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このシリーズは長くなりそうよ。ページめくりながら「え、この話この残りページでどうにかなる?」っ思うくらい濃い目の内容。謎がてんこ盛り。とりあえずどうにかなったけど、これからどうなるのか。しばらく待たねばならん。
軍神と妃は変わらず仲良しでほっこり。
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惹かれ燃ゆるシンデレラロマンス、第3巻。
貴方との約束は、決して違えることはない――。
シン・タール。それは親友ホタルと軍神の側近シキの結婚式で、サクラが初めて見た異国の花。そのほんのりと蒼い花と同じ名を持つ極東の国へ、軍神カイはサクラをお忍び旅行へ連れ出すことに。草原を抜け、翼竜に乗り、森と海を渡ったその先には――。
拡大する黒い魔獣の被害、魔獣討伐に向けた連合軍編成の兆し。そして、世界が激動するさなか、カイが忽然と姿を消す。
見知らぬ世界を巡る二人の甘い旅路と、三種の神器誕生の秘密が紐解かれる第三巻。
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◯『軍神の花嫁3』シリーズ3巻目!
◯水芙蓉(著) suifuyo
◯イラスト セカイメグル
◯カバーデザイン 長﨑綾(next door design)
○ライトノベル・シンデレラロマンス
◯図書館にて
シンデレラロマンスが描かれた愛と冒険が織りなすファンタジーの第3巻。
驚きの結婚式やお忍び旅行、さらに魔物との戦いが繰り広げられ、心をつかむ展開が満載です。
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(あらすじ)
サクラは、親友のホタルと軍神の側近シキの結婚式で初めて異国の花「シン・タール」に出会う。
その花と同名の国へ、軍神カイに誘われてお忍びの旅に出発するが…
魔獣の脅威が迫り、連合軍の結成が視野に入ってくる。
そんな中、ある日カイが突如として姿を消してしまう。
また、三種の神器の誕生に隠された秘密が明らかになっていき、物語は一層緊迫感を増していく…
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(魅力3つ)
魅力①「驚きの結婚式」
物語の始まりは、サクラの侍女ホタルとカイの側近シキの結婚式だったので、思わず驚かされた。
彼らが惹かれ合っていることはなんとなく感じていたが、まさか結婚するとは予想外だった。
「あとがき」によると、2人のエピソードが描かれた作品が上下巻として刊行されているとのこと。
これはとても楽しみだ。
魅力② 「絆が深まる、お忍び旅行」
サクラとカイのお忍び旅行は、二人の関係をさらに深める素敵な時間だった。
カイのサプライズな優しさや、共に過ごすことで強まる絆がしっかりと描かれていて、彼らの愛情の深さが伝わってくるだろう。
旅行中には思わぬアクシデントもあるが、そこでの出来事が、後のストーリーに大きな影響を与えることに…
この2人の絆は今後も守られるように思わせる内容だったが、その一方で、この先に何か不穏なことが待っているのではないかという予感が漂うストーリーでもあった。
魅力③「 スリリングな展開」
カイが姿を消してから、物語は急展開を迎え、緊迫感が漂っていた。
特に、カイを探す意外なコンビの活躍が楽しみなポイントだ。
スリリングな展開が続き、次々と魔物を倒していくものの、魔物の数が多く、危険が迫ってくる状況だ。
そして、今回の騒動で鍵を握る重要な人物が浮上してきた。
さらに、「エピローグ」での会話が、今後の展開に影響を与えそうな雰囲気を醸し出している。
謎が解けそうでスッキリ解けず、さらに深まる展開が続くので、続きを読みたくなること間違いないだろう。
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(ひとこと)
サクラは「破魔の剣」の鞘として選ばれていますが、これまでのところ、特に積極的に行動している印象は少なかったですね。
彼女はカイに守られながら、彼の帰りを辛抱強く待ち、戦帰りの夫の心の支えとして存在していました。
しかし、今巻ではサクラの役割や特別な能力が少しずつ明らかに…
とはいえ、まだまだ謎が多く、すっきりと解決しないどころか、新たな謎も出てきて、私の頭では処理しきれない状況になりつつあります。
それでも、サクラを守るキャラクターたちはとても頼もしく、彼女のそばにいつの間にかいる、タオやアシュも愛おしい存在です。
これからの展開がますます楽しみになり、物語の続きを追いかけたくなります。