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29件
怖い絵
著者 著者:中野 京子
残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である」。絵の背景にある歴史を理解してこそ浮き彫りになる暗部。絵画の新しい楽しみ方を提案して大ヒットした「怖い絵」シリーズの原点が、満を持しての電子書籍化。ドガの『エトワール』、ラ・トゥールの『いかさま師』など全22作の隠れた魅力を堪能!
電子書籍版の絵画はすべてオールカラーで収録されています。
本書には、紙版に収録されていた以下の2点の絵は収録されておりません。
フランシス・ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」
岸田劉生「切通之写生」
怖い絵 泣く女篇
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怖い絵
2016/12/01 14:25
絵画に対する造詣が深くなくても
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冬みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵画芸術は本当に表面的にしか知りませんがそれでも引き込まれるようなすごみがありました。惜しむらくは手に取ったのが文庫だったため掲載された絵が小さいこと。普通の単行本のほうが幾分大きいのでそちらを手に取る方がいいかもしれない。
怖い絵 泣く女篇
2017/12/12 23:51
読みやすくてグイグイ読んでしまう
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すみっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖い絵展の予習の為に買いました。とても読みやすく、グイグイと惹きつける文書、内容であっという間に読んでしまいました。結果的には展覧会でぎゅうぎゅう詰めで、本に比べると短い紹介文を読んで絵を鑑賞するよりも、家でじっくりこの本を読んで居る時の方が楽しかったくらいです笑
絵画の鑑賞方法?が変わるとても面白い本でした。基本的にあまり手元に沢山の本を残さない主義なのですが、何度も繰り返し読みたい本をとして、手元においておきたいと強く思いました。
怖い絵 泣く女篇
2017/12/04 14:01
「怖い絵」展でも最重要作である「レディ・ジェーン・グレイの処刑」が解説されています。
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
散る直前の匂いたつ美しさ、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」:彼女を死に追いやった陰謀とは。
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近親結婚くり返しの果て、「カルロス二世」:スペイン・ハプスブルク家断絶の過程は。
憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気、妄想…名画に秘められた人間心理の深淵を鋭く読み解くシリーズ。

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