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子どもを「産まない」という考えを持っていてもそれを友人、他人に話すのは憚られると感じていたので、こういう風に本として出逢えてとてもうれしい。(もう既に友人にぶっちゃけたことあるけどなんとなくもう気まずい)
どの章も全部“わかり”すぎて自分の気持ちを代弁されてるようで読みながら大泣きした。この本に出会って、私は私のままでいいし、産まなくてもいいって自分のなかでの安心を見つけられたと思う。
別に今後産むことになっても、ならなくても今の私にとっては自分の考えとピッタリ当てはまる救いのような本だった。
自信があるから産んでるわけじゃないって産んだ人はいうけど、取り返しのつかない不可逆な出産をなんの考えも、責任もなしに産みたいなんて思えないです。わたしは…。
となりの芝生はソーブルー聴いてみようと思います♪
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読み始めて数分、私が書いた文書か?!と言うほど言語化出来なかった気持ちが綴られていて本当に驚いた。
私は本当にこの世界も自分自身も信じられない。だから子供に辛い思いさせたくない。
他にも私が子供を産みたくない理由が言語化されていてスッキリした。(その分読むのも疲れた)
夫は子供を希望している。家族や子持ち子なしって大きく括られたりされがちだけど、もうそういった物には囚われるのはおかしい。人間がひとりひとり違うんだから、家族の有り様が違うのは当然のことだ。私と夫のコミュニティに子供が参加することについて考えよう。
子供についてあまり考えずどんどん産む友達に無責任ではないかと疑問を抱くこともあった。この本を読んで多様な考えを受け入れようと思えた
母になっても自分のコアは変わらないという言葉に元気付けられた。
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タイトルに惹かれて手に取った。生理って、毎月毎月来やがるし腹は痛くなるしナプキンしてるのも気持ち悪いしで良いこと一個もない。今は落ち着いたが、私も筆者と同様生理前になると肌荒れもしていた。旅行と重なると本当に腹立たしい。子を産む気がない女性にとって、生理は本当に邪魔なものでしかない。そりゃそうだろう。
筆者は今のところ子は望んでいないが、今後変化する可能性は低いけれど否めないそうだ。変化して「やっぱり産みたい」となったときに生理がないと困るからなのか、生理よ永久になくなれ!とまでは思ってないようだ。
本書は生理のことと言うより、出産するかしないかについてが書かれている。
子を持たない選択をした夫婦に対し、「そういう生き方もアリだよね」という風潮になってきた現代でも、まだまだネガティブイメージは根強いんだね。まあ薄々感じてはいる。DINKSとか言うタグ付けの部類に入る私は、そういうネガティブ意見は無視してるけど。
「子持ち様」とか「子なし」とかタグ付けされるのって誰もが不快な筈なのに、何でこんな言葉が出てきたんだろう。今の社会はギスギスしてると思う。
子を産む産まないというのは完全に夫婦の意思で選択するものなのに、どちらの選択をしても社会はああだこうだ言ってくるんだから、生きにくい。
令和の主婦に求められる役割があまりにも多過ぎることであったり、気候変動や戦争、重税がのしかかってくる未来に希望を見いだせないことであったり、筆者の産まない理由は多々ある。こんな理由をあえてあげなくても、誰にも何も言われない世の中が来れば良いんだけどね。
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同じ意見!共感!
はしたものの、だから今後どうしようとはならず。
今を生きている子どもたちに、産まれてきてよかったか、母達に産んでよかったと思えるか、それぞれ聞いてみたい。
どっちを選んでも後悔するし喜びはあるだろうし、決められている方が楽なのかもしれないと感じた。
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分かりすぎて心の中で膝をバシンバシン叩きながら読んだ。
「こっち」側と「そっち」側としてスッと線を引いてしまう感覚も、そう考えていないはずなのにどうしてもマイナスな価値観を内面化してしまうのもあまりにも分かるんだよな...自分の人生を自分のやりたいように生きていくことが難しすぎる社会だね
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普段自分が感じている揺れ動く気持ちを言語化してくれており、かなりほっとした。なぜなら子供をもった人も子供をもたない人も様々な背景があり、他の人と話すことがためらわれる時代だから。本当はこの話題に限らずいろんな立場の人が意見を言っても最大限の配慮をもって尊重し合えるとよいのだが。。
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子どもがいる家族って何なんだろうを突き詰めて考え詰めた作者の強さ。
たしかにこんなに死に苦しんでる自分なのに、この苦しみを子にも味わさせてしまうと思うと、少し躊躇いのようなものもある。子供を持ちたい理由はエゴ以外のなにものでもない。それは産まれてくる子供の意思を強く尊重したわけではない、そんなことは不可能だから。でもこの世は生きるに値することを教えたい?
直感と勢いを信頼しているのもあるが、結局これでよかったっぽいと思う力が強いことでもある。シュレディンガーの母。産んじゃって、なんとかならなかった人。生存者バイアス。母親になるなら責任感を持て→母親になる責任を突き詰めて産まない選択肢をとると→勢いで産んじゃえばいいのに。と揶揄される
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書店でこの本を手に取った私にある人は言った__
「え?そのタイトル...影響されないようにね」と。
「産む」「産まない」話はセンシティブで誰かとするのは躊躇してしまう。だからこそ、この一冊に書き留めてくれてありがとうと言いたい。
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書店でタイトルを見て思わず購入しました。
普段感じるモヤっとが言葉になって書かれていて、わかるー!と思いながら一気読みしました。
子持ち、子なしどちらも自分たちで選択して生活していける時代なのに、どうして子なしだとなんとなぁ〜く肩身が狭く感じでしまうのか、普段の会話や周りの環境で「?」って思う瞬間があるのか、納得しながら読めました。
子がいるだけ、子がいないだけの違いだけど、みんなそれぞれ心で噛み砕いてなんとかやり過ごしていることもわかり、女性にはぜひ読んでほしいと思いました。
奥様は専業主婦があたり前世代の方々にも読んでもらったら、今後話す時に気をつけようと少し思ってくださるきっかけになる本かとも思いました。
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私の心のモヤモヤが言語化されてて面白かった
女性に生まれたのだから子供を持ってみたい、子供を持つと視点変わるかなーと思いつつも、視点変わるからって子供持つって考えるのどうなんだろうとか、きちんと育てていけるのか心配と思ってたらけど、そう思う人もいるよね。
どんな選択をしてもみんなが生きやすい世の中になってほしい
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タイトルの産む気もないのにという文面、なるほどと思って手に取りました。内容は産まない選択の理由や言い訳で、子育てしている人々への後ろめたさと開き直りという感じ。女性ばかりに不利なこと、ジェンダー問題にも敏感で沢山の愚痴を聞いた読後感でした。
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私は今、妊活中だけどすごく共感できた。
特に前半は男性にも読んでほしいけど、理解できない(しようとしない)だろうなー。
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子供を欲しくない女性の気持ちを知りたかったがまぁ想定の範囲内だった。
筆者は常に子供を産まない選択をしている、と言う。しかしその選択は、結婚後の10年間位で、その後は卵子の老化により出産は不可能になっていく。
今は男性も、子供が産まれたら良い父親になるべきと妻や社会から求められている時代だと思う。
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深く考えてこなかったけど漠然ともやもやしていたことが言語化されていて面白く読んだ。
子供という「他人」をこの世界に迎え入れること。
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まず、子供を産まないことに焦点を当てた本を出版してくれてありがとうございますと言いたい。
ただ、女性はケアの役割を押し付けられてるとか、
女性だけ出産のリスクを負っているとか、
とにかく女は損だということが繰り返し述べられている感じで
私が求めているものではなかった。
もちろん月経や出産の苦痛を和らげる方法や手段が増えたら良いとは思うけど、
日本でも、欧米のように大多数が無痛分娩を選択するようになっても、
私は産みたいと思わないので……。
(今より男女平等が進んだとしても同様)
まあ本書で述べられているように
子供を持たない人にもいろいろあるってことかな。
どんな選択も尊重される社会にというのは同意。