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髙橋洋一さんの本を読みたく、最新に近い本書を読んでみた。
新聞やテレビでは報道されない、政治の評価、政府の経済政策、外交政策への意見が述べられていた。理論整然と記載されており、政治や経済に疎い自分でも読みやすかった。数字を根拠に説明してくれているので、納得して読み進めることができた。
財務省のプロパガンダに騙されず、本書を読むなどして、自分で正しい情報や考えをインプットする必要があると感じた。
私たちの生活は豊かになるのか?私たちは平和に暮らせるのか?と、気になっている人にお勧めの一冊。新聞やメディアの息がかかっていない情報を得たい人にお勧め。
以下、読書メモ
・岸田総理になってから、実質賃金は26か月連続マイナスだった。これを次の選挙まで忘れるな。
・日本経済は長いデフレからようやく脱却できそうなところ。これで利上げをしたら、デフレに逆戻りしてしまう可能性がある。
・財務省の「財政が厳しい」は大嘘。防衛増税などせずとも、防衛費は賄える。増税を許すまじ。
・ロシアがウクライナへ侵攻したのを参考に、中国は台湾へ進攻しようとしている。習近平国家主席が在任のうちに。台湾有事は近いかもしれない。トランプ大統領は、アジアのことは勝手にやってくれ、と言うかもしれない。日本の防衛力が試される。東アジアの国際情勢に注意。
・日本はモノ(公共物)とヒトへの投資が少ない。