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なるほど、そんなオチか‥
推しアイドルがいる私にとっては、なんとも言えないモヤモヤした読了感となった。
男性5人組ダンスグループとファンの関係を描いているが、
本作家さんは「嵐」の熱烈なファンだったという。
いや、でも私の推し活は続くよ!
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え~、こういうことだったの!?
最後の2頁ほどでやられた。
私の予想は外れたばかりか、まさかまさか・・・
さすが吉川トリコ。
日本にはない、ダンスグループを、と結成された
男性5人グループ
アイドルではないけれど、アイドルのようなことも求められ、
メンバーの恋愛話にSNSも騒然。
疲れ果てた愛生のよりどころは、自宅寮の近くのコンビニ。
そこで店員マユと出会い、いつしか、彼はコンビニではなく
マユを心のよりどころとするのだけれど・・・
電子書籍だったせいか、昭和のおばちゃんには
わからないネット用語が頻発。
吉川トリコ流のジェンダーや多様性がうかがえるものの
でも王道青春ものかと思いきや・・・
何とも言えない読後感。
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面白い作品でした!
吉川トリコさんの小説は初めて読みましたが好きなタイプの作風で他の作品も気になります。
好きな芸能人やアイドルを推すのが日常の現代。
自分も推しがいるので共感できる部分も。
5人組ダンスグループGAME BREAKERSに所属する成瀬愛生。アーティストであってアイドルではないとプライドを持っているのにファンからの見られ方はアイドル扱い。ある日、メンバーの1人が噂レベルのゴシップで炎上。
そんな折、自宅近くのコンビニに勤める青木マユと出会い惹かれる。しかしファンから推される対象の自分が恋愛していいのか…と苦悩する。
コンビニという身近な場所、推しや炎上と毎日目にする言葉。
青木マユと出会ったことでどうなるのか…と読む手が止まらなかったです。
帯に「ネタバレ禁止&二度読み必須」と書かれていたので、何かあるな…とは思っていたけど
残り数ページで予想していなかった展開に。
全て読み終えたらもう一度読み直したくなりました。伏線があったのか…気がつかなかった。
予想外な展開で驚いたけど、急に違う方向に話が進んだので戸惑いがありました。
推しがいる人には刺さるし読みやすくて
オススメです。
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読み終えて本を綴じて出た言葉。
「ないわ」
「いや、ないわー」
読了した方にだけわかる書き方してみた。
この二言が感想です!
そしてこれは賞賛です。もう本当にやられました。
ミステリ小説並みにネタバレ厳禁。これはわかんないでしょ。途中というか終盤になんかおかしくない?って思ったけど、なるほどね!
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サクッと読める作品。
物語的にも普通に面白いが、
さらに予想の斜め上をいく終わり方。
「最後に大どんでん返し」などを謳っている作品と違い予告なしにサラッといかれて
「え?そんな感じ?!?!」と声が出そうになった。
一度読んでみてほしいし、
他の作品もこんな感じなのかな?と気になって読みたくなった。
UNEXTの読み放題で読めます
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だよねー、だよねー、DA・YO・NE!!これはカタルシスを得られた。読書中ずっとくすぶっていた違和感がラストには浄化された。売り出し中で人気急上昇のボーイズグループのメンバー、アキは葛藤していた。「俺はアイドルではない」という自意識なのにアイドル売りしていく事務所。女性ファンのオタク文化に疲弊する日々。そんななか、コンビニで働く素朴な女性マユのことが気になる。芸能人と一般人のラブストーリー。要所要所の「んなわけねーだろっっ!!」という突っ込みも終わってみればOK牧場。このネタは一発勝負、ネタバレ厳禁。
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作者の吉川トリコさんの作品は何冊か読んでいてSNSで見るお人柄も好きだったこと、ボーイズグループをテーマにしたストーリーが気になったこと(私自身もアイドルや俳優を推してるから)から手に取った1冊。
ボーイズグループを好きな作家さんなのに、全然主人公が魅力的じゃない…!と思って読み進めていたんだけど、最後まで読んだら納得だった。
アイドルインタビューでありがちな「好きな異性のタイプ」の質問の問題点が指摘されていたのがよかった。(そもそも異性とはかぎらないし、恋愛しない可能性だってある)
主人公が所属するグループの他のメンバーは魅力的で、実際にこんな人たちがいたら興味を持つだろうなと感じた。
「ハンドレッド ミニッツ ノヴェラ」と称されたシリーズだけあって、ドラマや短編映画を見る感覚で1〜2時間でさくっと読めた。
ただ、個人的にもっと深掘りして語られてほしいテーマなので、このシリーズではなく長編でしっかり掘り下げてもらえたらもっと満足度が高かった気がする。
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男性アイドルとコンビニで働く普通の女の子との、
夢のある恋愛小説かとおもいきや…やられました!
帯にもある通り2度読みしたくなる作品でした!!
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Live配信を観ている人たちのコメントが流れる。好意的なコメントに混じりアンチが入ると、牧歌的な雰囲気が荒れてくる。人気男性ダンスグループのメンバーの灰人がBLドラマの主役でブレイクするとsisと言う女性ファンたちがSNSの過去歴をつぶさにチェックしはじめて世界的ダンサーのミミとの交際疑惑で炎上しだした。
グラスや窓に映り込んだシルエットが灰人の者だとか、ミミの家のソファーに灰人の着ているコートと同じ色のがかかっているとか。
バズりはじめた5人組グループ、今度はクール系イケメンのアッキーが一般人と熱愛発覚だとかっw
一般人はコンビニで働く女子、この娘の反応がフリーズしたり、あっちこっち話題がとんで挙動不審で年齢不詳なところもミステリアスでした。
sisたちの壊れやすい感情が臨界に達したとき生卵をぶつけられるw
思わず「ないわ」ってオチにネタバレ厳禁
2巡目してきますっw
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最近吉川トリコ好き。中日新聞の連載も楽しみにしてたんだけれど、やっぱり面白かった。確かにこれはネタバレ厳禁ですね。そしてダブルミーニングなタイトルに脱帽。推し活って最近簡単に言うけど、推し活と自分の距離ちゃんと考えた方が良いよね。