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3件
兎の眼
著者 灰谷健次郎
大学を出たばかりの新任教師・小谷芙美先生が受け持ったのは、学校では一言も口をきこうとしない一年生・鉄三。決して心を開かない鉄三に打ちのめされる小谷先生だったが、鉄三の祖父・バクじいさんや同僚の「教員ヤクザ」足立先生、そして学校の子どもたちとのふれ合いの中で、鉄三の中に隠された可能性の豊かさに気づいていくのだった……。すべての人の魂に、生涯消えない圧倒的な感動を刻みつける、灰谷健次郎の代表作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
兎の眼
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兎の眼
2017/10/20 14:31
昔の記憶
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る
三十年以上前、小学生の頃に読んだことがあり、久しぶりに読み返してみました。
当時読んだときの記憶はほとんどなく、内容すらあやふやな状態でした。
一気に読み終えたのですが、小学生だった私は、当時どんな感想を持ったのか…
今と同じではないのか…何かを感じたのか…何も感じなかったのか…
唯一言えることは、「社会はあまり変わっていない」ということでしょうか。
当時の自分と同じ年頃の子供にも読ませたいなと思っています。
子供たちは何を感じるのか、非常に気になります。
兎の眼
2018/05/19 21:52
ずっと読み継がれる物語であって欲しい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まもり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「太陽の子」が好きだった私に小学生の時叔父が貸してくれ、今回久々の再読。当時も強い衝撃を受けたが、詳細は忘れてしまっていて新鮮に読み耽る。子供の頃読むのと大人になって読むとでは受け取るものに変化があり面白い。子供と真に寄り添う大人達のやさしい視線にただただ圧倒された。純粋に真っすぐに、一癖も二癖もある子供たちが心も体も健やかに育っていけるよう見守ってくれている先生たちの気持ちの根底にあるものに思いを馳せる。時代が変わり教育方針や理念も変化する中、見失ってはいけない、普遍的なものを教えてもらった気がします。
兎の眼
2016/11/25 09:00
文学作品ですね。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みきママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
灰谷健次郎さんの作品を初めて読みました。先生と生徒達との関係が深まっていく話で、とても上手に表現されている作品でした。