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さみしい夜にはペンを持て
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『嫌われる勇気』古賀史健が、はじめて13歳に向けて書き下ろした「書くことで自分を好きになる」本。他者より先に、自分との人間関係を構築しよう。うみのなか中学校に通うタコジローが、ヤドカリおじさんに出会い「日記を書く」ことを通じて新しい自分を見つめる寓話。イラストもたっぷりで読書が苦手な子も読みやすい。なんとなくさみしい。なんとなく消えたい。そんな孤独な夜に寄り添い「ひとり」になる勇気が持てる一冊
さみしい夜にはペンを持て
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さみしい夜にはペンを持て
2024/06/02 19:19
新しい文章読本
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど!と目からうろこの文章読本。
タコロジーの単なる物語かと思いきや、言葉を集めて紡ぐ面白さを学べ、作文への抵抗もなくなる。中学生くらいの子どもたちに薦めたい。
2024/06/21 23:57
自分のための日記を
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:otr - この投稿者のレビュー一覧を見る
学校の宿題の作文の件からするならば、SNSだって読み手を意識した、小さな嘘の混じる文章にならざるを得ないのではないか。ネットマナーの問題というのもあるので、読み手を意識するのは当然としても、結局そこに自分というものはいずれ、居て居なくなる。
考えの伴わないおしゃべりはいくらでもできるが、考えの伴わない文章など無い。SNS等のテキストチャットが抱える矛盾はこれか。だからSNS越しの付き合いに疲れるわけだ。
いかなる他者にも見せず、あくまで自分のために、自分に読ませるために書く日記は、嘘偽りの無い自分を書ける。それが結果として自分について考えさせ、向き合わせてくれる。そしてその日記は、未来の自分が読者となるのだ。
苦渋の決断でSNS上の友人との付き合いを全て絶ったことを機に、本書を手に取った。読了後、2016年に1年間書いていた日記を読み返した。
本書のおかげで、アナログな日記の価値を再確認できた。