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14件
月の立つ林で
著者 青山美智子
長年勤めた病院を辞めた元看護師、売れないながらも夢を諦めきれない芸人、娘や妻との関係の変化に寂しさを抱える自動二輪自動車整備士、親から離れて早く自立したいと願う女子高生、仕事と家族のバランスに悩むアクセサリー作家。 つまづいてばかりの日常の中、タケトリ・オキナという男性のポッドキャスト『ツキない話』の月に関する語りに心を寄せながら、彼らは新しくてかけがえのない毎日を紡いでいく。
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月の立つ林で
2022/11/17 20:54
月の立つ林で
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても良かったです。
月を見るのは好きでしたが、さらに好きになり知識も得ることが出来ました。
また人はどこかで繋がってるのだろうと思いました。
やはり青山美智子さんの本は良いなあと思いました。
月の立つ林で
2023/03/09 08:35
月にまつわる話が広がっていく
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポッドキャストで流れる番組「ツキない話」が、個々の短編に重要な道具立てとなり、人と人とのつながりを描く短編集。人と人とが出合い、何らかの関係を持っていくと、知らず知らずのうちに、太陽のように輝く人と、それに月のように寄り添うように見える人との関係が生まれることがある。ブダイに立つ人と、舞台を支える裏方のような関係だろうか。そんな人たちを丁寧に描き、「ツキない話」の番組のメッセージが、一つの軸のように、物語たちをつないでいく。「ツキない話」の語り部が、あの人とは、予想もしなかった。
2023/10/29 18:11
2冊目
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
青山さんの本を読むのは「お探し物は図書室まで」に続いて2冊目です。
こちらも、1冊目と同じ構成になっていますね。
それがののエピソードにほっこりと温かくなって、月のトリビアにへぇーって感心して、そして、ラストは、まさかの号泣でした。