- みんなの評価
3件
ヘンな科学
著者 五十嵐杏南
笑える科学 “イグノーベル賞" から、40の受賞研究を紹介!
「なぜバナナの皮を踏むと滑るのか?」
「バッタはスターウォーズを観ると興奮する」
「人間をやめてヤギになったデザイナー」etc……
人々を笑わせた研究を称える「イグノーベル賞」。その研究内容のユニークさから、毎年行われる授賞式は科学に馴染みのない人からも注目を集めます。
本書では、そんなイグノーベル賞の受賞研究から最新の「笑える」科学ネタを厳選。ときには自らを実験台にし、ときには何十年も同じ研究を続け、私たちに身近な疑問をとことん追求します。
本家のノーベル賞とは一味違った、肩の力を抜いて楽しめる科学をお楽しみください!
ヘンな科学 “イグノーベル賞” 研究40講
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ヘンな科学 “イグノーベル賞”研究40講
2021/09/07 17:15
探求精神をウィットで評価する。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも「今年の受賞者発表」ニュースだけをみて「なかなかおもしろい」と思っていたけれど、きちんとどんなものか読んでみたことはなかった。様々な種類がある。その名称、内容を眺めるだけでもにやりとしたり、想像を膨らませたりと楽しい。
・コーヒーをこぼさずに歩く方法が流体力学賞。
・防毒マスクになるブラジャーが公衆衛生賞。
どうしても本家のノーベル賞と比較してしまうが、こんなのを見ると時代に合わせて賞の名称も変わっていいのかも、と思えてくる。
・2020元大統領トランプ氏を含めた首脳の一部には「医学教育賞」。授賞理由は「新型コロナウイルスの大流行を使って、医師や科学者よりも政治家のほうが、人々の生死に影響を与えることを世界に知らしめたため」。
モットーは「まず笑わせ、その後考えさせる」だそうである。どんな内容かは読んでのお楽しみ。
創設の話も載っていた。「ノーベル賞のパロディ」か、ぐらいに思っていたのだが意外に深い。探求精神はときには「やりすぎ」「意味不明」に受け止められる場合もありそうだが、そこをウィットで評価し紹介する。柔らかな頭で受け止めることの大事さを教えてくれる賞である。
1年遅れのオリンピックが終わった。評価は様々。本書を読んでいたせいかオリンピックにもこういう考え方を・・・いや、すでにどこかで「イグ・オリンピック」が行われているのなら面白い。
ヘンな科学 “イグノーベル賞”研究40講
2022/07/19 19:20
時に考えさせられる。
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
たまにマスコミのニュースで見聞きする程度しか興味がなかったイグノーベル賞であるが、この本のようにまとまったものを読むと、くすっと笑うと同時に考えさせられるものがある。
著者が科学者ではなく本職のサイエンスライターのせいか、説明が素人向けでわかりやすくユーモアを含んだ語り口がとても良い。
ヘンな科学 “イグノーベル賞”研究40講
2021/07/08 11:45
誰かに話したくなる。
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投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学に疎くても、興味がわく研究ばかり。クスッと笑えて誰かに話したくなる。
夏休みの自由研究の大人版だ。
粘菌の研究で受賞した日本人の話も載せてほしかった。