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10年前に書かれた本の漫画版。10年前と今ではだいぶ変わったんだな気づきは得られる
けど本の装丁は最悪に近い。デカすぎ重すぎ。
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マンガにしたからといって読みやすいということは全くない。画が下手(孫さんや柳井さんは似ていないことこの上ない)な上にマンガなのに文字が多くてかえって読みにくく、また文章になっていないからこそまとめがうまくいっていない。まとめは各章毎にあるはあるのだが、マンガの内容をなぞっているだけだし、細かい字でまとめられていてマンガからのギャップで読みにくい。
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いやー、こんな面白い本とは思わなかった。
マンガ、ってだけで、なんかやっつけ的なものかと思ってたら、
イノベーションを起こしてきた企業の中心人物が生き生き描かれていた。
企業名はほとんど知っていたが、ビジネスモデルを考えた人の名前は
半分くらいしかわかってなかった。
知ってる人の似顔絵は似てたから、知らない人もおそらくマンガのような感じなのだろう。
彼らが楽しくビジネスモデルを語ってくれた。
1ビジネスモデルにつき4,5ページと限られた紙面しかなかったが、
それでもマンガは多くを語ってくれた。
それぞれ最後に締めで1ページ解説があって復習できたし。
こういうのが350年分あった。80社120人70モデル。
共通して言えることは、
この本では「高速試行錯誤」。
私の使い慣れた言葉では「試行錯誤の高速回転」
要するにどんどん失敗して成功に近づけ、ってこと。
今の日本の教育のように、失敗を極度に恐れる子供たちを生み出すようではいかんのだ。
工業社会は歩留まりがないのが正解だが、今はもう違う。
いや、ほんとは昔から違う。アイデアが富になるのは江戸時代から続いているのだ。
たまたま工業化の部分で日本が大成功しただけ。
ビジネスモデルでは越後屋、セブンイレブン、ユニクロ、コメリが出てくる程度だ。
あ、任天堂も。
教育の考え方を変えて、イノベーションの世界に進まねば。
0から1を生むのではなく、いろんなものを組み合わせればいいのだから。
日本人もできるはずだ。
失敗さえ恐れなければ。
経営戦略の要素
①ターゲット
②バリュー
③ケイパビリティ
④収益モデル
序章 お金にまつわる5つのビジネスモデル革新
第1章 ビジネスモデルとは何か
第2章 近代ビジネスモデルの創世期(1673~1969)
第3章 近代ビジネスモデルの変革期(1970~1990)
第4章 世紀末、スピードとITによる創世記(1991-2001)
第5章 新世紀、リアルも巻き込んだ巨人たちの戦いと小チームの勃興(2002~2014)
第6章 どうビジネスモデル変革を起こすのか?
第7章 今、日本から世界に挑戦できること
新章 2014~23年の世界とビジネスモデル
●メディチ家「国際為替・決済」
●三井越後屋「現金掛け値なし」
●バンカメ「VISAカード」
●スクエア「モバイルペイメント」
●A&P「チェーンストア」
●シアーズ「GMS」
●フォード「垂直統合」
●ジレット「替え刃モデル」
●CBS「広告モデル」
●ゼロックス「従量制課金モデル」
●トヨタ「リーン生産」「系列モデル」
●オークネット「B2B eマーケットプレイス」
●デル「ダイレクトモデル」
●ギャップ・ベネトン「SPA」
●グーグル「キーワード広告」
●アマゾン「ワンストップ」「ロングテール」
●アリババ「大フリーミアム」
●メイシーズ「オムニ・チャネル」
●クアルコム・ARM「知財」
●キックスターター「クラウドファンディ���グ」
●ズーリリー「会員制フラッシュモデル」
●フォードの垂直モデル、
●Yahoo!のポータル
●Googleの検索語広告
●Facebookのソーシャル・ネットワーク
●アリババの巨大フリーミアムモデル
●チェスブロウのオープン・イノベーション
●知財専業モデルのクアルコムとARM
●知の余剰を活かしたリンカーズ
●グローバルニッチを征した日東電工 etc.