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異神千夜
著者 著者:恒川 光太郎
鎌倉の山中に庵を結ぶ僧に、謎めいた旅の男が語り聞かせる驚くべき来歴―数奇な運命により、日本人でありながら蒙古軍の間諜として博多に潜入した仁風。本隊の撤退により仲間とともに取り残されるが、やがて追われる身となった一行を、邪神「窮奇」に仕える巫女・鈴華が思いのままに操りはじめる。元寇に際して渡来した一匹の獣は姿形を変え、時に悠然とたたずみ、時に妖しく跳梁する。傑作ダークファンタジー。
※本書は二〇一四年十一月、双葉文庫より刊行された『金色の獣、彼方に向かう』を改題したものです。
異神千夜
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異神千夜
2020/11/16 23:13
おもしろいのですが改題の理由が解せないため星一つ減
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魅惑的なタイトル!と思ったら、「金色の獣、彼方に向かう」を改題した本でした。既に持っている! 恒川光太郎さんの本には思わず手が出てしまいます。しかし何のための改題なのでしょう?
異神千夜
2022/11/13 17:34
九尾の狐伝説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国や日本の昔話にある「九尾の狐」伝説を思わせるような獣を狂言回しに使った作品である。どの作品にも幻想的な風景が目に浮かぶような文章を書く、この作家の特徴がとても良く出ている。特に「風穴」の渦巻きは印象に残る。