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久々の船瀬俊介本。安定の面白さ。今回は結論としては日本食を進めるというよりも、ヴィーガン食を進める内容。その理由は、巨大利権が食料をめちゃくちゃにしているから。
興味深かったのは、環境保護団体が畜産業については一切口をつぐんでいる事。牛を育てる事こそ自然破壊の元凶であると分かりました。
更にもう肉や養殖された魚も、怖くて食べたくなくなりました。
星四つ。
下記に付箋を貼った個所の要約をまとめる:
6:肉を食べる人の糖尿病死は、食べない人の3.8倍。
30:肉食が全身に炎症を起こしている。
33:肉食で発生したアンモニアは全身をめぐる。
64-65:炒める揚げる甘辛いは、血管の糖化を催す。万病のもと。
83:ココナツ油、パーム油、ラード、ヘッドは飽和脂肪酸。毒そのもの。
147:動物食で結石ができる。
181-182:家畜の放牧は陸地の砂漠化を起こしている。それを告発すると命の危険にあう。南米だけで1100人の活動家が殺された。
185-186:農薬汚染で一番危険なのは肉。農薬をあびたエサを牛や豚が食べ、それを人間が食べるゆえ。
232:ついに遺伝子組み換えの認可は、動物にまで降りてしまった。種や苗はもはやアウト。いずれ通常の何倍にも育つ養殖の魚や畜産牛などがうまれる。