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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 35件

天地明察

著者 著者:冲方 丁

徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。 ※本書は2012年5月に発売された角川文庫版『天地明察』を底本に電子書籍化したものです。

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みんなのレビュー35件

みんなの評価4.3

評価内訳

天地明察 上

2012/06/13 12:40

無茶苦茶おもしろい!!

14人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽかぽか - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻のページをめくるやグイグイ引き込まれてページをめくる度にたまらない快感を覚える。まるで映画を見ているようにハラハラドキドキしながら読めた。

囲碁技師で算額(江戸時代の日本の数学)好きの主人公が、突如お上から測地の仕事を命じられ、未だ知らぬ大きな運命に向かって翻弄されながらも成長していく物語。算額、測地、天文学などが物語の切り口になっているというと、何やら読みにくそうに思えるけれど、読んでみるとそんなことはなくて、一切の専門知識なしにスラスラと読み進めることができる(なのにちょっと頭が良くなった気分になるのは不思議)

主人公の渋川春海を含め、登場人物は全員実在した人なのかな? もしそうなら、よくここまで史中の人々を生き生きと描けるなぁと思う。まだ1巻を読み終えたばかりだけれど、早く次が読みたくてたまらない。流石は本屋大賞など複数の賞を取った小説。これは老若男女問わず、誰が読んでも面白いんじゃないだろうか。上巻の時点では文句なしの★5点!!

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天地明察 上

2012/05/31 00:42

キラ星達のエリミネーションマッチ

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

渋川春海は、碁家の生まれだが、この安井家というのは元は畠山氏を祖にする源氏の流れの武家、戦国の世が続けばどこかの合戦か関ヶ原あたりで討ち死にしていてもおかしくなかった身の上だ。それが父の一世安井算哲が囲碁にすぐれて、公家や武家に可愛がられたことで、碁打ちとして生計を立てるようになった。生まれも育ちも京で、公家屋敷などに出入りするのもしばしばであった二世算哲少年は、様々な人々との交流があり、広い見識を身に付けることができたと思う。神道や占星術、算術もあれば、歌も書もあり、その幾つかには才能を発揮したかもしれない。
それに対して、囲碁の上でのライバルとして描かれる本因坊道策は、石見の国から幼少時に江戸へ出て、若くして師の道悦の域に達し、さらに新しい囲碁理論を完成させて、囲碁のレベルを飛躍的に向上させた、この道の天才にして革新者。春海とはまったく違った内面構造を持っていたろうが、二人はお互いをどのように見ていたろうか。
春海の意識を形作った背景には、かつて花開いた東山文化があり、それは戦乱の世のために居場所を失ったが、脈動を伝える人々は残り、平和が訪れた安土桃山から江戸時代へと大きく花開かせた。文化人達にとって精神的な意味も含めての最大のパトロンは天皇家であり、その威光に近づこうとした秀吉も家康もまた、文化振興策を取るのは必然だったかもしれない。春海や彼を取り巻く人々は、そんな世の流れによって才能を開花させたという見方もできるだろう。
一方で、安井家は会津藩にも縁が深く、保科正之ら幕府初期体制を構築した人々にも春海は薫陶を受ける。その武断政治から文治政治へ移行する流れの中に春海を位置づけたのが、本作の独創的な点であり、物語の力強さを生み出している。
現代風にモラトリアム意識の強い性格に設定された春海は、当時の囲碁界に(あり得ない設定ではあるが)真剣勝負が無かったということの物足りなさから、算術の世界にのめり込み、そこから改暦プロジェクトに抜擢されることになる。筋道自体はある種の成長物語であるし、成功物語であって、挫折を乗り越えて名誉を勝ち取るまでの描写は痛快に楽しめる。ただ彼のどこが周囲に評価され、またどのような内面の成長があったのかはさっぱり分からないままで、少年マンガ風に必殺技を編み出しながらひたすら勝ち進んでいく話でもある。
春海自身がどうであれ、彼の中には彼を支え、信じてくれた人々の思いが積み重なっていく。暦法は世を治める知恵であり、様々な文化や学問を統合した一つの集大成だ。春海という一人の人間は、実はこの時代のある種の人々の思いの集合体として存在している。剣術や武力で活躍した武士、武将だけでなく、これらの人々もまた時代を形作った人々であり、光を当ててみれば幾多のロマンがあることが知れるだろう。そこには発展もあれば、衰退も諍いもあり、希望も哀しみもあるだろう。そういった物語達の一つの入り口にもこの作品は位置づけられるのではないだろうか。

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天地明察 上

2012/06/15 10:35

天を読み地を知る

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:pokhara - この投稿者のレビュー一覧を見る

暦(カレンダー)というと、ふだんは空気のように使っているけれど、それが古人によって天を観測し、体系化されたものだと改めて認識してみると、随分印象が変わってきます。この物語はその暦を作ることに命を賭した男たちの物語。個性的なキャラクターがたくさん出てきますが、みんな実在の人物というところが驚き。また、昔の日本の数学や天文学の話が随所に出てきますが、難解な部分はなく話自体はとても読みやすいです。映画がもうすぐ公開されるようですが、自分の中にできた原作のイメージを壊すのが勿体ないように思えるくらい面白かったです。

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