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とても面白く読ませていただきました。ネタバレになるのでここでは詳細を伏せますが、ストーリーの立て方がとても好きです。生まれて18年間を過ごした岐阜の街、今住む名古屋の街が舞台になっているこのシリーズが続く限り読み続けたいと思いました。
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「女子大小路の名探偵」の続編。
大夏は究極のダメンズ、究極のノー天気ヤロウだが、
クソでも、クズでもないところが、救われる。
前作とこの続編を読んで、結局、「名探偵」というのは、
この姉弟なのだろう、と、思った。主人公も。
弟が、事件に巻き込まれ体質で、姉ちゃんが、
毒づきながらも、弟を救済する。
この二人が合わさって、「名探偵」になるのだろう。
姉弟のほか、「別の世界」にいる母親の琴子や、
「ヤマモト」、弁護士の望月などなど、
まともな人物はいない。
いや、読み続けていると、何が「まとも」なのかさえ、
分からなくなってくる。
前作よりこちらの方が面白かった。
前作は、ワチャワチャしたままで終わった感じだったが、
これは、収まるところに収まったような。
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理屈なくとても楽しめた。姉弟愛というか家族愛というかほのぼの感と、凛々しい美桜さんのアクションの緊迫感が小気味よくて最後の着地も良かった。