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4件
夜明けのはざま
著者 町田そのこ , yasuo-range
『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞!3年連続、本屋大賞ノミネート!! 自分の情けなさに、歯噛みしたことのない人間なんて、いない。 死を見つめることで、“自分らしさ″と“生″への葛藤と希望を力強く描き出した、著者渾身の感動作。
夜明けのはざま
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夜明けのはざま
2024/03/19 21:40
頑張る女性が正当に報われてほしい
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
大切な人を失って得た何か。
身を切られるような思いをして手に入れたものは、
形を変えてまたほかの誰かへと繋がれていく。
と言われても納得できないくらい
彼女たちは酷い目に遭っている。
頑張る女性が正当に報われてほしい。
夜明けのはざま
2023/11/28 15:46
生と死
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族葬専門の葬儀社を舞台にした、死から生のたくさんの可能性を教えられる、前向きな連作短編集。
葬儀社が舞台だけに「死」が扱われた重い作品ではあるが、それと同じくらい瑞々しい「生き様」も描かれていた。受け入れられない悲しみと、共に過ごした愛しい想い出が、重くのし掛かってくる、痛くて温かい作品。
葬儀社などの仕事への偏見、価値観の違い、相容れない気持ちを知らぬ間に押し付けあってしまう人たち。ただのエゴなのか、思い遣りなのか―――心の余裕次第で、相手の言葉の意図を歪めてしまう怖さも感じた。
偏見の塊の登場人物が多く、イライラする場面がかなりあるから、心に余裕がない人にはあまりオススメ出来ないかも。
夜明けのはざま
2024/05/22 16:10
泣ける
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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
死と向き合うお話だけど、偏見や差別なども考えさせられる。
「自分の中の『それくらい』を相手に押し付けちゃだめ」という言葉に納得。どうしても自分中心になってしまい忘れがちだけれど、時々そう思い直すことが大切だなと思う。