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16件
変な家2 ~11の間取り図~
著者 雨穴
雨穴最新作!『変な家』第2弾!
14万字超、完全書き下ろし!
あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?
前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが
不可解な間取りの謎に挑む。
1「行先のない廊下」
2「闇をはぐくむ家」
3「林の中の水車小屋」
4「ネズミ捕りの家」
5「そこにあった事故物件」
6「再生の館」
7「おじさんの家」
8「部屋をつなぐ糸電話」
9「殺人現場へ向かう足音」
10「逃げられないアパート」
11「一度だけ現れた部屋」
後編「栗原の推理」
すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!
変な家2 ~11の間取り図~
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変な家 2 11の間取り図
2023/12/31 11:12
3.15公開の映画にも期待(チラシ入手済み)
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Haserumio - この投稿者のレビュー一覧を見る
夕方に読み始めて止められなくなり、今朝の2AM前に読了。やっぱり、こういう本は深夜に読むと興趣が倍加しますね。ところどころ首を傾げる箇所もありましたが、これだけ読ませてくれたので、星5つです。
個人的には、例えば以下の二点はどうなのかなぁと。
・(318頁)「家の心臓だから、鍵をかけてはいけない」のであれば、資料11の家は、熱心な信者の家なのに、その教義に反している。
・(429頁)義足がなかったとしても、トイレの前は(広い家なので)それなりのスペースもあるはず。そんなに都合よく階段から落ちて死に至るかね・・・
前作に比べて大容量になったせいか、キレがなくなったというか、前作の方がシンプルに怖いと感じさせるものがありましたが、それはさておき、ある意味、最後まで真犯人が現れない(というか、最後になっても姿を現わさない)という設定は、宮部みゆきの『火車』を彷彿とさせるものがありました。
変な家 2 11の間取り図
2024/01/14 23:28
前作以上のミステリー度、話の上手さです。
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作は映画化されるほどのヒット作まで上り詰めました。
当書は第2弾になりますが、前作を凌ぐミステリー度の高さです。一見、何の関連性のなさそうな家々の間取りが11軒紹介されますが、これらが見事に1つのストーリーとして繋がります。読み進めるほど、そのゾクゾク度は高まります。
本当に、雨穴さんの話の持って行き方は上手すぎます。当書も前作以上に楽しめました。前作を読まれた方々には、是非とも忘れずに読んでいただきたい第2作です。
2024/04/01 19:31
期待を裏切らない!
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
YouTubeから雨穴さんの動画をよく見ていた古参ファンです。変な家1はもちろんのこと、変な絵もおもしろく、変な家2が出るなんて嬉しすぎました。11個の話が最終的にどう交わるのか、それを考えながら読んでいくのがとてもゾッとしたのと同時に、先に読み進めたい気持ちが強すぎて、数時間で読破してしまいました。読みやすいのも雨穴さんの特徴のひとつですかね?