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本書は「X年でXX X万円を楽に貯める」とか、「次の注目株はこれだ」のような流行りの軽い本ではない。自身の「経済的自立」を明確化し、時間と分散投資を味方に付けて、長期的に資産を増やす生き方の指南だ。人生の富について学べるなら、わずか2千円という本代は十分すぎるほど大きなレバレッジだろう。
富=収入+節制*長期の投資期間*分散投資額
という方程式を立て、各項をどのように増やすかを具体的に示している。「本当の通貨は時間」、「夢を追いかけるな」などの徹底的な合理性には、なるほど唸るものがある。
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著者の人生経験を基に資産形成のための方程式を丁寧に解説してくれていました。
方程式にはフォーカス、ストイシズム、時間、分散の4つの要素がありこれらの組み合わせで富の増加が加速するという内容。
マネーリテラシー関連の本を読んできて、何か特別な知識が得られたわけではないが、今まで得てきた知識を整理するのに読んでよかったと思えました。
また今後の自分の人生においては特にフォーカスの部分が課題かなと感じたので、仕事に対する姿勢の在り方を改めて考える機会になりました。
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著者は自らの体験を基に「財を成すための自身の才能(特性)に合った仕事へのハードワークの重要性」(「フォーカス」)を説く。その点において、本著はいわゆる「FIREのススメ」や「不労所得の築き方」に重点を置く他の投資本とは一線を画している。
習慣化のメリットやパッシブ運用の考え方には他投資本等との大きな差異はない。なお、投資資金の一定割合(2割程度)を個別株等のアクティブ運用に回し、自らの運用を通じ(アクティブはパッシブには勝てないことを前提に)生きた知見を得ることも奨められている。
〈メモ〉
本著で「方程式」として提示される4つの変数
フォーカス+(ストイシズム×時間×分散投資)
【ストイシズム】
習慣の力を活用し、より良い人格を得られるよう努力
【フォーカス】
自分に適した才能や事柄を発見しハードワークを継続
【時間】
時間は何より重要。厳に浪費すべきでない資産
【分散投資】
パッシブ・分散型・低コストの投資信託への投資
著者インタビュー
○PIVOT公式チャンネル(リンク)
https://m.youtube.com/watch?v=yt9KU6U-ws8
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どうせインデックス投資の話だろと思ったら、仕事の選び方から日頃の習慣のススメ、金融基礎知識まで、お金を稼ぐための全般的な知識が網羅されている本だった。
翻訳者が一緒らしい『サイコロジー・オブ・マネー』『JUST KEEP BUYING』『DIE WITH ZERO』あたりの内容も含有している。この3冊を読んでいるとそこまで目新しい内容はないのだけど、「好きなことではなく得意なことを仕事にしろ、好きなことは週末にやれ」っていうのはその通りだなと。
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●2025年1月25日、渋谷の試飲調査の帰り立川駅構内の書店「ペーパー・ウォール」にて、本棚に表紙がこっち向いて陳列されてたので。
● 2025年3月1日、銀座 蔦屋書店で見つけた。「ハードワークなしに成功できるか?」みたいなのが読みたいのと、投資のこと結構書いてるので買いたい。
● 2025年3月1日、丸善 丸の内本店で再会。1階。これは買う!
● 2025年3月12日、渋谷 スクランブル交差点近くの大盛堂書店にあった。デイトレはするなと否定してる。
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非常にタフな本。
この手の内容の書籍は多々読んで来たが、本書に関しては現状非常に金銭的に厳しい状況にある人が正しいメソッドで富豪を目指すという内容の書籍でないことは明らかな気がする。
本書が対象とする読者層は非常に厳しい言い方だが、「一般的な給与所得者」なんだなと思う。
働き方も非常に多様化してきてる日本においてどれだけ当てはまるかは分からないが、富を得る上での最低限のメンタルや意識的な側面についての説明は非常に役に立つと思う。
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お金と時間の価値について考えるきっかけを与えてくれる1冊でした。富を築くための道標となるような洞察も多く、「富の方程式」の4つの要素である①ストイシズム②フォーカス③時間④分散投資は人生の中で意識して実践していきたい。勤勉と倹約の重要性についても理解することができた。
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社会人1年目のときに読みたかったなあとしみじみ感じた本でした。
富を得て経済的に自立するということをどこか勘違いして捉えていたんだなと痛感できました。金持ちになることが自立することなのではなく、将来の選択肢を持てるようになることが大切なんだと改めて思いました。
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面白かった。すごい目新しいことというよりは、今思っていることを裏付ける内容。仕事への集中と分散投資が富を生むというものだけれども、やはり万国共通だなと感じた。
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小説ではないので、評価の仕方にあまり基準はない。けど、この本のおかげで、資産に対する意識が変わり始めた。何度も読んで、考えを頭に付着させたい、と思わせてくれる1冊。