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19件
天使の囀り
著者 著者:貴志祐介
北島早苗は、終末期医療に携わる精神科医。恋人の高梨は、病的な死恐怖症(タナトフォビア)だったが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してからは、人格が異様な変容を見せ、あれほど怖れていた『死』に魅せられたように自殺してしまう。さらに、調査隊の他のメンバーも、次々と異常な方法で自殺を遂げていることがわかる。アマゾンでいったい何が起きたのか? 高梨が死の直前に残した「天使の囀りが聞こえる」という言葉は、何を意味するのか? 前人未踏の恐怖が、あなたを襲う。
天使の囀り
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天使の囀り
2019/07/28 20:09
ダイエットに最適な夏向きホラー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:読人不知 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジャンル的には「パラサイト・イヴ」などのサイエンスホラーが好きな人向けだと思います。
本作では、ホラー映画にありがちな、「危険とわかっている所に何故か突入して案の定……」な展開の理由が、後半で明確に解き明かされ、成程と納得すると同時に背筋が凍りました。生理的嫌悪感的な意味で。普通のホラーとは一味違う、捻りの効いた恐怖。
人によって恐怖の根源が異なることで、物語に奥行きが与えられ、恐怖カタログ的な趣があります。
劇中に登場するギャルゲの主題歌の歌詞など、細部まで丁寧に作り込んであり、日常部分のリアリティがより一層、身近な恐怖に思いを到らせます。
私はこれを読んで、少し痩せました。
お肉はよく焼いて食べましょう。
食中毒の啓発書としても使える夏向けのホラーです。
2018/10/10 00:55
胸糞!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ばく - この投稿者のレビュー一覧を見る
食前には決して読んではいけない
しかし、おもしろい
この後味の悪さが癖になるんだよなぁ
2024/07/30 16:41
素晴らしい本です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
生物学など難しい部分もありましたが、後半はどんどん惹き込まれていきます。そんな作品でしたが、何とも言えない読後感で満たされます。