- みんなの評価
3件
瓶詰の地獄
著者 著者:夢野 久作
海難事故により遭難し、南国の小島に流れ着いた可愛らしい二人の兄妹。彼らがどれほど恐ろしい地獄で生きねばならなかったのか。読者を幻魔境へと誘い込む、夢野ワールド7編。
(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
瓶詰の地獄
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
瓶詰の地獄 改版
2016/01/29 17:57
読みやすい
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢久のなかでは、読みやすく解りやすい内容だと思います。題名から猟奇的な内容を想像しましが、もっと現実的な地獄が待っていました。
瓶詰の地獄 改版
2024/03/01 16:56
コワレモノ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
エグいな。
どの作品も見事に後味が悪い。
主人公たちの内面は壊れているか、
壊れつつある状況にあり、
物語の最後で崩壊が完了するという感じ。
この作品を読んでいると
上品な悪趣味という
矛盾する言葉が思い浮かぶ。
瓶詰の地獄 改版
2016/11/07 13:22
瓶詰の地獄 改版
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:によ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夢野久作を読むには「本棚にしれっと混ざった状態でしばらく寝かせて、その背中を見慣れた頃に気持ちを練り上げて高揚させていって、そして一気にずぶりと沈むように読みたい」という個人的な様式があって、今回わりと上手くいったように思う。
気持ち悪くて、とても気分が良い。
特に好きなのは『死後の恋』と『支那米の袋』、『一足お先に』だけど、『鉄鎚』『冗談に殺す』のちょっと違和感がある不快なざらつきもクセになる。
また読もう。