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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪ことばについて、いろいろな角度から解説されていて、面白く読むことができました。独特の文化との関係など、興味深かったです。
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<目次>
第1章 大阪人のしゃべりはなぜ軽快か~大阪弁のリズム
第2章 歌う大阪弁~アクセントが作る言葉のメロディ
第3章 大阪弁・関西弁はひとつじゃない~「ほんもの」の大阪弁とは?
第4章 大阪弁はいつ、どのように生まれたのか~「コテコテ大阪弁」の誕生とその後
第5章 大阪人は本当にけちか~ステレオタイプの成立と変容
第6章 大阪人のコミュニケーションはどこがちがうのか?~大阪人はストリートファイター
第7章 日本語話者はなぜ大阪弁に魅せられるのか~ポストモダン化する日本語話者
<内容>
真面目な大阪弁の分析本。テレビの創世記に生まれた関西人(大阪人?)への言葉の偏見が変わってゆき、いまや日本人の憧れの言葉になっていると分析。その証拠として、「どんくさい」や「知らんけど」を挙げている。やはりテレビの漫才師、コント師たちが広めているようだ。
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大阪弁の変遷を知ることができて面白かったです。
かつて大阪で働いていましたが、その昔ですら聞くことがほとんどなくなっていた船場言葉を話す営業さんを思い出しました。「〜でおますな」などと、書けば芸人言葉と同じでも、船場言葉は柔らかいのに、ドライでさらっとしていて、客の気を損ねることなくビジネスを進めることに特化した言葉なのだと感心したものです。
著者の大阪愛が端々に感じられて、読んでいるうちに気恥ずかしさすら感じてしまいましたが、この本を手に取る方は関西に所縁のある方でしょうから、きっと共感できるところが多いのではないでしょうか。
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金水敏先生のご著書『大阪ことばの謎』を拝読しました!
扱っているのは真面目な内容なのに、なぜだか笑ってしまう——
大阪ことばが題材だからか?
それとも金水先生の文体?
おそらく先生の語り口が文字になっているからこそ、なんとも言えない面白さがあるのかもしれません。
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https://claude.ai/public/artifacts/0b390c1b-89c1-46b1-b66b-a057d2de2982
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考えてみたら、我々はみんな
日常会話とビジネス用会話とで
話し言葉を変えているんでは?
イントネーションは仕方ないけど
家族や友達にしゃべりかける感じと
お客様に話しかける感じでは少し違うように。
というわけで、日常会話としての方言が
どの地方でも残っていくといいなぁ!
ちなみに個人的には
「オチ」というより「返し」を
求めている気がします。
会話のキャッチボールがしたいのよ
…知らんけど(´▽`)