに読んでしまいました。普通に違和感なく新作だと思って読んでましたよ……
特に前知識なくても楽しめたと思ってますが、おそらく前作までの内容を知っている方がより楽しめる部分もあると思うので、1~3作目を読んだ後、改めて本作を再読したいと思います。
ちなみに内容的には、誘拐事件の捜査よりも主人公の(特に父親との)人間関係だったり、プロの音楽家を目指す人たちの苦悩などを描いた人間ドラマ面の方が個人的には惹かれました。
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※
音大の声楽科卒、音楽隊志望の刑事の鳴海と
捜査一課の音喜多のコンビが少女失踪事件の
犯人を追う刑事小説。
相貌失認のため人の顔は認識できないけれど、
抜群の耳と鋭い推理力で捜査に全力を尽くす
異色の刑事が活躍するところがユニーク。
天然だからか、鋭い感性故か、他の刑事とは
違う視点で自由に行動するため、はみ出し者感が
あるけれど、何度か一緒に組んで捜査したことで
理解を示してくれる相方がいることが読んでいて
何より心強かった。
才能があることは喜ばしいことだし、
他者からはギフトを羨ましがられるけれど、
それを生かして活躍することは義務じゃない
と言い切る主人公が素敵だった。
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音楽隊志望の鳴海桜子と、相棒の音喜多刑事のコンビ
シリーズ四作目。
音楽の才能を持ち、音楽隊を希望しながら、刑事を
続ける桜子だが、その真意はどこに…?
相変わらず、音楽ネタのストーリーで、
ある少女が帰宅途中、行方不明になる事件が発端。
身代金要求もなく、ただ、彼女の身が案じられる。
防犯カメラにとらえられていた彼女に声をかけた
人物、蛯沢多聞が容疑者として浮かび上がる。
張られた伏線を多少、回収し損ねた感はあり、
推理の積み重ねというミステリーの醍醐味、というより、
このシリーズは、鳴海、音喜多コンビのやり取りの
楽しさに惹かれる。
父親との再会に鳴海は感情を爆発させたが、
爆発しきれなかった感じもあり、
今後の二人の関係の行方も気になるところ。
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好きな作家さん、好きなシリーズの本でした。
この音喜多&鳴海ペアの四作目ですが、また続編が読みたい。
音楽隊採用ながらも声楽の才能がある鳴海が父親と久々の再会となった。
姥沢多聞の生立ちが、選択肢の少なさが切なかった。