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NHKにようこそ!

著者 著者:滝本 竜彦 , カバーイラスト:安倍 吉俊

ひきこもりの大ベテラン佐藤は気づいてしまった。人々をひきこもりの道へと誘惑する巨大組織の陰謀を!――といってどうすることもなく過ごす佐藤の前に現れた美少女・岬。彼女は天使なのか、それとも……。
コミック化、アニメ化され大ヒットとなった伝説の青春小説! 電子版特典としてコミック版第1話を収録!

NHKにようこそ!

税込 660 6pt

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みんなのレビュー6件

みんなの評価3.9

評価内訳

NHKにようこそ!

2008/03/31 07:50

かっこわるいことはなんてかっこいいんだろう。

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Living Yellow - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ずいぶん昔に「なぜ人を殺してはいけないか」、先輩、後輩と話していた。彼らはこういった。「他人を殺すということは、自らも殺される可能性を認めるということだ。だから人を殺してはいけない」と。その時、即座に頭に浮かんだのは彼らが自死を考えていないということだった。彼らの論理には「人は自分だけは生きていたいと思うものである」という前提がある。しかし、「自分だけ消えてしまいたい」あるいは「いっそ自分ごと」という思いに直面する、したことのある人間というのも存在する。現にここに。
 
 セカイ系とくくられがちな本書であるが、あえて「ダサイ(太宰治)直系」(大槻ケンヂ氏経由)としたい。とにかくかっこわるくて切実で、なさけなくて真剣で。かっこいい。
 本書は社会の中での、自分の存在意義を見失い、引きこもる一青年と、彼を救うことに、自分自身の癒しの可能性を求める一少女のラブストーリーである。
 NHK(日本放送協会)は彼に大きな影響を与えたのだろう。『お笑いオンステージ』、『サウンドストリート』、『YOU』、『トップランナー』、『未来少年コナン』、『ふしぎの海のナディア』、『ふたつのスピカ』。実は地上波TVでも、ラジオでも、伝統的に一番優良かつ前衛的なサブカルチャーのプログラムを提供してきてくれたのはNHKである。『バロックの森』、『邦楽のひととき』、『能楽鑑賞』、『ラジオ深夜便』、『ためしてガッテン』など年配者向けもずば抜けてよい。
 そして、現在のお笑いをあの『爆笑オンエアバトル』抜きで語れるだろうか?四角い仁鶴がまあるくまとめる『生活笑百科』なしに現在の大阪府知事は存在しただろうか?

 しかし、NHKはただの
 「語呂合わせなんだ。自分を苦しめている仮想敵。それがNHKの本質だ」。(本書p.303より)
 「あの先輩の場合なら、それは「日本ひ弱協会」を意味する」(同上)
 「岬ちゃんの場合なら、NHKは「日本悲観協会」を意味している」(同上)

 そして彼と彼女は。NHK(日本人質交換会)を結成する。
 趣旨書には「あんたが死んだら俺も死ぬぞコラ!」とある。(本書p.320)

 傷つけられたから、傷つけよう、傷つけてもいいのだという思いにとりつかれそうな、とりつかれたことのある方に。是非。
 
「君、思い違いしちゃいけない。」(『パンドラの匣(はこ)』新潮文庫、p195より)

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NHKにようこそ!

2007/07/25 23:45

気楽に読むも良し、真面目に読むも良し、目を逸らさずに読みたい1冊

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ざわ・・・ぶろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る

メインテーマ(だと私が感じたもの)は前作『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』とよく似ている。

 私たちが生きている複雑な社会には「正体不明の悪」が潜んでいて、私たちが幸せを感じられないのはその「正体不明の悪」のせいであって、自分は何も悪いことをしていないのになぜこんなに苦しまなければいけないんだ、こんなに苦しむぐらいなら死んだ方がマシだ、でも死なない、死ぬのは怖いから。
 ――という感じ。

 ひきこもり、対人恐怖症、コミュニケーション能力の低下、などといった流行の新書で、現代日本の若者が抱える問題として取り上げられるような性質を持つ登場人物は、自分の周囲を見渡してみるとそこここにいるような、決して特別ではない人間なのではないか、という気になる。
 日本の社会のシステムがこのような人間を生み出す構造になっているのだろうか?文化人類学、もしくは精神医学の領域において、文化依存症候群(wikipedia参照)という概念に基づいて研究も行われているようであるけれども、現実にそんなシステムが存在し、上記のような人間を作り出しているのならば、確かに、それは「正体不明の悪」と呼ぶに相応しく、これから社会を作っていく世代が直面すべき問題だろうと思う。

 という具合に深読みして楽しむこともできるのだけれど、ひきこもりの実情というものが著者の経験を基に、赤裸々に描かれている部分はちょっとした衝撃。だけれども、そこで本を置くべきではないと思った。世間には「臭い物には蓋」的に常識的に敬遠されるものを避けるべきである、というような暗黙の了解があるように私は感じていますけれど、性教育などが良い例かと思いますが、だからこそ知っておかなければならない、見たくないものこそしっかりと見ておかないといけないものである、とも思うわけです。

 最近の教育と昔の教育と、私は両方を体験しているわけではないですけれど、礼儀、勤勉、信頼、義理人情、自己犠牲精神、他人や年長者を敬う気持ち…etc.のような主観的イメージにおける好意的な日本的精神、こういうものが、私の感覚値においては、昔よりも低くなったな、と思います。今は隣人の顔すら知らないで暮らす方が一般的でしょう、なんだか、寂しいものです

 なんとなく『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』と似たようなテイストを醸し出しながらも、秀逸というか、読む意欲を掻き立てるような書き出しだなぁ、と思いながらサッと読んでしまった1冊。

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NHKにようこそ!

2006/01/26 20:52

現代青春ブンガク☆

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nanako17girls - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHKには2つの意味がある。みなさんご存知「日本放送協会」。そしてもうひとつ「日本ひきこもり協会」。ストーリーは単純。そう、彼(主人公・引きこもり男)を苦しめているのはNHKである。そう確信(?)した彼はNHKに対して何をするでもなく、ただダラダラした日常を過ごしてゆく。そこには、恋愛・友情などの人間関係が絡んでくる。実際に引きこもりだった作者の経験的妄想がそこには書かれている。誰しもが顔を赤らめてしまうようなセキララな告白である。そして誰しもが経験してきた(引きこもりに限らず)「青春」が書かれている。ライトノベルだと侮るなかれ、リアルな青春はこの小説に書かれている。かつて引きこもりを「終わらない思春期」だと言った人がいる。確かにそうかもしれない。だからこそこれはブンガクなのだ。「奇妙な」そして「リアルな」自伝的小説である。

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