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●なぜ気になったか
感性に語りかけてくれるエッセイが好き。「そうだよねー」と共感したり「へー、そうなんだー」と気づきをもらったり。未読の著者で、相性いいか確認してみたくなった
●読了感想
「えっ、なんでなんで」「どうしてどうして」紡ぎだされた言葉たちの染み具合に戸惑った。スーッと染み、ジワーッと広がり、ふんわりと包まれる、そんな感じ。本書を手にした自分をほめたい
#好きよ、トウモロコシ。
#中前結花
23/3/17出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
https://amzn.to/3n31DB5
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素晴らしいエッセイでした。
赤信号がサランラップに反射している描写とか、虫が部屋に入ってしまったというエピソードや、最後のお母さんへの絵葉書の話など、ちょっと笑ってポロポロ泣いてしまうエッセイでした。
改めて今後の作家活動も応援しています!
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読み終わって、いいこと、切ないこといろいろあってすぐ眠りたくない夜みたいな気持ち。この本を買っておいた過去の自分にありがとうを言いたい(未来との約束だったのね)大切な一冊になった。
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「えっ?もう読み終わってしまう…」と惜しくなるくらい素敵な本。中前さんの文章、好きだなぁ。もっと読んでみたい。
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筆者の亡くなったお母様への思いがたくさん詰まっている。
印象的なのが、母が亡くなって初めて孤独を知ったという描写。
ムーミンの作家トーヴェヤンソンはずっと少女のような気分で生きてきたが母の死を契機に急に自分が老人になったような気がしたと語っていた。
娘にとって母親がいる状態で自立することの難しさを感じる。わたしも成人して働き始めて尚、母に甘えてばかり。
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中前さんが感じた優しさがまるで自分もその場にいたかのように伝わってきて泣いた。苦手だったトウモロコシを好きにさせてくれた人がいて、それを伝えたい人がいて... 読了後、あたたかい気持ちになり、この余韻がずっと続けばいいなのにと思った。
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#好きよトウモロコシ
#中前結花 さん
「好きよ、トウモロコシ。」
なんて、暖かくて素敵な本なんだろう。
完全に胸を打たれてしまった。
まずご本人の在り方がとても良い
エピソードや文体から中前さんの
可愛らしさや逞しさ、優しさが伝わってくる。
とても微笑ましいのに、
思ってもみないところで涙が出てしまった。
私は本でほとんど泣かないので自分でも驚いたけど、嫌な涙では無かった。
そうそう、そんな気持ちになったことある!
あの時の私も寂しかったんだな〜、
と、少し心の荷が降りたような爽やかな読後だった。
ただ、暖かさや穏やかさだけでは無い。
強さや逞しさがかっこよかった。
あと、思い出すのはやっぱり
助けてくれた大人たちのこと。
この本に出てくる人達は、
朗らかでかっこいい大人たちが多い。
思い返してみると傷ついた分、
周りにはいつも助けてくれる人がいた。
東京は思ったよりも暖かい、人は優しい。
そんな事を思い出しながら読んだ。
これから訪れるいろんな瞬間、
この本があればきっと大丈夫って
思えちゃう1冊だった。
それもきっとご本人のお人柄あっての事だろうな。これは大切な人に勧めたくなる本…!
本当に味わい深い本に出会ってしまった!
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2024.6.20発売の雑誌『CU』で書評をコラムを書かせていただいた。定期的に読み返したくなる、素敵な一冊。
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縁側に差し込む陽だまりの中で読んでいるような、ぽかぽかした本に出会いました。
素敵なあたたかいお母さんとの想い出だったり。
虫との格闘。便利屋さんとのやり取り。
断られてしまった。の文章では息ができない程笑ってしまいました。
とてもとても出会ってよかったと思う本でした。
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初めて読む作家さんでした。
いいなぁ…。
思い出や日々のこと、感じたことなど…とりとめのない日々のことを綴ったエッセイ。
誰にでもあるようなシーンを切り取って、穏やかに自然体で語られています。言葉がスーッと入ってきて優しく馴染んで、読んでいて心地いい。
表題の「好きよ、トウモロコシ」も、とても良かった。
著者の本への思いには共感しかない。
中前さんの言葉の選び方、好きだなぁ。
自分の中のちょっとした小さな感情の変化を言葉にして表現できる人、本当にすごいと思うし正直羨ましい…。
私もこんな風に、心の機微を言語化出来るようになりたい。
寝る前のエッセイにちょうどいいゆるさでした。
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まあるくて、柔らかくて、あったかくて。そして
なんだか切ない、素敵なエッセイ集だった。
そしてこのユニークなタイトル、読み終えてみるとなんとこの作品にしっくりくるタイトルか。
何かの成果になったり、世の中を変えるものではなくっても、私たちの日常には、生活には、人生には、素敵な瞬間や喜びが溢れている。
ライトの光ほど強くはなく、お香を焚く時くらいのささやかな灯りのような、優しくて温かい光。
そんな光の素敵さを丁寧に描いてくれるような、そんな作品だった。
中前さんのお母様、とても素敵な方だったんだなあ。
1つ目の不動産さんのエピソードと表題作が特に好き。泣いてしまった。
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今出会えてよかったと思う本。
お父さんとお母さんを愛おしく思う気持ち、お母さん亡くなってからの後悔と、それを丁寧にみつめながら自分の中で消化して前に進むことができている中前さんが素晴らしい。両親を大切にしたいと思った。
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初めて読んだ作家さんです。
柔らかい文章で綴られたエッセイです。
短編なので寝る前に1つづつ読み進めるのも楽しいと思います。
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とても温かい気持ちになる本でした。中前さんの一つひとつの言葉が宝物のようです。
これを読んで思い浮かべた人がいます。その人のことを大切にしたいと心から思いました。
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不思議なタイトルと絵に惹かれます。
優しくて読み心地の良い文章でした。
エッセイストの選ぶテーマってそんなことで書けるんだ!と感心しますが、収納扉の閉まる音について書かれているのを読んで、アンテナすごいなって思いました。
不動産屋さんを訪れる話と、虫の知らせの話が面白かったです。