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【累計230万部突破! 話題沸騰の異世界ファンタジー】崩壊へ向かう山内で権力をふるう雪哉。対立する長束、配下の二人の男たちの因縁とは?200万部大人気ファンタジー八咫烏シリーズ!
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衝撃の展開からの今作はどんな感じで始まるんだろう?とある意味不安を感じながら開いた。どう考えても不穏な話にしかならなそうで私のメンタルが保つかしら…?と(笑)
ところがいざ読み始めると路近と翠のお話だったので、私にはある意味緩衝材的な物語になっていた。この物語構成も意図的の行われたものなんでは?と思った。
心揺さぶられる展開は確かに必要だけど、それがずっと続くってなるとしんどいのもまた事実。こうした周辺のキャラを深掘りすることでその匙加減を調節するようにしているとしたら凄いな、と。読者の視点を変え落ち着かせる効果もあり、物語に厚みを加えているし。
登場人物に一切の無駄がないのも凄い。主要キャラと同様にそれぞれが同じ時間軸で生きている様が感じられて、他のキャラの視点でこの世界をもっと見てみたいと思った。
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長束陣営の若かりし頃からの物語。いろいろなしがらみや因縁、集まるべくして集まった感のあるキャラの濃いメンバーのプロフィール楽しめました。激動が待ち受けるであろう山内のこれからの展開を予感させる終わりかたも気になります。続きが待ち遠しいですね。
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長束兄さんサイドのお話。
やっぱり一癖も二癖もある人ばっかりいる。
特に清賢さんは面白い。
今回は子供と大人の違いがよくでてくるけど、自分は雪哉のどこか冷めた大人より、長束軍団の理想も追ってしまう甘さがある方に肩入れしてしまう。
路近も翠寛も、これまではお邪魔キャラみたいだったけど、今回グッとそのキャラを見せつけてきた。
長束兄さんが翠寛の教育で、世の中の見方を改めていくところは、これからに希望が持てるようで、ポジティブに感じられた。
次もいよいよポジティブな展開になってほしい。彼らの活躍に期待。
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作者の阿部智里氏、物語を造形するのが実に上手い。今作「烏の緑羽」も読んでいて惹き込まれました。前作前々作との繋がりが、いまひとつ判然としなくて不安を感じながら読み進める部分もありましたが…どうなるかは読んでのお楽しみです。
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謎だった路近や雪哉とぶつかるキャラの深掘り
過去回だからかわりと平和(感覚麻痺中)と思ってたらやっぱりラスト
雪哉のこと悪く言わないで…雪哉がああするしかなかった状況と世界が問題なんだ
雪哉全然出てこないけど対比の描写がすごすぎて…雪哉…誰だって進んで酷いことしようと思ってるわけじゃなくて、誰もできないなら自分がって部分もある。非道なのは非道だけど…
あと本当に周りが…!茂さんを思い出してしまう
目指す場所は同じなのに道を分かってしまうの本当に切ない
望月の烏、はやめの文庫化お願いします!
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雪哉と対立することになった長束とその配下の物語。時系列的には金烏の暗殺の前まで。
路近を信じきれない長束にまさかの人物を側近のもう一人にすることによって、彼を一人前の政治家にさせるのだった。
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路近を恐いと思う長束が変わる
翠寛により、何よりも奈月彦の手配によって
奈月彦には何かの予感が有ったのかと思えてしまう
終章に続く未来を今読みたくてたまらない
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長束と路近の過去話番外編かと思いきや……さすが作者様だ……騙された……1作目からこのシリーズは裏切られている……
次回作、はよ読みたい……
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ここまでが長〜いプロローグ?と思ってしまったʬʬʬ
長束さん…けっこうダメダメだったのですね。第一部でも少し感じてましたが……。金の箱入りボンボンだからしょうが無いですけど。
脇をかためる人物のサイドストーリーから本編へ繋がっていく流れは好きなパターン。
続きがますます気になる。
※AmazonAudibleて聴きました。
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阿部千里さんの、八咫烏シリーズ9冊目。
ワクワクが止まらない!
キャラクターをひとりずつ、生い立ちから内面まで深く描いてくれるのが、嬉しい。
それぞれの人々の事情を知ってしまうと、皆んなのファンになってしまう。
シリーズもクライマックスかな、と思う。
山内の話、ずっと読みたいから「外伝」をいっぱい描いて欲しい。
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長束君もなかなにお坊っちゃまだったのだな。
路近の話が中心のようでいて、その実これからの山内を大きく揺り動かすであろう仕込み?が行われたと見るべきか。決して好きとは言いがたいのだが、なんとなく気になってしまうシリーズであることよ。
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一気に展開するのか❗と思ってたけど、今回は小休止的な。長束、路近などなど脇役人の話もおもしろかったです
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本編を補間するサブストーリー.6章で構成される本巻では,各章の主人公を変えることで,一つの物語を多視点で描く疑似短編集.誰もが真っ当な心根に基づき正義を行うが,正義とは他者と共有される性質のものではないという歴史的事実を愚直に悲劇的に描く.物語であるが故に,余計に切ない.ラストで本編と同期させることで,益々今後の山内というシステムの結末に期待が膨らむ.
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路近の周辺人物が中心の巻だった
ラストにこれまでの経緯と繋がる話が書いてあり
次巻がますます楽しみである
前回で普通の人間も登場し、果たして山内の存続維持はできるのだろうか
全く先が読めなくてワクワクドキドキする