- みんなの評価
10件
純粋理性批判
もう入門書はいらない! カントは従来の形而上学が陥った独断的なやり方を批判し、人間のもつ理性の可能性とその限界をみさだめる。空間とは何か、時間とは何か、認識はどのようにして成り立つのかを明らかにする。古代以来の哲学の難問を解決しようとした意欲的な試みを再現する! 難解とされる多くの用語を、ごく一般的な用語に置き換えて分かりやすさを徹底した画期的な新訳(全7巻)。詳細な解説つき。
純粋理性批判 7
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
純粋理性批判 1
2024/02/21 17:19
アプリオリ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
アプリオリの概念がわかりづらいが他の本に比べると専門性が高くてわかりやすいのかもしれない。しかしやっぱりわからないところがどんどんでてくる。
純粋理性批判 1
2023/10/28 11:50
どこが訳でどこが筆者の解釈なのか
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:fks - この投稿者のレビュー一覧を見る
どこが訳でどこが筆者の解釈なのかの区別がよくわからない。
まさか全部訳なのだろうか。
そのあたりをはっきりしてほしい。
しかし内容は以前読んでいた純粋理性批判の本よりはわかりやすいがやはり難解に感じる。
純粋理性批判 7
2020/05/08 11:29
カントによる先験的方法論が説かれ、純粋理性の訓練、基準、建築術、そして歴史について解説されます!難解なカントの思想の全貌が見えてきます!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、18世紀のドイツを代表する哲学者カントのあまりにも有名過ぎる哲学の名著です。光文社古典新訳文庫では、分かり易い現代邦訳で、全7巻シリーズで刊行されており、同書はどの最終巻です。同書では、いよいよ最後の「先験的(超越論的)方法論」の章に入り、「純粋理性の訓練」、「純粋理性の基準」、「純粋理性の建築術」、「純粋理性の歴史」について述べられます。同書の中で、「そもそも理性の関心は、何をわたしは知りえるか?何をわたしは為さねばならないか?何をわたしは希望しうるか?に区分される」と説かれ、理論理性によっては与えられない理念の客観的実在性を、可想界において確立すべきものは、何が起こるべきか(当為)を主張する実践理性であると主張されます。そして、先験的自由と自然因果性の中間に位置する実践的自由は、自由な決意性によって感性的衝動を克服するとも説かれます。いよいよ難解なカント思想の全貌が見えようとしています。