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3件
肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ
【電子書籍限定書き下ろしSS】&【輝竜司先生描き下ろしイラストとサイン】付き!
「1人vs1000人!?
正面突破で
国を倒せ!【フルボッコ】」
美貌を頼る気まるでなし。美女の痛快英雄伝開幕!
コミカライズ企画進行中!
書き下ろし番外編巻末収録!
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中村颯希先生推薦!
(『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』(一迅社ノベルス刊))
「「婚約破棄された令嬢」が「劇的な変化を遂げ」「追放先で次々と人を魅了し」「活躍する」。要素だけ並べれば王道の悪役令嬢物語のはずなのに、こんなに血湧き肉躍る英雄譚になるなんて。誰も彼もが男前!こんなの惚れてしまいます」
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書き下ろし番外編収録「約束を破る果て」
【あらすじ】
帝国が領土拡張を図る乱世。大軍勢に一人対峙する絶世の美女がいた。黄金の艶髪。括れた細腰。――名をローズメイ=ダークサント。その正体は、かつて太った容姿と王国最強の武勇で名を轟かせた「醜女将軍」。婚約者に嫌われ命を散らしたにもかかわらず、神の気まぐれで蘇った伝説の女武人であった! 何もかも失った彼女を突き動かしたのは、その誇りのみ。「たかだか一度死んだ程度で、弱き者を守る生き方が変わると思ったか?」。その志はならず者や敵将の心さえも打ち、配下に志願する者も現れる。少女を襲う龍を殴り倒しては、民を虐げる貴族を殲滅。やがて噂が噂を呼び、祖国の仇の帝国にも目をつけられることになり――? 美貌を頼る気まるでなし。正面きって国を倒す美女の痛快英雄伝開幕!
著者について
●八針来夏
こんにちは。猪と竹藪に悩むド田舎でしぶとく小説界隈にしがみつく作者です。
いつも「面白い」「面白くない」の狭間であがいていますが、この物語はそんなことを考える暇もなく楽しんで書けました。
自分の場合、それは最高傑作ということです。作者のように楽しんでもらえれば幸いです。
●輝竜司
作画の打診のメールをいただいた時、本作の書籍化決定の嬉しさのあまり、部屋をしばらくぐるぐる歩き回っていました。いつか本になって、手に取れたらいいなとずっと思っていたんです。
そんな本作のイラストをお任せいただけること、緊張すると同時に、絵描きとして無上の喜びです。
肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ2【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
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肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
2024/11/28 00:15
大兵肥満の醜女から傾国の美女
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
当初大兵肥満の醜女が婚約破棄を経て傾国の美女に変身するコメディなのかと、軽い気持ちで思い読み始めたが中々どうして胸が苦しく切なかったり笑えたりと深く面白い。
竜頭蛇尾にならないようこのままの雰囲気を保ち最後まで話を続けて欲しい。
肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ2【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
2025/03/30 02:22
相変わらず書き下ろしがとても良い
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
自領のため国を裏切って帝国や邪教徒と通じた男爵家を討つべく、隣領子爵家より兵と共に出陣したローズメイ達。
男爵家の持つ金鉱山目当てに邪教討伐を掲げて近隣領地からも兵達がやってきて略奪しており、義憤にかられたローズメイと激突する二巻目。
いやこれは確かにサーガの一編だわ。
敵だったはずの騎士も熱くなって立ち上がっちゃうわ。
一巻目よりも血肉沸き躍る戦争だったね。
セルディオ関連のエピソードもだいぶ心揺さぶられたけど、やっぱり決戦の時に死した八名の仲間達が駆けつけてくれたシーンが最高の盛り上がりだった。
書き下ろしっぽい彼らとの思い出と決別の話も泣けたわ。
この作品はあまり個人名を出さなくて、ものすごく軽く人が死ぬ。
でも名前のある人々だけが栄誉ある華々しい死を与えられるわけじゃなくて、名もなき戦士達もこうして描かれるのは胸に来るものがあるなぁ。
神に生かされて、ただ義憤で行動してただ生きようとしていたローズメイの指針も決まったようだし、次巻以降も楽しみだわ。
しかし、これが女性向けの恋愛作品なら、今後ダヴォス王子がヒーローになるんだろうなって感じだけど、もうこの作品の方向性は予想がつかないわ。
肥満令嬢は細くなり、後は傾国の美女(物理)として生きるのみ【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
2025/03/30 02:20
本編よりも書き下ろし番外編の方が良かった
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
父兄亡き後武門の跡継ぎとして騎士になり、強力神の加護と引き替えに美しさを失い婚約者の愛を失った将軍令嬢。
奸計に嵌った王子から婚約破棄のために前線から呼び戻され、最後まで国を守って戦死するが、強力神の慈悲によって遠い地で生かされ、強さはそのままで失ったはずの美を取り戻していた。
傾国級の美貌を手に入れた令嬢が、鍛え上げた膂力でもって物理的に叩きつぶしていく話。
所々謎の改行や、視点の中心キャラがころころ入れ替わって読みにくかったが、万夫不当の英傑ぶりには感服する。
最初は国一番になるほど鍛えてなんで脂肪たっぷりの醜女?とかなり疑問だったけど、神の加護の対価なら仕方ない。
脂肪より筋肉のが重いはずだけども。とはいえ物語はまだ序章で、死地を求めた彼女が生きようと思い始めたばかり。
彼女が何を成していくのか楽しみだわ。
褥を共にする約束をした生き残りの二名との再会も気になるし。
まぁ書き下ろしの悪党の生涯の話はあんなんずるいでしょって最期だったので普通に泣けました。
正直一番良かった。