田舎の鬱屈した日常に残る、鈍い光
2022/08/21 17:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:masuky - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんな田舎にずっといてたまるかって考えてる女の子と、ここでしか生きていけないヤンキーの女の子との、関係。
田舎の鬱屈した感じや閉塞感の描写がリアル。地方出身者なら嫌なノスタルジーを感じるやつ。でもそれすらも離れてしまえば懐かしい。
そういう、濃い緑色に塗りつぶされた監獄みたいな地元だけど、泣けるほど好きなもの、あったね……という思い出が鈍い光ように蘇るような、そんな作品でした。
女の子と女の子の関係が好きな人には特にお勧めです。
発売当初、本屋で妙に表紙に惹かれてジャケ買いしたんですが、買ってよかった。
さようならガールフレンド
2017/08/12 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ん~…ちょっと分かる、この田舎ストーリーと、男子のヤラセロ具合。
ほんっと、イヤですよね!
まぁ…田舎じゃなくっても、歩くワイドショーのおばちゃんっていますけどね…
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵が特別うまいというわけではないが、惹かれる絵です。小さな町で息苦しく生活している女子高生が主人公です。夜に見た工場私も見たい。
投稿元:
レビューを見る
高野雀さんの漫画は、読んでいてとても落ち着く。ときめきとか無くても、煤けていても、私には高野さんの漫画が必要なんだ。
投稿元:
レビューを見る
三軒茶屋のツタヤにて、著者サイン本平積みで衝動買い。だってポップが、「全国のマンガ読みをうならせた」とかだし。絵がすごくいいです。
投稿元:
レビューを見る
女の人がみんなよかった。
でもわたしはかんたんに女の人に共感しないってきめてるから。
「そうして何も出来ずに ひっそりずっと好きでいる」
投稿元:
レビューを見る
山内マリコ「ここは退屈迎えにきて」にも通じる閉塞感と甘さと苦さ。
主人公と同じ気持ちで、ビッチ先輩を好きにならずにはいられない。
投稿元:
レビューを見る
なんともほろ苦い、僕は凄い好きなタイプの漫画でした。なんとも女性らしい感じで、なんとも心が満たされないというような感じが好きです。
投稿元:
レビューを見る
なんとなく表紙に惹かれて借りてみたんですけれども、これはイイんじゃないでしょうか…! 初めて読む作家さんですけれども…まあ、女性の作者ということでアレですね、信条描写が特に…痛々しく感じましたねぇ…女性は本当にこういう心情描写が上手い…
↑「こういう」の部分がうまく説明できませんが、まあ読んでみて、としか言えませんねぇ…
もうちょっと若い時、というか高校生の時分で読んだらさらにビビッと来る話もありましたねぇ…今では感情が鈍磨してしまい、他人に対してそこまで強く恋い焦がれるとかね…そういうのが無くなっている現状を鑑みますとやはり当漫画は若い時分に読んだ方がビビッと来るものがあるやもしれません…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
投稿元:
レビューを見る
短編漫画集。「さよならガールフレンド」「面影サンセット」のみ読了。
両作とも質の高い、純文学の薫りが立つ作品。絵も台詞も良いけれど、特にモノローグが印象的で、内容も、挟まれるタイミングも絶妙。
本巻に収録された他の作品も、また読みたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
高野雀さんの作品『さよならガールフレンド(2015)』を読了。 ”エイリアン / サマー”が一番好きでした。 淡い青春だなぁ・・・ 兎に角、武田さんが好きなのです。
投稿元:
レビューを見る
特設サイトで公開されてた「あたらしいひふ」と「さよならガールフレンド」のお試しを読んで絵が好みだったのと面白そうだったので。
何度か読み返す事になりそうだなと読んでいる最中に思った。
表題作も良かったけど初見では「ギャラクシー邂逅」が良かった。
自分はまだまだ少女漫画が好きなのだろう。
投稿元:
レビューを見る
1番好きな話は最初の話ですが、どの話も女側からしたら綺麗というか可愛いな、って一旦思うけど、男側からしたら、キモイで終わる話多そう。男にそんな事されたら、使われているし、正直モノ同然って思ってると思う。しかも、まだ男からしても多分女も少し思うかもしれないけど、まだいい扱いじゃないかな。女の人の本音が描かれている話なんだろうけど、私は世の中いい人なんていないのだから、現実的な話多いと思うし、男の普通の優しさだし、女のなんとなくしてる行為が本人の可愛い考えから見え隠れして、黒いもの渦巻いてそう。
初めの話は、多分登場人物の性別や汚い表現を少なくしたからどこにでもある話なんだろうね。主人公は女性ではあるけど、本当は男性で描きたかったかもしれないし、女の先輩は周りにとっては友達いない設定なんだろうね。派手な子ほど同性って疑ったり、悪い人に見えるだろうし。でも、女の先輩はその主人公にかなり気を遣っているのが分かるし、本当はもっと体ボロボロで、バイク乗るのもやっとなんじゃないかな?その地域特有の問題多いんだろうな、まだ同意があるから主人公は彼氏?とイチャイチャしてても、周りの子は普通の人に見えるだろうし。この主人公の彼氏との出会いと付き合った経緯は周りのクラスの男性は知ってるだろうけど、主人公の女友人達は知らないんじゃないかな?本当にそこをもっと描けば、女同士まだ気持ちの共有できただろうね。そういう子、多かっただろうし。本当にカップル同士の公開の話はいろんな意味で男は知ってるからね。その女の先輩って、なんでその主人公のために色んな事努力して逃がしたんだろうね。そんなに女の人達って、性格悪くないし、理解できなくても、その彼氏や過去の引越してきた経緯を言えれば良かったのかな。でもその主人公に対しては女友人は普通に接しているし、女先輩といるところ見てても気づかないフリしてくれてるから、本当に気を遣うべき人、ってある意味その主人公の家族や、男だったりするのかな?だから、女が勘違いして悪口言わないといけないくらい、皆必死に学生生活やらなんやら大変だと思うよ。多分、こんなに女同士想い合うのは珍しいから、先輩が女の設定は間違いではなくて、主人公が男であるのは間違いないんだろうね。本当に誰にも迷惑掛けないで生きるのは難しくても、気持ち隠しながら生きるのはできなくもないよね。